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2007年5月26日 (土)

「みらくるミミカ」レビュー

陰暦 四月九日 【湊川神社楠公祭】

「みらくるミミカ」
 回転寿司のあがりちゃんにうつつを抜かす若だんなの料亭に絶体絶命の危機が訪れます。名物のお土産「梅干しおにぎり」の梅干しが切れてしまったのです。 すわ!料亭「だんだん」存亡の危機。おばあちゃんは意地悪をして全く助けてくれません。若だんなの両親は慌てるばかり。こんなんでこのお店の未来は大丈夫 なんでしょうか。

 若だんなは一念発起して、新しいお土産を考えることになりました。やや強引な連想から新しいお土産は稲荷寿司に決定。「お土産なんだから、家で待っているお母さんや子供が喜ぶ品を」というミミカちゃんの女の子らしい意見を取り入れて、五目ご飯を使うことにしました。しかし、稲荷寿司はご飯が外から見えないという落とし穴があったのです。

 そんなとき、腹を空かせたタマちゃんが手巻き寿司をつくるを見て閃いたミミカちゃん、油揚げを海苔のようにして稲荷寿司を巻くことにしました。この料理はかつて「京樽」のメニューにあった気がしますが深くは追及しまい。見た目も可愛いお寿司ができました。

 喜び勇んでお店に持ち込むも、味がいまいちというお客さんの声。ウメおばあちゃんからは失格の烙印を押されてしまいます。しかし、おばあちゃんが助け船を出してくれて、落としぶたを忘れていたと言うことに気がつきます(あがりちゃんはそれを伝えようとしたのですが、若だんなに知らせる暇がありませんでした)。

 今度は成功。でも実は梅干しはまだ残っていました。若だんなを跡取りとして育てるためのおばあちゃんの策略だったのです。散々な目に遭った若だんなだけれど、最後はあがりちゃんと念願のデートを楽しむことができました。

 あがりちゃんが教えそびれたコツ、私はすし飯の水加減だと思っていました。すし飯は確か少し硬めに炊くんです。それと、稲荷寿司はお寿司の中でも一番難しい部類です、子供にはなかなかできないはず。梅干しが切れたのが嘘というオチは最初から見えていましたが、ウメおばあちゃんは自分の息子よりは若だんなの方に期待しているんでしょうね。この調子だとおばあちゃんが死ぬと同時にあの料亭は潰れるので、若だんなは頑張ってしっかり者のあがりちゃんをお嫁にするべきでしょう。

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