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2007年2月28日 (水)

必死に働くと生産性が下がる?

陰暦 一月十一日

 漠然ながらずっと不思議に感じていることがあります。日本人というのは一所懸命に働いていると思います。これは昔海外に住んでいたことがありますから実体験で分かります。インフラもまあ便利です。車も食事もそれなりに良い物を消費しています。

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2007年2月26日 (月)

辻政信が名誉回復?

陰暦 一月九日
旧日本軍将校ら、吉田首相暗殺を計画…CIA文書

 なかなか興味深い記事です。重要なのは暗殺計画云々よりも、今まで日本軍の悪の権化とされてきた辻政信がここでは正義の味方扱いされていること。それがCIAから出てきたこと。

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2007年2月22日 (木)

メイプルタウンとパームタウン

陰暦 一月五日

 「エスパー魔美」と「とんがり帽子のメモル」と「おれは直角」がDVD化された今、私がもう一度みたいアニメでDVDになっていないのは「メイプルタウン物語」と「新メイプルタウン物語ーパームタウン編」のみとなりました。

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2007年2月21日 (水)

応仁の乱後の畿内(七)

陰暦 一月四日

 永正十七年(1520)の政変をまとめると、四国と摂津の軍勢を率いた細川澄元・三好之長を、細川高国が北陸・近江・丹波連合軍で追い払ったということができます。この段階でも京都というのは、畿内諸国を二分する勢力が、争奪し合う価値がある土地であったのでした。

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応仁の乱後の畿内(六)訂正版

 間違いが見つかりましたので大幅に訂正します。三好之長を殺害したのは細川高国でした。細川澄元は三好之長と一時期不和になった物の、最後の段階では両者は行動をともにしていました。どうも人間関係が入り組んでいますので気をつけないと間違ってしまいますね。澄みません。

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2007年2月19日 (月)

大山・境港旅行記

陰暦 一月二日 【雨水】

 鳥取は大山までスキーに行ってまいりました。サンライズ出雲というブルートレインに乗って十七日朝に鳥取入りしたのだが・・・「雪が全くない!」どの山も葉っぱを落とした木が丸裸のまま。とても日本海側とは思えません。

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2007年2月18日 (日)

応仁の乱後の畿内(六)

陰暦 一月朔日 【正月】

 平成丁亥年の年明けです。あけましておめでとうございます。実は正月を新暦で祝うのは東アジアでは日本人だけです。沖縄でも、支那でも、韓国でも、ヴェトナムでも正月は今日です。

 細川澄元は細川家の惣領になることができましたが、保護者であったはずの三好之長が今度は疎ましくなりました。

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2007年2月16日 (金)

応仁の乱後の畿内(五)

陰暦 十二月廿九日

 細川政元には子がなかったため、前の摂政太政大臣九条政基の子の澄之を養子にとりました。澄之は将軍義澄の従兄弟です。しかし政元は後で他家から養子を迎えたことを悔いて、阿波細川家の澄元を養子に取りました。

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2007年2月14日 (水)

亀井静香怪気炎

 昨日は風邪で寝込んでいてすることもなく夕方ににテレビをつけたら、NHKで国会の予算委員会を中継していました。時あたかも亀井静香国民新党代表代行が質問に立って、自民党と公明党が野合しているのはけしからんと内閣に食ってかかっている最中。

 はっきり言って国費の浪費としか言いようのないどうしようもない質問でしたが、あれほど「怪気炎」という言葉が似合うシーンもあるまいと感じたのであった。

 国民新党はいい政策を持ってるんだからちゃんとした質問をしろってば・・・

2007年2月13日 (火)

六者協議が合意に

陰暦 十二月廿六日

 風邪を引いて寝込んでいました。今年は温かいので風邪を引かなくて良かったと思っていた矢先でした。油断禁物です。ここ数年腹を壊す風邪が続いていましたけれども、今年は喉にだけ来る風邪でした。断続的に微熱が出たようです(体温計を持っていないので確認はしていない)。喉の痛みが引いてきましたし、今日早めに寝れば治ると思います。毎年人より早めに風邪にかかるタチなのでみなさん気をつけてください。

 北朝鮮の段階的核放棄と支援策が決まったそうです。本当ならばまことにめでたいことです。合意内容を読んだ所、日朝平壌宣言に似ています。北朝鮮が誠意を見せればこちらは援助する、という主旨になっています。日本は平壌宣言を盾にとって、拉致被害者を十一人奪還した上に、経済制裁への大義名分も得、更に北朝鮮にまだ何も与えていません。六者の代表はこの方式が北朝鮮に対して有効であることに気がついたのでしょう。

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2007年2月12日 (月)

「応仁の乱後の畿内(四)」

暦 十二月廿五日

 ですので、戦国時代になって、守護が任地で邪険に扱われるようになったとはいえ、それがそれまでの状態と百八十度変わったかというと少々事情が異なります。

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2007年2月11日 (日)

クリーニング代の不思議

 スーツが仕事着ですのでクリーニングが欠かせません。今までは二、三ヶ月に一度まとめて出していましたが、去年の暮れから毎週少しづつ出すことにしました。

 まとめて出していた時は、数千円かかりましたので、それ用にお金を卸す必要がありましたけれども、毎週少しづつ出すようになると、生活費の中に紛れるようになって、クリーニング代としてお金を別に卸す必要がなくなりました。

 どういうことかというと、週五千円で生活しているとして、まとめて出していた時には、その生活費とは別に、三ヶ月に一度クリーニング代が数千円かかったのに、毎週一枚だけクリーニングに出す場合はその五千円の中に入ってしまうようになったのでした。

 コストダウンに成功したわけですが、人間の心理というのは面白い物ですね。

2007年2月10日 (土)

「応仁の乱後の畿内(三)」

陰暦 十二月廿三日

 戦国時代の"下克上"の実態について考えてみようと思います。

 まず室町時代の守護というのは、基本的に任地には赴任しませんでした。京都に滞在することが義務づけられていました。関東の守護は鎌倉滞在を義務づけられていました。任地には守護代を任命して実際の統治を任せました。

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2007年2月 9日 (金)

瀬戸内政権

陰暦 十二月廿二日 【針供養】

 早くも脱線します。自民党主流派の出身地は室町時代の守護大名の活躍範囲と重なるんですね。新憲法になってからのの首相の選挙区を調べますと、

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2007年2月 8日 (木)

「応仁の乱後の畿内(二)」

陰暦 十二月廿一日 【針供養】

 まず文明九年(1477)に京都での戦闘が終了。その後も畠山氏は近畿で家督争いを続けます。将軍になれなかった足利義視は土岐成頼に保護されて美濃に落ち延びました。成頼は斎藤道三に国を追われた頼芸の祖父です。

 その後織田信長が上洛するまで南近江の六角氏が絶えず幕府に反抗します。これは近江に残る荘園というのは公家と幕府の財政にとって最後の砦であり、これを押領されてしまうと京都の生活が成り立たなくなるため、幕府としては絶対に六角氏による近江の領国化は防ぎたかったため、幕府と六角が激しく対立したからでしょう。

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2007年2月 7日 (水)

「応仁の乱後の畿内(一)」

陰暦 十二月廿日

 学校で習う歴史では応仁の乱の次は武田信玄や織田信長まで飛んでしまいます。加賀の一向一揆が長享元年(1487)で京における応仁の乱終結から十年後にあたり、北条早雲が三浦氏を滅ぼして相模国を手中に収めたのが永正十三年(1516)でした。従って蓮如や伊勢新九郎(北条早雲)が生きた時代は応仁の乱の前後にまたがっていますけれども、彼等の活躍は次の時代の主役である戦国大名の発展との関わりで語られるのが普通です。室町幕府がどのように衰退したかの詳しい解説はあまりありません。

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2007年2月 4日 (日)

くたばれ東京都

新しく作った東京マラソンわざと青梅マラソンに日にちを合わせて歴史ある青梅マラソンを潰すような真似をしていたとは・・・多摩地区の住民として都の非道の振る舞いは許し難し!同じ都の中にある小さな自治体をいじめるとは、そんなにまでしてオリンピックをやりたいか、石原め。これはさすがに腹に据えかねた。

 だいたい東京都は二十三区のことしか考えていない、多摩は四百万人も人口があるのだから東京都から独立するべきだ。江戸にはたかだか四百年の歴史しかないけれど、多摩は古墳時代からの歴史ある地、江戸などに頭を下げる必要はない!

2007年2月 3日 (土)

鬼だけにうち(国会)に入れないのでしょうか?

陰暦 十二月十六日 【節分】

 "失言"問題ですが、青木参議院幹事長まで問題として煽ろうとしていますね、やっぱり何らかの権力闘争なんでしょう。この前選挙後に自民党と民主党の連携が進むだろうという予測をしましたけれども、これによって公明党だけではなく参議院自民党も窮地に立たされることを忘れていました。「たとえ民主党との連携が予定に入っているとしても、選挙をいい加減に戦われてはかなわない」という思いが参議院自民党にはあるのでしょう。

 小泉前総理が「野党が審議に出てこないのは小沢党首の不動産購入問題を追及されるのが嫌だから」という見解を示しました。さすがです。「ノムさんの時事短評」にありましたが、あれは"経費"として不動産を買ったのが問題なのであって、領収書が残っているかどうかなんて関係ありません。東京のど真ん中の一等地を小沢氏は手に入れたのに、政治団体の経費として落としたので税金を払わなくて済んでいるわけです。ひどい脱税です。

 党首の脱税を覆い隠すために駆り出されては民主党の党員の士気も下がるでしょう。柳沢厚労相はあるいは選挙までに辞任するかか解任されてしまうかもしれませんが、民主党にも今回のことはボディブローのようにじっくりと効くと考えられます。バカバカしいですね、公金横領に職場放棄です、並みの企業なら馘です。野党は気楽な商売ときたもんだ。

 くだらない話はこれくらいにして、今日は古本屋で何と「コブラ」全巻を二千円で入手しました。大儲け。話は面白いし、絵もすごくきれい。良い買い物をしました。

 「STAR WARS」なんか「コブラ」からかなり影響を受けているんじゃないかなあ。

 寺沢先生なんですが、藤子・F・不二雄先生のマンガと絵が酷似しています。正確に言うと線の書き方や影の付け方が全く同じです。藤子先生のSFに出てくるメカニックや背景も同じです。もしかして寺沢先生は藤子プロにスタッフとして参加していた時期があるのではないでしょうか?

 それと土曜朝の「ぷるるんっ!しずくちゃん」が意外に面白い。うるおいちゃんの幼女とは思えぬ腹黒さがたまりません。つむりんのつっこみも子供番組とは思えぬ毒がある。また、なみだ君の九州弁とみどりこさんの京都弁が、イントネーションまで含めてきちんとしています。だいたいテレビの方言はなべていい加減で、それなりの方言をアニメで聴いたのは初めてだったので驚きました。今「しずくちゃん」から目が離せない。


追記:STAR WARSの第一作は昭和52年だったのか、じゃあ影響を受けているのはコブラの方ですね。

2007年2月 1日 (木)

失言の裏にある物

陰暦 十二月十四日

 柳沢伯夫厚生労働大臣の"失言"がメディアで話題になっています。しかし、柳沢厚労相と久間防衛相の"失言"は意図的な発言だと私は考えています。

 この二人、安倍政権内でNo.3を競う立場にいます。久間防衛相が少し上ですが、あまり差はありません。安倍総理と麻生外相の間は緊密ですし政策も近いので麻生氏のNo.2の座は揺らぎそうにありません。ですので閣僚の間で一番熾烈な権力争いをしているのはこの二人と考えられます。

 安倍政権は外交を含めた国防政策の強化を最重要課題と位置づけています。情報部門の統合も課題に挙がっており、その中心は外務省と防衛省になるだろうと考えられます。また、景気回復を受けて財政再建の道筋が見えてきたため、社会保障の強化が可能になりました。お年寄りの投票率は高いので、参議院選に勝利するためには社会保障の強化は絶対に欠かせません。それに、権力は金を一番持っている所と金を一番使う所に集まります。近代国家で一番金を使う部門は社会保障です。

 小泉前総理を一番間近で見てきた安倍総理は、その人事術を会得しました。「かみぽこ政治学」が常用している経験則、「味方は党内に、敵は閣内に」です。久間氏の防衛政策は、安倍総理の方針とは離れています。柳沢氏はこれまでは実業部門優先の政策を提案してきました。これまた参議院選に向けて自民党がやらなければならないこととは正反対を向いています。

 現在、一番取り組むべき仕事が多いホットな官庁が防衛省と厚労省です。そこに政権が目指す政策と持論がかち合う二人が大臣として任命されました。どこまで自分を殺して政権のために働くことができるか総理は見ているというわけです。前総理が政敵の麻生太郎氏を最重要課題であった郵政民営化を取り扱う総務大臣にしたり、農業族の有力者である中川昭一氏を農業自由化を担当する経済産業大臣にしたのと同じ手法です。

 最初、久間氏と柳沢氏は総理の意図が読めなかったのか、あるいは逆の意図があったのか、従来からの持論を展開して、久間氏は米国と外務省から、柳沢氏は世論から叩かれました。その結果、防衛政策では「ブッシュ大統領は落ち目だけどやっぱり日本が支えてあげないと駄目だよね」、社会保障政策では「そろそろ実業界ばかりではなく、勤労者や社会的弱者の方を向いた政策をやるべきだ」という空気が醸成されてきました。

 久間氏のブッシュ大統領非難と柳沢氏の女性を機械になぞらえる発言は最後の大勝負だと思います。

 久間氏の発言は、情報部門の統合で外務省にイニシアチブを渡さないようにするため、外務省の力がどれくらいあるのかを観測することが目的であろうと私は考えています。閣僚が、外務省を困らせるようなことを言った時、どのようにして火消しをするのか、あるいは外務省はどのような諜報攻撃を仕掛けてくるのか、外務省に挑戦しているわけです。これは防衛省と外務省の諜報戦です。もちろんNo.3としてNo.2を狙っているのはもちろんです。

 柳沢氏の発言の目指す所は女性の覚醒でしょう。教育問題も少子化問題も、詰まる所、日本女性の母性が危機に瀕しつつあるのが原因です。これまで、日本の女性はしっかりしていました。日本の母親は世界に誇るべき素晴らしいブランドでした。しかし、現在の日本女性の母性は危機に瀕しています。そのため、女性に頼り切っていた出産・育児が崩壊してしまったのです。

 教育問題を少子化問題を解決するには、昔のようなしっかりとした母性を復活させるにしても、男性や行政の役割を拡大するにしても、やはり女性の奮起が絶対に欠かせません。女性にもっともっと思う所を社会に発してもらうことなしに効果的な政策を作ることは不可能です。そこでわざと女性を怒らせるような、しかし女性にしかできないことを再認識してもらうような表現を敢えてしたのでしょう。講演会の出席者からは全く異論が出なかったことからもそれは分かります。

 失言問題が起きてから柳沢氏のこれまでの発言を調べてみたのですが、どうやら財務省がコントロールできる範囲で、社会保障を行うべきであるという立場で、従って税収が減る不況の時には福祉切り捨てを主張し、税収が増える好況の時には福祉の拡大にも理解を示しているようです。蛇口の開け閉めの手段が確保されているのならば、福祉の拡大も吝かではないという立場らしいです。複雑ですけれども本格的な大人の意見ですね。

 権丈先生によると、こういう自由経済派の政策が実現されると、不況の時に福祉が絞られるから気をつけた方が良い、ということらしいのですが、今はとにかく福祉を立て直すべきですから、私は柳沢氏を応援したいです。一度確保できれば既得権になりますし(笑)再び不況が来る時には柳沢氏は厚労相ではなくなっているでしょう。

 一番株を下げたのが野党で、国会のしょっぱなから審議拒否では国民の彼等を見る目は白けると思います。久間氏や柳沢氏としても、国会で質問を浴びせかけられる方が困るはずなんですが・・・早く審議拒否なんてバカなことはよして、しっかりと仕事をやってください。

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