異族婚の神話
陰暦 九月廿七日
神話や昔話には、人間と動物が結婚する話が数多くあります。このタイプのお話には面白い法則があります。
人間の男が動物と結婚する場合、
(M1)動物の女は人間の姿に化ける
(M2)男は女が動物と気が付かないで結婚する
(M3)正体がばれた女は、子供を連れて男の下を去る
(M3')正体がばれた女は、子供を残して男の下を去る
(M4)後日、動物の母子が男のことを遠くから見つめていました(心配しないでという伝言を送ってくることもある)
これに対して人間の女が動物と結婚する場合
(F1)動物の男は人間の姿に化ける場合と化けない場合両方ある
(F2)化けている場合は女は喜んで嫁になる、化けていない場合は当然女は嫌がる
(F3)男と暮らすうちに、子供も生まれ、女はやがて動物に姿を変える
(F4)後日、女の実家を動物の一家が遠くから見つめていました(心配しないでという伝言を送ってくることもある)
男は自分の出自を捨てられないけれど、女はどんな相手にも自分を合わせてそれなりに幸せにやっていける。分かるような気もしますね。
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