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2008年1月18日 (金)

オタクが漫画を殺す

陰暦 十二月十一日 【土用】

 「ローゼンメイデン」の第5〜7巻をやっと入手できました。よっぽど急いでパッキングしたと見えて、カバーが八ページ目に挟んでありました。ストーリー は新たな展開があってより重層的で面白くなってきたと思います。けれどPEACH-PIT先生の漫画は最近の漫画にありがちな台詞が先走っている作品で絵 が追いついておらず、結果、バストアップの絵だけになって、キャラクターが何をしているかが絵からは読めないので、非常に分かりにくいです。

 漫画とアニメが小説と比べて焦点をぼかした台詞で表現できるのは、絵が補っているからですが、絵がどのキャラクターがしゃべっているかを表すための記号でしかなくなっている漫画では、小説並みに情景を文字で説明しないと何だかよく分からないです。

 あるいはこれが同人誌的な表現というものなのかもしれません。それでも買う人が出てくるようになったということかもしれないけれど、作 らせる側も、絵的には未熟な作家をあまり甘やかすのはどうかと思います。そう言った意味では、作家を廃人にしてでも、未熟な作品は出させないサンデーや ジャンプ(除:富樫先生)等の老舗漫画誌は立派なのかもしれません。

 やはり白楽天同様に、鑑賞のいろは何ぞお構いなしの人にも分かってもらえるように努力することが必要なのではないかと思います。最近のオタクは作家を甘やかしすぎです。これではいずれ落語や歌舞伎と同じ轍をふんでしまうことでしょう。

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