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2007年11月10日 (土)

電脳コイルーNHKバーチャルワールド三部作

陰暦 十月朔日

 こちらでは触れることはありませんでしたが、「電脳コイル」を先月から見ています。NHK教育で流れているSFアニメです。NHKは「恐竜惑星」と 「ジーンダイバー」以来、現実世界と電脳世界が融合する未来を描いたアニメを制作しており、時系列的には「電脳コイル」が一番近未来です。

 ここから先はSFアニメのディープなオタク話です(^^;

 「恐竜惑星」はほとんど見ていないので「ジーンダイバー」で話を進めますが、これが一番遠い未来でここでは物質が電脳世界と現実世界を行ったり来たりしています。しかも無機生命体が作ったデータベースにのっとって四次元世界というモニターに現れた写像が現実世界であり、データベースの方が本物であるという驚くべき世界観を持った作品です。

 人類は物質を電脳世界に転送できる仮想世界を作ったつもりが、その仮想世界が無機生命体がが作ったデータベスへアクセスできる経路になってしまい、有機生命体によるデータベースへのアクセスを防止しようとする無機生命体は人類の歴史を書き換えようと様々な侵略を試みるというのがジーンダイバーのあらすじです。

 この世界では、過去というのはデータベース上の日付に過ぎませんので、データベースの上を行き来する方法さえ手に入れれば、タイムトラベルが可能です。

 似たような世界観にのっとって描かれた作品として「涼宮ハルヒの憂鬱」や「ひぐらしの鳴く頃に」があります。ハルヒの場合、ハルヒが何故か先天的にデータベースにアクセスする能力を備えていることになっています。ひぐらしは話に聞いただけですが、何度でも書き換えができる世界と言うところが似ている。あれを書いた人はVIA MEDIA氏作の「新世紀エヴァンゲリオン」のオマージュ作品「原初の光」を読んだことがあるんじゃないかと私は思います。

 「ジーンダイバー」の手前の世界を描いたのが「コレクターユイ」です。ここでは人間は意識を電脳世界に飛ばして、電脳世界の中で色々な体験をすることができることになっています。

 「コレクターユイ」では、バーチャル世界に入る小道具として眼鏡がでてきます。またバーチャル世界に入った際に事故が起きて意識が現実世界に戻ってこれなくなった人と、意識がバーチャル世界に入っている間に肉体が死んでしまった人が登場します。これを受けて作られたのが「電脳コイル」です。

 「電脳コイル」では、現実の空間に、バーチャル世界が投影されています。眼鏡を使うと、バーチャル世界が見えます。どうやら「電脳コイル」では、空間に電気回路を書き込む技術が実現しているらしい。となると、あるいは「コレクターユイ」よりも「電脳コイル」の方が先の未来なのかもしれません。空間に回路を書き込むため、特定の場所がアクセスポイントになったり、スイッチになったりします。

 また、神社仏閣や妖怪や幽霊をSFに織り込むという日本のSFの伝統技法を取り込んでいます。

 ちょっとまとまらなくなってきましたので、明日続きを書きます。

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