参議院選挙の予測(二)
今回の参議院選挙ですが、年金や政治献金の話は一ヶ月後には沈静化していると思います。それよりも深く国民に沈着した恐怖は「夕張ショック」です。自治体も破産する、破産した自治体では増税が行われ、行政サービスは低下する。これを夕張市の破綻は見せつけました。
この春から定率減税は終わり、国から地方への税源移行が行われました、これは「住民税の増税」という形に一般国民の目には映っています。しかも参議院の選挙区は都道府県ですので、選挙民の目は自治体の財政に向くはずだと私は予測します。
21世紀研究所が出した都道府県の償還リスクを使い、選挙期間の名物サイト「選挙でGO!」の激戦区の勝敗を判断し、比例代表選挙の結果は争点がはっきりしなかった平成15年(03年)の結果に準拠すると考えて議席予測をしたところ、以下の通りになりました。
比例代表
自民17 公明7 民主19 左派5 国民新党・新党日本3
1人区
自民15 民主13 国民新党1
2〜5人区
自民18 民主20 公明5 新党大地1
合計、
自民50 民主52 公明12 国民新党3 左派5 新党大地、新党日本2
自公連立与党の過半数維持には64議席必要ですので2議席足りません。というわけで、このままいけばおそらく国民新党、新党大地、新党日本がキャスティングボードを握ることになると私は思います。
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おもろい!アンタの解説おもろい!
高座に座ったらどや(笑)
えっと、2議席足りない場合は、
そりゃ、ベタなシチュエーションとしては、民主党に忠誠度が低いとか、何かスキャンダルを抱えている奴のところへ行って、麻縄で拘束して、札束で、ほっぺたをね、ぺたぺたとやってやれば、1日で補えるのでは(笑)
投稿: NMR | 2007年6月14日 (木) 11時51分
麻縄で縛ったら別のことに目覚める議員さんが現れそうですねえ・・・
投稿: べっちゃん | 2007年6月14日 (木) 19時49分