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2007年8月12日 (日)

さすが森さん

 森喜朗代議士(前総理でもないし派閥の領袖でもないのでこうとしか呼びようがない)が秋に発足するとされる安倍改造内閣の人事に介入したとか言って、安倍総理を応援してきた側の人の一部が怒っています。けれどこれって怒る必要があるのでしょうか?

 まず福田さん。ポスト小泉として福田さんが脚光を浴びたのは、彼が中共との関係改善に前向きだと見られていたからです。彼自身は中共については何もいっていませんが。であるならば、安倍総理が中共との関係改善を果たし、閣僚の靖國神社参拝が取り止めになった今、福田さんがでてきても特にやることはありません。ただ情報管理に強いというイメージがあるので、マスコミにやられっぱなしの安倍内閣の立て直しになることは間違いないでしょう。

 次に谷垣さん。確かこの人の持論は財政再建であったはずです。民主党は今回積極財政を提唱しましたので、谷垣さんを内閣に入れると言うことは、財政面で安倍内閣は民主党と真っ向から戦うことを宣言しているに等しい。これも安倍内閣の強化に繋がりこそすれ弱体化にはならない。

 数字に明るい谷垣さんを財務大臣か厚生労働大臣にして民主党のばらまき政策のいい加減さを徹底的に追及する。エージェント福田さんを総務大臣にしてマスコミを震え上がらせる。あるいは農林水産大臣にして地方に理解のありそうなあのルックスで農家を何となく安心させつつ裏で大規模化を推進。最強じゃないですか。

 この二人を入れることはどう考えてもこれまで以上に安倍内閣は野党やマスコミに対して攻撃的に臨みますと言っているようにしか思えない。別に支持者は怒る必要ないんですね。森さんはやはり大したものです。

 私としては残念なのは麻生外務大臣が自民党の役職に就く公算が高いこと。麻生さんには終身で外務大臣をやってもらいたいと思っていたくらいですから。あの才能を狭い日本の自民党の党内政局で使うなんて無駄遣いも良いところです。けれどもそうもいっていられないんでしょうね。

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