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2007年11月27日 (火)

奧利根号撮影記 その二

陰暦 十月十八日

 私は常々友人から「地図が読めない男」といわれ続けているのですが、今日それを思い知らされる体験をしました。

渋川市を通っているのは長野新幹線じゃなくて上越新幹線だったのか!

 どおりで緑色とか青くて二階建ての新幹線しか走っていなかったわけだ。だって榛名山があったからてっきり長野新幹線だと思ったんですよ。今さっき群馬県の地図を広げて初めて気がつきました。そうか、長野新幹線は高崎から左に走っていたのか。

 考えてみれば渋川は高崎の北だから、長野新幹線が併走しているはずがないのですが、地図が読めない人の頭の中ではこれが不思議と同居できるんです。どうだ参ったか。

 さて気を取り直して、昨日の続きだ。


 今度は利根川の対岸から水上号を撮すために大正橋に戻る。丁度線路を見通すことができる場所に神社があった。縁起を記した石碑を読んでみると、祭神は天宇受売命とある。これは珍しいということで、写真に撮った。以下石碑の文章を起こします。興味がない人は読み飛ばしてください。

大宮姫神社

白井大宮に鎮座、旧村社で氏子数百八十戸。現社殿(近代の建築)は古墳上に建てられていて、前は渡屋に通じる道で渡しや橋があった。後ろは近代始めには永井長次郎設計施工による大宮橋(飛橋)に通じ、白井町五十の六斎市には勢多西部よりの通交による参拝者もあったことがうかがえる。上野國郡村誌に「社地東西二十五間三又・南北二十四間、面積六百十四坪、祭神天宇受売命(あめのうずめのみこと)」とある。鎌倉時代の上野國神名帳群馬郡西部の筆頭に正三位宮姫明神があり、榛東村の大宮神社に擬せられているが、白井の大宮姫神社の名称がよく一致している。しかし、当社は群馬郡東部に位置しているので疑問が残る。平安時代の延喜式神名帳の大宮売命は、役所の建物を守護する神で、これより推測して、群馬郡庁が、榛東村にあり、郡司(郡庁)が大宮神社を、新たに祀ったものであろう。郡司は当初は世襲ではなく、郡庁の所在地は随時移動したことがうかがえる。当社近くには古代豪族の白井古墳群も存在し、当社も郡司祭祀と考えて差支えない。例祭日は四月十五日・十月一日である。

昭和六十三年十月
子持村

 というわけで、古代豪族の古墳の上に建てられた神社だそうです。もしかしたらこの地の首長は女性だったのかもしれません。

 水上号は遠すぎてきれいに撮れなかったので没。来年は望遠レンズを買うぞ。

 そこから金町まで渋川までの倍しかないので、歩いていくことにしました。この日はぽかぽか陽気で汗がふき出てくるくらいでした。台地の上では蒟蒻芋の収穫の最中。群馬県だけで日本の半分以上を収穫しているんだとか。藁を満載したトラックも通り長閑な晩秋の風景が楽しめました。


途中に見つけた変な看板。でもなかなかいいデザイン。北牧宿という小さな宿場町にて。

 一時間半ほど歩いて金町に到着。長野、じゃなかった上越新幹線のでかい陸橋が見えます。本来の計画では、山をちょっと登って新幹線を撮すはずだったのですが、森が深くて全然見えない!道なき道をかきわけてトンネルの上に出た(柵越えはしていませんので通報しないでください)はいいけれど、今度はトンネル横に変電所があるので電線だらけで新幹線が見えない。まさに踏んだり蹴ったり。というわけでお見せできるような写真はありません。

 でも鳥のさえずりは聞くことができました。

 それにしても新幹線がトンネルを走る音は数km先からでも響くんですね。下をトンネルが走っている土地は絶対に買うまいと思いました。

 吾妻線の登が車で時間があったので、駅前の日帰り温泉富貴湯に漬かってきました。広い湯船、露天風呂もあって400円、これはお得です。かけ流しの天然温泉だそうです。家族でやっているような小規模な入浴場ですので不正表示じゃないでしょう(笑)ぬるめが好きな人にお勧めです。いいお湯でした。

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