子供にすがるな(しゅごキャラ!)
陰暦 七月二日 【宇佐神宮夏越大祭】
今年は新暦と旧暦がぴったり一ヶ月ズレで進んでいます。まあ今のところそれほど気温の異常もないし。地球の熱循環において、潮汐も何らかの役割を果たしているのではなかろうかと私は考えています。海水と海底の摩擦や、マントルや核の歪みによって発生する熱もそれなりにあるはずですから。地表に及ぼす重力は太陽よりも月の方が大きいのですから、旧暦も馬鹿にしたもんじゃない。
「しゅごキャラ!」
キャンディーズがクラスチェンジしてピンクレディーになりました。
どうも最近のアニメの大人は威厳がないなあ。そりゃ子供が大人に勝っているシーンを見せれば子供はよろこぶかもしれないけれど、社会に出れば若者はやっぱり子供で、大人にはかなわないんだし。
あるいは、子供にすがりたいという大人の願望が作品の中ににじみ出ているのかもしれません。多分そうだな、子供が増長しているんじゃなくて、大人が逃げているんだ。
大事なのは世の中を回していくことであって、回っている限りはそこには成功も失敗もないというのがわからなくなってきていると思います。何度も政治論評の場で言っていますが、大人がしなければならないのは、正解を見つけることではなくて、選択をすることであり、一度選択したら自分の決断に責任を持つと言うことです。
そう言う意味では、「しゅごキャラ!」は大人になりきれていない大人(二階堂先生と三条さん)の成長譚としても読めるのかもしれません。憑き物が落ちたあとの二階堂先生と三条さんなら子供もついていきたいと思えますしね。
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