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2006年9月 3日 (日)

肉を食べる戦国武将

 今日の「功名が辻」で山内一豊達が陣中で鶏鍋を食べていました。

 時代考証的には正しく大進歩なのですが、時代劇で肉食が出てきたのはこれが初めてではないでしょうか?正直驚きました。

 日本における肉食というのは、今で言うセックスと同じで、みんなやっているけれど、人前では口にできないこと、という扱いでした。明治に肉食が解禁されて大騒ぎになったのは、人前で肉を食べることが大変に破廉恥だったからだと思われます。ふりちんで街中を歩くのと一緒だったのだと思います。

 明治天皇が東京へ移って真っ先に行ったのは皇室専用の牧場を作ることでした。私は公家は飛鳥時代以来ずっと、江戸時代にも牛肉と牛乳を口にしていたと推測しています。精をつけるためには必要だからです。だから明治天皇は率先して肉食ができたのだろうと思います。また孝明天皇は肥満体でした(あの肖像画は嘘)。

 太閤さんは伴天連に呼ばれてビーフステーキを食っていたそうです。農民が鳥獣を食っていたのは公然のことでした。お坊さんも、信徒からの布施であれば肉でも食べます。貰ったものは拒んではいけないことになっているからです。自分が殺さなければいいのです。お釈迦様の死因は腐った豚肉を食べたことによる食中毒です。

 日本史上本当に肉を食うことがなかったのは、あるいは江戸の武士と町人だけかもしれません。江戸の栄養状況はとても悪かったそうですから。

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