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2008年3月12日 (水)

民主政治の学校

陰暦 二月五日 【二月堂お水取り】

 今日スーパーで晩のおかずを買い物していて立ち聞きした主婦の会話です。

「うちの小学校の先生が家庭訪問とか学校の用事で車を動かす時のガス代って全部自分持ちなんだってさ」
「だから良い先生が私立に逃げちゃうんだよね」

 素晴らしい!失礼ながら、よもや日本の地方都市でこれほど高尚な会話をおばさんの世間話で耳にする日が来るとは思いもよりませんでした。これこそが民主政治の出発点です!

 物価高という生活実感に根ざしている、子供の教育という家族に直結する問題、そしてすごいのは良質な教師を確保するためにはお金が必要だと言うところまでたどり着いている点、どれを取っても申し分がありません。

 そしてこれがPTAの議題として提案されるところまで来れば完璧です。PTAとは健全な青少年の育成とか言う抽象的なことを語ったり保護者をオルグする 場ではなく、このように教育現場で発生している問題を見つけて、保護者と教師が協力して解決していくための場です。市への教育現場へのガス代補助の陳情に つながったり、あるいは保護者でお金を出し合ってガス代のための基金を作ると言った結果にまでつながれば地方自治として完結します。

 今、行政のサービスを削りすぎたために、様々な場で問題が発生しています。そして、解決するためには市民がコストを負担することが必要だという合意ができつつあります。これが本来の姿です。

 日本の政府は今まで先回りして国民の世話を焼きすぎていました。行政サービスなんてものは、市民が「欲しい」と言い出すまで先回りして 政府が与える必要などないのです。苦労せずして手に入れたものを誰も大切にしようとは思わないからです。日本の行政が頑張っている割には国民から感謝され ていないのはこれが原因だと私は思っています。

 ふつうのおばさんの水準がここまで上がっきているとは、世の中は確実によい方向に向かっています。これから様々な場所で偽者のメッキが剥がれていくでしょう。バブル崩壊から苦しい十数年間でしたが、日本人は真の民主政治とは何かを確実に手にしたのです。

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