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2008年9月13日 (土)

特別会計の1/3は年金の積立金ですよ

陰暦 八月十四日

 民主党が手をつけるといっている特別会計のうち三分の一弱は年金の積立金だと言ったら、中高年はヒステリーを起こして民主党は壊滅するんじゃないかと思う。

 こういうのって最初に植え付けられた印象が後々まで残るから、特別会計を取り崩す→今まで貯めた年金が削られるという知識を最初に植え付けてしまえば、おそらく特別会計を取り崩してばらまきに当てようなんて意見は消滅するはずです。

 ただしこれをやると特別会計が聖域になってしまって、真っ当な改革も通らなくなるので諸刃の剣です。民主党は年金でさんざんこの手法を使って、そのせいで日本の社会保障が硬直してしまって色々な人が迷惑を受けていますですので、一回くらいこれをやる権利が与党にはあるのではないかと私は思います。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

根拠の無い抽象は弊害を生みます。特別会計に自民党はこれまで、さんざん手を付けています。(年金の積立金も含めて)
野党である民主党が自分勝手に特別会計を使い放題して来たかのような表現は間違っていませんか?

うん、だから諸刃の剣なんですよね。

ただ民主党はこれまで年金でさんざんこれをやって、そのせいで社会保障を充実させることも、反対に削ることもできない社会保障不信に国民を追いやっているわけで、

民主党が誤解を解こうと特別会計の仕組みを必死になって説明すれば、国民の特別会計、引いては年金や財政の仕組みについての理解が深まるかもしれません。

ときめきトゥナイトで動揺してしまいました。(笑)

特別会計を民主党が使ってなかったと思っている方がいたとは・・・。
全日本自治団体労働組合(自治労)の加盟組織で、社会保険庁の地方社会保険事務局及び社会保険事務所に勤務する職員から構成されている。(Wikipedia参照)
マッサージチェア等が問題になりましたが、特別会計からの支出は、労組の要求に答えるためでしょう。だって仕事しないといわれれば出さざるを得なかったでしょう。
国民から自分勝手な税金の支出だといわれれば、その通りとしか答えられません。

問題を起こしているのは中央よりもむしろ地方公務員です。けれども、民主党もマスコミも中央の官僚を破壊すれば全てが解決するかのように主張しています。

地方公務員の滅茶苦茶な実態を隠すのと同時に、日本の行政を破壊して日本の国力を弱めることが目的なのでしょう。

>ときめきトゥナイト
とんでもない誤字をやってしまいました(^^;

地方公務員、教員、特定郵便局長、農家、食品卸、これらみな、かつて明治から戦前にかけて日本を支えてきた豪農・豪商層のなれの果てです。(あんまり言いたくないけれど、まともに仕事をしない僧侶や神主もこれに入ります)

戦前の名残で彼等には実力以上の権力が与えられていますが、さすがにもう実態に合わなくなってきたのか、彼等の働きが社会にもたらす利益よりも、彼等が社会にもたらす損害の方が大きくなってしまいました。

産業の方は、例えば繊維会社は化学薬品工業に鞍替えしたり、石炭会社は石油会社に鞍替えしたりで時代の変化に自分を合わせてきたのに、農業を中心とした彼等はそれを怠ってきました。

今回の総選挙は、彼等から実力に見合わない権力を完全に取り上げるものとしなければなりません。

特定郵便局長(元豪商・豪農)たちは、民主党が郵便局を消滅させることをマニフェストにいれてたのを忘れている。全逓の方と話してて「あまり騒げば職員の働く場所が無くなる」かと思いましたね。
国家公務員・東京都にも世襲ではないが、「三代以上」という方々もいるのは事実ですし、「臨時職員」「外郭団体職員」にも当然、閨閥が関係しています。
自分もお世話になった場所でもありますし、真面目に働いている方々も多いので、昨今の「霞ヶ関叩き」には気乗りしないのです。
ただ、地方公務員や教員については「元凶」という思いがあります。

話は別ですが、「Baatarismの溜息通信」に書き込んでます?

「すなふきんの雑感日記」「ラスカルの備忘録 」「くまくまことkumakuma1967の出来損ない日記」あたりは巡回してましたが、最近「はてさ」と呼ばれる所を「トリアージ」の件から巡回するようになりましたが、べっちゃんさんはどうですか?

考え方は人それぞれですが、根拠のすり替え責任の転化と私は思いました。コメントは終わります。

特別会計は約400兆円あるので、1%でも他に回すことができれば4兆円もひねり出せる、という主張を民主党や一部の与党議員はしていますが、ほとんどが年金の積立金や、各種の保険の積立金といった別の目的に使うことが不可能なお金です。

結局、削ることができそうなのは10兆円程度しかないそうです。

勿論これまでの特別会計の使い道の中には疑問を感じるようなものも多くありますので、それはチェックしてやめさせるべきだと思います。

けれども、例えば年金の積立金を健康センターや社会保険庁の福利厚生に使っていた分が節約されるようになったとしても、年金の積立金が増えるだけで、別の用途に使うことはできません。

そこら辺、民主党やマスコミは意図的に混同しています。年金積立金の無駄遣いを減らしたら、その分を医療費とか、公共事業費に回せるかのような印象を国民に与えています、これは間違いです。

特別会計のはなしhttp://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/tokkai1804.htm

財務省案への流れで、すべての財源管理を財務省へ一任を作ることが主目的の気がするんですよね。郵政で成功したので国債特会を別にすれば、最大は年金特会なのですから。
最近の政策を比較していると、民主党が要求することは財務省の意向そのものであるように感じられます。

なるほど、お金の出し入れは全て財務省にということですか。まあ筋としては通っていますよね。

小泉元総理は"隠れ大蔵族"なのではないかというのは常々言われていることですが、

麻生さんがなかなか総理になれそうでなれないのは、財務省がいまいち麻生さんの立ち位置を量りかねているというのがありそうだなと何となく思いました。

福田総理が辞めさせられたのも、厚生労働省に近づきすぎたせいなのかも。

もしも麻生さんが財務省の意向に反したら、小泉元総理は自民党と民主党の一部を率いて離党するかもしれませんね。

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