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2007年7月11日 (水)

夏風邪

陰暦 五月廿七日

 しつこい夏風邪のせいでなかなか調子が戻りません。仕事にでるのが精一杯。というわけで輔住さん、年金の話は暫くお待ち下さい。

 職場でも咳をする人はいるが休む人はいない。どうも私だけひどい風邪にかかったようで損をしたような気がしてならない。先々週の土曜に町田のプールへ行って、耳から水が入ってなんか変な病気になりかけたのかもしれぬ。これからは耳栓をしよう。

 「おれは直角」のDVD−BOXを買いました。以前言ったように、少年向け漫画では一番好きな作品です。お白砂のシーンは何度見ても泣けます。ヤンキー先生のビデオなんぞ配るよりも直角を配った方が子供は感化されると思う。

 あれだけ長州を持ち上げるのだから小山ゆう先生はてっきり山口県出身だろうと思っていたら、静岡県でした。徳川やんけ!

 今回十六年ぶりにアニメを視聴しましたが、漫画の良さが良く再現されていると思いました。単行本十四巻分を三十六話にまとめたので、無駄なく引き締まった構成になっています。岸義之先生(キャラクターデザイン)の絵も小山先生の絵と相性が良く、漫画の力強い線を失うことなくアニメ化できています。80年代のスタジオぴえろは本当に素晴らしい。

 直角のやたら理屈っぽいのに手も早いところがいかにも長州らしいと思います、それと酒と女にあっけらかんとしたところも実に(笑)

 理屈だけに終わらず自分から先に走るところが幕府と長州の明暗を分けたのでしょう。「おれは直角」の漫画版には薩摩藩の嫌らしさを表現した話もあり、小山先生が幕末を非常に深く研究されていたことが窺われます。いまいちマイナーだけれど、日本を代表する漫画を五つ撰べといわれたら私は「おれは直角」をその中に入れたいですね。

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コメント

>輔住さん、年金の話は暫くお待ち下さい。

了解しました。

ちなみに、小山ゆう氏の作品は子供のころ、「がんばれ元気」の原作を見た程度なので、あまり分かりません。
古本屋で安く売ってたら、買ってみようかな?

僕が子供に見せたいアニメは、2005年に文化庁のメディア芸術祭 優秀賞を獲った、「かみちゅ!」ですね。(URL参照)どこのツタヤにもきっと置いてあるから、まだなら是非見てみてください。

めっちゃジーンと来ますよ!80年代の尾道が舞台で、その時代の雰囲気がすっごく良く出てるんで、僕等にはノスタルジー溢れる作品ですし。んで悪人が一人も出てこないんですから。繰り返しギャグも在ったりして…。ポイントめっちゃ高いです。今はマイナーやけど確実に歴史に残ります。

最後に一言。「巫女さん最高!」

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