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2008年9月 7日 (日)

これはナチズムではないのだろうか?

 政治家100人、各省幹部に 民主・小沢氏、政権構想に明記

 閣僚以外の政治家が、行政の細かいところにまでコミットするのは三権分立に反している。国会議員が法律を作って、そしてそれを施行するのでは、作った人と運用する人が一緒になってしまい、三権分立に反する。

 それならば、むしろ米国のように民間人を官僚トップに任用する方が憲法には抵触しない。内閣が人事権をフルに使って、霞ヶ関の管理職を全部自分の息がかかった民間人に入れ替える、というのは多少荒っぽいが民主主義的には問題はない。しかし、今回の小沢氏の主張は立法と行政の融合なので、これは明白に危険思想である。

 立法と行政の融合は何かというと、要するにナチズムです。これで党が私兵を持てば完璧です。

 民主党は政権を取ってから何をするかというのを全然明らかにしていません。

 とにかく民主党に全ての権力をよこせ、そうすれば全てがうまくいく、といっているわけで、これはナチスと同じ主張です。何だか民主党がどんどん悪くなっているような気がしてなりません。

 民主党内部の心ある人達は、自分たちの党首がどれだけ危険な主張をしているか気がついているのでしょうか?民主党の議員は果たして民主主義のことがわかっているのだろうか?この超問題発言に対して全く異議を唱える声が出ないのはなぜか。小沢党首がそんなに恐るべき人間とも思えないし、彼等は一体何に怯えているのでしょうか。たとえ落選したって、命まで取られるわけではないでしょうに。

 冗談抜きで今度の総選挙では民主党を勝たせていけなくなりました。


 ただまあ、ここは日本ですので、ますます権力が官僚機構の下部に分散して、民主党国会議員の給料が増えるだけで、官僚はふて腐れてサボタージュ、何も前に進まない、という結果になるだけだとは思いますけれど。

 小沢一郎氏というのは無能な人間を上に引き上げて、自分から離れられなくする、という手法を愛用しているようで(無能な人間は仕事ができないので、結局小沢氏の威を借りて反対意見を封じる権威主義的手法が組織で蔓延する結果となる)、霞ヶ関でもこれをやって、官僚の中に自分たちのシンパを作ろうという魂胆なのでしょう。

 小沢氏の持論の「国連待機軍」は民主党の私兵となる可能性があります。だって日本の指揮系統から外れて、国連指揮下におくそうですから。日本が敵に攻められても国連が決議をするまで出動できないし、日本とはなんの関係もないアフリカや南米の激戦地に日本の若者が送られる危険性だってあります。しかも安全保障理事会の常連理事国には、日本に敵意を隠し持っている支那とロシアが入っています。

 国内に、日本政府の言うことを聞かない軍隊ができるようなもので、はっきり言ってあり得ません。

 おそらく普段は民主党の私兵として機能することになるはずです。国連待機軍の将校にも国会議員が政治任用されるのでしょうか(笑)どこの武装SSだ

 小沢氏は政争を勝ち抜く能力は持っているけれど、自分では政策は考えないので(これは自分でも公言している)多分ブレーンが悪いのだと思うのですが、一体どういう人間が付いているのだろうか。誰が小沢氏にナチズムを吹き込んでいるんだ?

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コメント

あくまでも行政は官僚が行うので三権分立には抵触しません。
100人といっても、一省庁に5~6人の割り当てでしょうからナチズムには成り得ません。
国会議員の給料はこれまでと然程かわりません。これまでも何々委員として存在していた訳ですから…
小沢さんは、あくまでも官僚主導の立法府ではなく政治家主導の立法府を目指しているだけです。
サボタージュする官僚は公務員法に照らし合わせて免職すれば済みます。そんな官僚を税金で食わせる訳にはまいりません。
国連待機軍といっても自衛隊の自国防衛に国連の決議はいりません。
世界情勢の中の日本の立場を考えればナチズムなど有り得ません。世界世論が許しません。

小沢氏や民主党リベラル達のやっていることは「欧米化」そのもので、米国批判をしながら実態は米国システムの導入を積極的に行っているに過ぎないと思います。

多くの国民が接しえる公務員とは、区市町村職員、都道府県職員がせいぜいです。公務員批判は実社会での接触経験に基づいていますから、本来は民主党支持基盤である「自治労」批判に向かわなければならないはずです。

現在の地方行政の動向はゆるやかに確実にリベラル政策を浸透させ「左傾化」しています。「右傾化」は表面上にあらわれた現象に過ぎません。

サボタージュする官僚は公務員法により免職との御意見がありますが、地方公務員法でサボタージュを理由に免職になるケースはまれだと思いますし、自治労がバックアップして免職取り消しを求めている事例は探せば出てくると思います。
現実には、日本の行政システムが世界との比較からすれば「小さな政府」であることがわかりそうなものですが。

国連待機軍など「ムダ」以外の何物でもありません。

細川政権(小沢主導)より端を発した、「政治の機能不全」が続いていても、行政機能が別途機能し続けていたのに、「行政の機能不全」も連動することになってしまいます。恐ろしいです。

議会(立法府)が人事権のみならず、行政権の行使「政令」に介入することは、「通達類」に多大な影響を与えると思います。

マニフェストは、あくまで指針でしかありませんが、政策決定は「議会」です。ここ数年の選挙をみるとマニフェストを「議会対策」に使用し、「民意の前に平伏せ」「民意に逆らうのか」的に利用している節が見られます。マニフェスト選挙は「議会機能の喪失」が主目的なのか、考えさせられます。

Gさん初めまして、活発な議論の噴出歓迎いたします。

>あくまでも行政は官僚が行うので三権分立には抵触しません。
Gさんは「行政を行う」について、どのようなイメージを抱いていらっしゃるのでしょうか。窓口の人間が官僚である限り行政権の独立は確保されるという意味でしょうか。

 議院内閣制というのは少なからず、立法府によって行政を侵害するシステムです。明治の元勲などは議員が閣僚になることを「とんでもないこと」として毛嫌いしました。各省庁のトップが、立法府の人間になるだけで既に相当程度立法が行政をコントロールしていることになるんですね。

 なぜ元勲が政党内閣制を怖がったかというと、大臣が人事権を駆使して、省庁の管理職を、職務能力ではなくて党派によって決めるようになることによって行政が麻痺すると心配したからです。で、実際そうなりました。戦前の政党内閣は民間人の登用こそしませんでしたが、省庁の指示系統を自分の党の側の人間で固めました。その結果、官僚は政党詣でをするようになり、汚職が蔓延しました。昭和初期に問題になった"官僚の腐敗"というのはこれです。

 軍部は政党と官僚の癒着を粛正すると称して政権を握りましたが、結局軍部派の官僚と癒着しただけでした。

 戦後の自民党はこの反省に鑑みたかどうかは知りませんが、省庁の内部の人事には極力口出しはしないように心がけました。その結果省庁内部で年功序列が支配的となって空気が淀んでしまったことは否定できません。

 結句、民主党の各省庁あたり五人程度の政治委員はなんの仕事をすることになるでしょうか?法律の条文や政令は専門的知識がないと書けません。参事くらいならともかく課長に国会議員を入れると行政権の侵害となるでしょう。

 そうなると、私の推測としては、その政治委員は省庁内部ならどこにでも出入りできる権限を持ち、気になった会議とかに自由に出席して、会議が党の方針に反する方向へ行きそうになると口を出す、即ち戦中の"政治将校"そのものになるでしょう。あるいは禿(かむろ)といってもいいですね。

 そして庁内の噂話とか人間関係を把握し、党の言うことを聞きそうな人間を引き上げたり、反民主党的な人間を左遷させたりとなるでしょう。
 
 これはまさしくナチスやボリシェビキが国家をコントロールした手法そのものであり、中国共産党が現在進行形でやっていることです。

 国連待機軍についてはまた別の日にご返答します。

 どうも民主党の目指すところ、法律ではなくて政令を党で作りたいんじゃないか、という気がしてならないんですよね。

 社会全体をマクロ的に見て、資源の配分を決めるのではなく、ピンポイントに「○○団体」は障害者を助けるために頑張っているのでそこに補助金をあげる、「××県」は公務員がサボっているので△△課長を罷免する、

こういった政治をきめ細かい政治と勘違いしているような、

 保守系左派様、いつもありがとうございます。

 今の民主党は実力以上に自治労が実権を握っているように私には見えます。

 日本人には「物事をマクロに見て、資源配分を考えるのが政治家の仕事」という認識がないですよね。

 水戸黄門とか大岡越前みたいに悪い木っ端役人を成敗して、善人を贔屓するのが政治家だと信じているような。これはむしろ立法ではなくて司法の仕事なんではないかと。

いろんな意見を交わす事は有意義だと思いますし私も勉強になります。最後に一言だけ疑問を述べると強大になり過ぎた腐敗官僚天下り体制は誰が正せば良いのでしょうか?司法がとかいう馬鹿げた答えはいりません。警察も立派な官僚機構ですから。よろしくおねがいします。

 そうですね、私も天下りはけしからん、官僚は腐敗している、と信じていましたが、そもそもこれは事実なのでしょうか。最近では疑問を感じています。

 官僚の腐敗をなくす私案としては、多少迂遠かもしれませんが、残業代を完璧に出す、有給休暇を全部取らせる、これを徹底させることによって、自浄作用が働くはずだと考えています。

 こうすると、本当の意味で生産性を高めないと、省庁が人件費で財政的にパンクしますから。

 汚職とか生産性の低下は、労働者に正しい対価を支払わないことによって発生すると私は考えています。

こんにちは。とても参考になります。

キャリア組の天下りについては、早期勧奨退職慣行・再就職斡旋を禁止する法律を作ればいい話なのでは、と思います。

そもそも公務員の終身雇用が大前提にあって、しかし事務次官の同期以上の人が残っていてはならないという慣例から中途退職しなければならず(なんで?)、従ってそれは終身雇用から外れて可哀想だから(出た!日本人の好きな「可哀想」)それ以上の収入が得られる職を斡旋してやろう、というのが天下りの原因だそうで。

今のところ禁止する法律もないですが、慣行を制度として定めた法律もありません。
法を作るのは議会の仕事で、議員を選ぶのは国民です。

別に、そんな慣例が世界中で通用するわけじゃないし、可哀想と思わなければいいわけです。キャリア組でない普通の公務員には天下り先なんて世話してもらえません。

アメリカが日本より全てにおいてよいとは思いませんが、あの国では民間人が一定の任期でキャリア官僚になり、官僚を退職したらまた民間に戻りますね。よくあるのが会社役員や大学教授が請われて官僚になり、政権交代とともに官僚を退職してまた元に戻るってやつです。

日本も民間人は会社を退職したらその後は勝手にする・しろというのが当然で、いちいち可哀想だからもっと収入の良い職をみつけてくれ・あげるなんて言わないわけで。
官僚も退職後については普通の公務員や民間人と同じ扱いでいいと思います。

もちろん働いた時間分の対価を得るのは、民間だろうが官僚だろうが当然のことです。

キャリア組も20代は安月給で大変働かされるようで、その分年取ってから楽させてもらおうとするのですが、むしろ若いときに十分な給料を与えて天下りを禁止にするほうがよいのでは・・・と私は思います。

ところで、小沢一郎は権力をおもちゃにして遊び、私腹を肥やす人間で、決して正義の味方ではありませんね。既存の体制を壊すのが好きだから、反権力的・正義の人のように勘違いする人が多いのですが、本質はむしろ悪の親玉。これはべっちゃんさんに同感です。
しかし国民は何度でもだまされるんですねえ・・・

小沢の悪口を書きましたが、だからといって私は必ずしも自民党支持者ではありません、念のため。民主党がもっとまともなら民主党を支持したいですよ本当は。最近では共産党に共感してます(^^;
民主党が提案した天下り禁止はむしろ公務員保護法ですね。自民も民主もどっちもどっちで、ひどいもんです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1312311548?fr=rcmd_chie_detail
ま、選挙ではどうしようかな~。

>務次官の同期以上の人が残っていてはならないという慣例

事務次官よりも年配の課長とかがいたら、事務次官が課長に遠慮して円滑な業務ができないから、という理屈なのだと思います。

若いときにただ働きしたんだからこのくらいもらえて当然だ・・・という意識がまた天下りを増長しているのでしょうね。

ですので、きちんと給料を払う、そのかわり天下り禁止、汚職なんてもってのほか、という風にしたらいいと思います。

同様にして国会議員にも一人最低一億円くらい給料を払うべきでしょう。

 まあ小沢氏が政党を作ったり壊したりするのは勝手にやればいいんだと思いますが、この人、

・自民党時代には湾岸戦争で米国にお金を出して(そのこと自体は必要なことだったけれど)、出し方が下手だったから、誰からも感謝されず、
・バブルが崩壊した93年には、細川政権で選挙制度いじりに熱中して経済を破綻させ
・自自公連立時代には小渕政権の影で超ばらまき政策を遂行したのに、現在はちゃっかりその時にできた債務を攻撃する側に周り、
・今また日本の虎の子の年金の積立金や保険の種銭(即ち特別会計)に手をつけてばらまき政策をやろうとしている

わけです。もうちょっとこの人が実際にやってきたことがなんなのかに目を向けるべきだと思います。

まあ、今回は党首としてやっているだけまだマシで、細川政権や自自公では閣僚にすらなりませんでしたからね、ちょっとひどいです、責任を負うのがいやなのでしょう。

手を汚さずに地位と金を手に入れているという意味で、小沢一郎は団塊のファンタジーである「島耕作」に似ているんですよね。

まともに考えたら島耕作ってとんでもない奴だと思うんだけれど、経営誌では実力がある経営者の代表みたいに扱われています、ああアホらしい。

(物語としての島耕作の価値を否定するものではありません、これだけ読者を酔わせているのだから、物語としては大成功です)

まー、官僚ってそういう目上・目下で縛られている世界なんですかね。

島耕作、あれは本当にイヤなファンタジーですね。私は今30代ですが、二十歳くらいのときに読んで、実に後味悪い漫画だと思いました。まったく同感です。なにあの精神エロ漫画。性根がいやらしい。ってね。あのやらしさが受けるんでしょうけど。

官僚には若いときに十分給料を与える代わりに天下りや汚職をさせないのが一番いいと思いますよね。

世の中自分と違ういろんな意見があっていいし、私など所詮はネット上の与太なんですが、それでも賛成してもらえるとうれしいんですよ(^^;

小沢一郎は、漫画の人物なら島耕作タイプでもあり、戦国武将にたとえると松永久秀かなあと勝手に想像してます。闇将軍ですね。

まーエロはありだと思うんだけれど、島耕作って恩を受け取るばっかりで、全然返していませんよね、それが厚かましいなと。

島耕作を引き上げてくれた人が二人いて、一人は同期の出世頭のホモで、もう一人は中島部長、でも二人とも呆気なく死んでいます。死んだから恩を返さなくていいだなんて弘兼先生、さすがにそれはないでしょうと。

山岡四郎の反日もたいがいですが、山岡さんは自分の力で何とかしようとあがく姿に好感が持てます。山岡さんとは友達になれると思うけれど、島耕作とは同じ空気を吸いたくありません。

山岡・・・(^^;

そういえば、反日と左翼(本来の意味での)と護憲がなんで結びつくのか不思議です。

私、経済政策としてはどちらかと言えば中道左派なんだと思いますが、当然愛国ですよ。愛国は当然すぎてわざわざ言うまでもないことだと思っています。

っていうか、旧共産圏の国々や、今も共産国をうたっている国々って、資本主義陣営に比べてもみんなとても愛国的ですよね。
キューバやリビアの国歌の歌詞なんかある意味すばらしいものです(^^;ぜひ読んでください。
http://inouen.at.infoseek.co.jp/anthem/word/index.html

話が思いっきりずれました。ではこのへんで。相手してくださってありがとうございました。

おそらく反米が全ての根っこにあるのでしょう。

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