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2007年8月11日 (土)

雑文

陰暦 六月廿九日

 東京の梅雨明け以来の平均気温は史上二番目の高さ、この調子で行くと今年は史上最高に暑い夏となりそうなんだとか。私、人間活動による地球温暖化は信じていないのですが、ここ数年間暑い夏が続いていることは間違いないですね。

 温暖化と南洋で島嶼の浸食が進んでいる原因は、大洋底がマントルの活動活発化で隆起して、マントルが大気を温め、海洋の周辺部は海底隆起の反動で沈降しているからではないかと思っています。データは集まっていませんが、勘です。

 原因は人間ではありませんが、マントルが出す熱量の方が断然大きいし、人間活動のスパンよりも桁違いに継続する時間が長いので、あるいは事態はより深刻であるかもしれません。最近の日本の地震活動活発化も関係があるのかもしれません。

 さて明日から、既に日が変わったので今日ですけれども、一週間の夏休みに入りました。今年の夏休みは、義理を欠いている大学時代の友人の顔を見て回る旅 行をします。東京でしょっちゅう顔を合わせているのですが、やはりたまにはこちらから出向かないと嫌われてしまうかもしれません(^^;

 欧米では市場が大変なことになっているらしい。米国がクラッシュすることはないと思うのだが、今回はむしろ欧州の方が深刻なのではないかと思う。欧州は世界中から高金利で金を借りすぎている。小規模なアジア通貨危機のようなことが起きる心配がある。だから欧州中央銀行も即座に大量の当座資金の供給に乗り出したのだろう。当事者であるはずの米国よりも多い。

 これはおそらく、日本で銀行の不良債権チェックが厳しくなったことが引き金でアジア通貨危機が発生した(東南アジアへの最大の貸し手は日本です)のに似た現象が発生しつつあるのだと思う。米国にとっては損失は手の内にあるけれど、サブプライムの高配当を当てにしていた欧州の金融機関の方がことが深刻なのではないだろうか。

 それにしても金融ショックが世界を駆け巡っているのにこっちは高見の見物だなんて日本もほんの数年で変われば変わるものですね。ていうかこれの引き金って野村證券が手を引いたことだったような。今世界中で金を借りている人は、最終的には日本に金を返さなければならないのでだから円の価値が上がっているのでしょう。これで日銀も当分金融引き締めができなくなったと思います。でないと、日本人はEUを歩けなくなるかも(^^;

 長年愛読している「溜池通信」のかんべえさんに何だか最近捨て鉢のコメントが多い。どんなときも日本経済がどん底の時も、同時多発テロに世界が震撼した時にも決して明るさを忘れなかった人なのにどうしたことか、他人事ながら心配になる。

 原因は何となく想像が付く、本人は気がついていないけれど、春に母親を亡くした喪失感が徐々に心を占めているのだと思う。別に日本経済や政治が何かを失ったわけではない。失ったものを政治経済の浮き沈みに求めても心は充たされないだろう。

 彼に必要なのは静かに喪に服すことではないかと私は思う。

 最近見つけた勉強になるコラム。生活実感に合いますし、第一経済学者の言うことの中では飛びきり分かり易いです。日本の高齢者が世界でも恵まれているので、少しぐらいは我慢しても良いなんて、なかなか言えることではない。学問的に誠実で勇気があると思います。あと・・・やっぱり日銀って・・・やっぱりバブルの時に必要だったのは不動産取引の規制撤廃であって、金融引き締めではなかったのではないだろうか。それと、私は専業主婦派なんですが、少子化の解消に一番効果的なのは女性が働いて家庭の収入を増やすことで決着みたいですね。むむう。

nikkei bz 原田泰 「経済学で考える」

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