ピラミッドの作り方
陰暦 五月二日
昨日は風邪で半日寝込んでいました。暇なのでボーっと考えていたらピラミッドの作り方が閃きました。
ピラミッドと同じ高さのプールを作れば石を人力で引き上げなくてもピラミッドがつくれるではありませんか。それでピラミッドと同じ高さの上流から水路を引いて石を持ってくれば全く力を使うことなく石を積み上げることが可能!これはすごい。
水路を造るのが無理でも、水門を使って石を引き上げれば大して力はかかりません。巨大なプールに水を張るのは大変ですが、石を引き上げるよりは楽でしょう。
さすがに高さ(深さ)140mのプールを作るのは無理じゃない?というあなた、途中まででも充分省力にはなるんです。
体積は高さの三乗に比例します。3の三乗は27。4の三乗は64。64−27=37。つまり、4分の1の高さまでに必要ない石の数の方が、残りの4分の3を作るのに必要な石の数よりも多いのです。位置エネルギーを無視すれば、ピラミッドの4分の1までプール方式で作れば、仕事の半分は終わります。
140mの1/4は35m。35mの土のプールならなんとかなるのではないでしょうか。
というか、従来想定されている製法でも、ピラミッドと同じ高さの土の山を作ることになっています。プールは大げさでも、水門を使った水のエレベータを使えば石は楽々持ち上げ可能です。エレベータの部分だけ煉瓦、漆喰、石で水漏れを防ぐことは可能です。ピラミッド全体を水に浸す必要はありません。
真空ポンプくらいならエジプト人なら作れた可能性もありますし、滑車を使えば人がいちいちバケツを持って上下しなくても水を汲み上げることは可能です。
ということでおそらく正解は水を使用したエレベータでしょう。
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