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2007年10月22日 (月)

秩父鉄道SL撮影紀(二)

陰暦 九月十二日 【時代祭】【鞍馬の火祭】




羽生から秩父鉄道に乗り換え。

  秩父鉄道の沿革(秩父鉄道株式会社HP)によりますと、秩父鉄道は創業明治32年、なかなか歴史のある鉄道です。明治から大正にかけては絹糸の輸出が日本を支えていましたので、秩父とか青梅とか真岡といった山奥にも鉄道がいち早く敷かれました。国土のバランスがとれた開発といった意味では徳川時代や明治の方が実現できていたんですよね。


 大正11年に影森まで電化されていますので、秩父鉄道にSLが走った期間は意外と短いことが分かります。


 秩父セメント株式会社(現太平洋セメント)の設立は大正12年。東京オリンピックを機に一気に鉄筋コンクリート化した東京の建築を秩父武甲山の石灰岩が支えました。お陰で名勝は見るも無惨な姿になってしまいましたが・・・秩父鉄道は石灰岩運搬に大活躍しました。



丸禿にされた武甲山

秩父鉄道名物の石灰岩運搬貨物



 羽生から秩父まで急行に乗り、秩父から鈍行に乗り換え、車内から撮影ポイントを物色します。影森に丁度良さそうな陸橋がありました。これは帰りのために取っておきます。武州中川で下車、行きの撮影は武州中川ー武州日野で行う予定です。




 武州中川から15分ほど歩いた場所にて。


 ここまでは陽が射していて、「あいつら(大学時代のサークル仲間)と違って晴れ男の俺は勝ち組だぜ!」と思っていたら、みるみる秩父御岳に雲が集まりだして、お日様を隠してしまいました。やはり我がサークルは何かに祟られているようです。


 影森の陸橋からの撮影はきっとアップになるはずだから、行きは見通しの良い場所にしたいと思いながら探したのですが、全然見つからず、武州日野を過ぎて、武州日野と白久の真ん中変でやっとそれらしい場所にたどり着きました。これも近接です。俯瞰するには荒川の右岸に渡らないと難しいようです。



 待つこと十分で汽笛が山にこだまします。でもそこから五分くらい待たされました。上り道ですし、華奢な蒸気機関車だし、風景を楽しむ観光列車なのでのろのろなんですね(^^;わたし、この後影森の陸橋でSLと100m競争して勝ってしまいました(笑)



キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!



やっぱSLはかっこいい!


力行なので足下から蒸気まで出してくれました。


よく考えてみたら、蒸気吹き出しているこんな近くにいたら危ないですね(笑)
観光用ののろのろ運転だから良かったもの、本気を出していたら危ないところでした。



 車内の子供が「バイバーイ」と言ってくれたので、こちらも応えて手を振りました。


 白久で白ワインを購入。鈍行に乗ってSLを追いかけます。三峰口ではSLが迎えてくれました。整備士のおじさんがお客さんを前に車両の説明をしてくれました。



潤滑油の供給部、ガーゼに油を含ませるようになっています。SLはベアリングがないので自動車のようにグリスがつかえないためこのような仕組みが必要なのでしょう。ということはSLの軸の減りは早そうですね。



本日のベストショット、秩父鉄道の整備士さん


 帰り、一つ前の列車でSLを先回り。陸橋に行く途中で汽笛が聞こえたからさあ大変、全速力で走ってぎりぎりセーフ。


 撮影客が人だかりをなしていました、有名なポイントだったみたいです。SLの方もそれが分かっていて、時速7kmくらいで運転していました(だから徒競走で勝てた)。秩父鉄道、サービス満点。


 この後西武秩父駅まで歩いて(これが結構遠くてばてた)、駅で饅頭を買って、西武線に乗って帰りました。SL撮影の時だけ曇っていたのを除けば、大成功旅でした。




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