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2006年11月 4日 (土)

ロシアの焦り

 また日本の漁船が拿捕されたそうです。

 この前はサハリンのガス田における日本の取り分が支那にさらわれてしまいました。どうもロシアは焦っているように私には思えます。石油価格が低下し始めたので、高値のうちに資源を売りつけておきたいという心理が働いているのだと思います。もうちょっと待てばサハリンのガスだって買い叩けたはずなのに中共も我慢がききませんね。

 21世紀経済の中心は間違いなく東亜とインドになります。六者協議は、21世紀の中心の一つである東亜の利害関係を調節するためのサミットのようになりつつあります。北朝鮮問題を解決するためだけの会議という目で見ているといろいろなことを見落としてしまいそうです。できればこれに台湾を加えて七者協議にできれば完璧なのですが、さすがにそれは中共が認めないのでしょうね(^^;

 北朝鮮問題の協議では、ロシアはオブザーバーのような存在で、責任のない気楽な立場でした。ロシアの場合参加することに意義がありました。しかし、六者協議が利害調停機関になりつつある今日、ロシアが日本、韓国、中共と薄い関係しか持てていない現状は、ロシアに不利に働きます。多分ロシアはこれらの国々と濃密な協議が持ちたいのだと私は推測しています。このままだと東亜でハブにされちまうからです。だから無理にでも問題を起こして、重量級の政治家を呼んで、なんとか濃密な関係作りをしたいと考え、このように拿捕をしたり北方領土問題で鞘当てをしたりしているのでしょう。

 ロシアが東亜でちょっかいを出す時と言うのは、欧州で事を起こす前の地ならしをしている時が多い。レザノフが長崎へ来航したのはナポレオンとの対決を決意したからでしょうし、プチャーチンが長崎に来たのもクリミア戦争前夜でした。日清戦争から日露戦争もバルカン諸国のオスマン・トルコからの独立戦争と連動しています。ノモンハン事変もドイツと戦う前の地ならしでした。

 後ろから攻められるのが恐いのです。モンゴル高原から攻め下りてくる軍隊からシベリアを防衛する手段をロシアは持っていません。

 現在ロシアはグルジアと経済戦争を遂行しています。米国での共和党の弱体化によって東欧と中東での米国のプレゼンスが弱まると見て、反撃の準備をしているのかもしれません。

 日本としてやるべき事は、ロシアとの利害調停のための恒常的な場を設けることだと思います。突然攻め込んだりすることはしないよと言うことで安心させてあげればそれでロシアは満足すると思います。北方領土問題協議みたいな場を作って、そこで雑多なことを協議する形をロシアは望んでいるのでしょう。

 それと欠かせないのがモンゴルとの共闘。日本がモンゴルと強い関係を結べばロシアは日本に対して悪さができなくなります。モンゴルとは仲良くしなければなりません。

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