「プリキュア5GOGO!」
陰暦 四月廿九日
空の散歩から帰ってきたシロップは、夕暮れの声で一人声を押し殺して涙するうららを見てしまいました。何かつらいことでもあったのだろうか、心配になったシロップは昼の学食でのぞみ達の会話に耳をそばだてます。
相変わらず歌の方は好調そうなうらら、二曲目がリリースされることになり、今日がレコーディングです。そういえば「とびっきり!勇気の扉」も去年の今頃でした。しかし本業であるはずの女優の方はなかなか役が回ってこず、昨日もオーディションに落ちていたのです。
「女優って泣くほど大変なのか・・・?」
いつの間にかうららが気になってならないシロップ。のぞみ達やココ達にうららを元気づけるように頼むのですが、お前がやればいいじゃないかとココにあしらわれてしまいました。どうも本人以外は何が起きているのかよくわかっていると見えます。
首尾良く?テレビ局に忍び込んだシロップは偶然うららと会うことができました。屋上でうららを元気づけようとするシロップ、不器用な言葉が少年らしくて 良いです。うららは身の上話を始めます、女優を目指しているのは、若くして亡くなった母親が舞台で見た景色を体験してみたいからだと言います。
目の前にあるけれど触れることができない。シロップがローズガーデンに感じる郷愁と自分が舞台に賭ける思いは似ているかもしれない、 うららが言いました。今抱いている感情にどんな言葉を当てはめて表現すればいいのかわかりそうでわからない、ビルにかかる雲の影がそんな二人の気持ちを表 すかのようです。
悪者もほぼうららの独力で倒しました。これは初めてのことだと思います。何か一皮むけたと言うことかもしれません。二枚目のシングル は大売れ、アイドルとしては軌道に乗ったうらら。でも女優はどうなんだ?とシロップ、こういう会話ができるのも二人の間に気兼ねすることがないからでしょ う。そしてシロップは初めて仕事以外で人を乗せて飛行することを申し出たのでした。
脚本も絵も素晴らしかったです。うららとシロップはお似合いだと思います。年齢が釣り合っていて、年相応の関係というのはこの作品で はこの二人が初めてではないでしょうか(笑)のぞみや小町と違ってこの二人ははっきりとくっつけちゃっても倫理上問題がないので、私的にはどんどん進めて 欲しいけれど、甘酸っぱい関係のままで終わらせるのも少女漫画の王道らしくて良いかもしれないと思ったり。やっとプリキュア5を本気で見る楽しみができま した。
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