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2007年11月11日 (日)

農業が危ない

 遠藤農相が辞任して以来ピタリとマスコミの農相イジメが止まった。それ以来全国紙は農業について報道しなくなった。しかしネットで地方紙の記事を検索すると、各地で農業補助金の不正受給が明らかになって、日本中で農協が手入れを受けて大変なことになっているらしい。

 更に平成十九年度産の米の価格が下落してこれまた農家にとって打撃になっている。これは何だか空売りとかの変な取引が行われている臭い(根拠なし、勘です)。これから 日本の農業も、戦前同様に資本主義化すると思うのだが、戦前のように農産品市場が怪しい先売り業者が暗躍する世界になってもらっては困る。アメリカさん じゃありませんが、農産品市場の公正化政策が必要なのではなかろうか。

 食品加工業で不正が次々と明らかになっていることも気になる。

 自民党が集落営農の推進を緩めたから農相イジメが止まったのか、はたまた農協が手入れを受けたのを隠したくて全国紙は農業について報道しなくなっ たのか。そして日本の米相場は怪しいお金が蠢く世界になりつつあるように私には思えるのだが、これについてマスコミはどう思っているのか、全然知らないの か、知っていて黙っているのか。

 ちなみに、「農協」でニュース検索をすればすぐに分かりますが、農協は二年前から民主党を応援しています。農協と自民党の関係はとっくに切れていたようです。

 自民党と農林水産省が言うように大規模化するにしても、民主党と農協が言うように零細農家を生き残らせるにしても、農業を闇の世界の手に渡してはいけないと思う。このまま国会が空転していたら、農業は不正な金融に牛耳られてしまいそうな予感がする。

追記
 どういうことかというと、今年は農業の法人化元年なわけです。市場というものに慣れていない集落営農の担い手はいいカモなんです。米相場を下落させ、担い手に打撃を与える。農協も信金も弱体化しているので、担い手は怪しい金融に手を出さざるを得なくなる。私が悪い奴で金を持っていればやります。

 秋に買いたたいて、夏に高く売って大儲けするのは米相場の基本。法人化元年で色々と入り用だった担い手達はすぐに現金がほしいので、いつもより多めに米が放出されたのかもしれません。

 土建屋も全然儲からないし、サラ金は役所の監視が厳しくなったし、バブルの時のように土地転がしもできないとなったら、今後は闇のお金は米相場に向かうんじゃないかと私は思うんです。大きな金が動かせて、しかも監視が緩くて混沌とした状況にあるのは今の日本では米相場くらいしか思い浮かばない。

 来年の春以降、担い手は資金繰りに行き詰まるでしょう。その時までに支援策を考えておかないと、農業は闇金融の草刈り場になる可能性があります。

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