悪魔払いの経済学(五)・・・付加価値と総資産
陰暦 十一月十一日
ギブスの自由エネルギーの変化はdG=Vdp-SdTでこれを私の電波ユンユン経済学に当てはめると、資本(V)が変化しない時に金利(p)を変化させるとそれが消費と生産(TS)に響くというわけで考えてみれば当然のことでした。
そいじゃそれぞれの自由エネルギーは経済で言ったら何になるかということなんですが、
ヘルムホルツの自由エネルギーはF=U-TSで、国家の内部エネルギーの中から、人間の活動によるものを取り除いて、形として残った生成物ということになるでしょうからおそらく付加価値。
ギブスの自由エネルギーはヘルムホルツの自由エネルギーにpVを足したものだから、総資産、多分。
考えてみたけれど、どれか国民総生産で、どれが国内総生産、というところまでは限定ができない気がします。ちなみにこれらは自由エネルギーですので、外からのエネルギー補給がない時に(この場合の外というのは中央銀行による貨幣の発行も含む)、金利や資本の変化によって取り出すことが可能な経済力ですので、資本(V)や金利(p)の変化がマイナスの時にFもしくはGがプラスになるということで合っています。
ネタが尽きたので、このくらいで今回の分は終わりにします。この知見を活用して、色々統計で験してみて何か発見がありましたらまた書きます。
« 悪魔払いの経済学(四)・・・金利とヘルムホルツの自由エネルギー | トップページ | いいことあるわよ »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 法人税を事業所別の支払いにしよう!(2019.07.03)
- 日経が初めて決算ベースで歳出を報道(2018.12.22)
- 世論調査の回答率(3社比較)(2017.08.06)
- 世論調査の回答率(日経新聞+テレビ東京)(2017.08.06)
- 世論調査の回答率(朝日新聞)(2017.08.06)
コメント