ジブリを支えた背景職人
陰暦 八月十日 【彼岸の入り】【寒川神社例祭】
鬱で動くと吐き気がするのですが、有休を取って病院へ行ったついでに都立現代美術館の男鹿和雄展を鑑賞しに深川まで出掛けました。
この前の日曜に、茨城から帰る途中に寄ったのですが、スペースマウンテン並みの待ち時間に恐れをなして逃げ帰ってきたリベンジです。今月で終わりなので、平日に行くチャンスは今日だけ。それでも待ち時間三十分。大変な人気です。
感想は、素晴らしいの一言に尽きます。
スペインリアリズム絵画のような濃密な描き込みに圧倒されました。芸術として世界に十分に通用する絵を仕事として量産していたなんて、日本のアニメーターはすごすぎです。私は日本のアニメは職業芸術家が到達した芸術の頂点の一つと思っています。
私はやはりトトロの背景が清新な感じがして良いと思いました。幻魔大戦の背景も終末的な雰囲気と廃墟から神々しさが出ていてよかったです。三階にはアニメの撮影技法の紹介コーナーもあって、勉強になりました。
会場には背景を引き伸ばした写真がいくつかあり、そこでは撮影もできます。五月とメイの世界の住人になることができます。アニメオタクならずとも一度は見ておくことをお薦めします。常設展の岡本太郎の壁画「明日の神話」も必見です。
期間は九月三十日まで。
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