« ハーメルン最終章 | トップページ | 今後の東亜(一) »

2008年9月 2日 (火)

これが自民党最後のチャンスでしょうね

陰暦 八月三日

 福田総理が辞任していまいました。総理の国民生活と財政にバランスよく目配りした政治に好感を持っていただけに残念です。福田総理が外交的に派手ではなかったことを持って不適任であったかのように言う人がいますけれど、生活に根ざした政治をきちんと評価せずに、国威発揚ばかり評価するような論客は嫌いです。

 なにはともあれ、福田総理お疲れ様でした。

 さて私は三年前から麻生太郎氏を応援しています。社会保障に興味を持つようになってから、どうも麻生氏は福祉政策に関しては私と考えが異なる所があることがわかってきたのですが、人間的に好きなので今回も応援します。

 国民年金の全額税方式さえ放棄してくれれば手放しで応援ができるんだけれど、どうもこの政策が持つ本当の意味を麻生氏は良く理解していない可能性が高いので、小泉総理が国債三十兆円枠をしれっと捨てたように、麻生氏にもあまりこだわらずにこれは捨ててほしいです、総理になってからでもいいから。

 麻生氏が危ないとしたら、小泉元総理か小池元防衛相が対抗馬と出てきた場合でしょう。小泉氏の場合は何を考えているのか私達凡人が忖度するだけ無駄なので出方を推測のしようもありませんが、小池女史はいずれ総理になってもおかしくない人とはいえ、今出てきたら安倍前総理の二の舞になるからやめた方がいいと思います。でも出てきたら麻生氏に対する嫉妬で議員が固まって当選するんじゃないかと思います。

 ここで麻生氏を総裁に選ばないような自民党なら次の総選挙で民主党に負けてもいいです。

 弱小派閥出身の麻生氏が強力なリーダーシップを振るえるようにするには、党内が危機感で固まるのと前任者が隠然たる権力を握るようなことがない状態を作らなければいけませんが、そう言う意味では今回は絶妙なタイミングです。福田総理はよっぽど麻生氏に総理を譲りたいのだと思います。あと小泉元総理が色気を出すことを警戒しているのでしょう。

 ここで麻生氏と言うことは何らかの国防的に重大な事態が発生しているのではないかと推測したくなりますが、よくわかりません。日本を取り巻く国際関係の変化については明日以降分析をしてみようと思います。

 これで結局麻生氏は小泉、安倍、福田と三回連続で政権末期に副総理格になったわけで希有なことです。この苦難に当たって国政を託すにたる人材を、総理大臣として広く見渡してみても麻生氏しか見当たらないでしょう。それを嫉妬に駆られて二回も振った自民党議員はなんと人間が小さいことか。今回もまた派閥の力学と嫉妬で麻生氏を潰すか、あるいは心を入れ替えて真のリーダーに日本を任せるか、自民党の真価が問われています。

« ハーメルン最終章 | トップページ | 今後の東亜(一) »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

すんなり麻生さんに決まれば自民党は存続できるかもしれませんね。
自分にしても、国民年金の「全額税方式」は反対の立場です。前回の選挙でもそうでしたが、危機意識は無いですね。課税所得を自ら上げ、住民税へのシフトで還付無しを増やしてどうなるんでしょう?

保守系左派さん、いつも貴重なご意見ありがとうございます。

>課税所得を自ら上げ、住民税へのシフトで還付無しを増やしてどうなるんでしょう?

すみません、この下りがよくわからなかったです、詳しくご説明願えるでしょうか?


どうも最近は貧乏人が金持ち優遇策をブチあげる政治家を応援しているような気がしてならないです。

貧乏人は元手が少ないので、所得税を軽くしたところであんまり潤わないんですが・・・

それよりは国にがっちり税金を取ってもらった上で、医療とか公共交通とか電気ガス水道を安くしてもらった方が助かるんですよね。

どうも、べっちゃんさんに教えれるほど偉くはないですよ。
社会保険料(健康保険・年金・雇用保険)は国税は経費として処理します。税徴収は経費ではありませんから、総所得-社会保険料=課税所得ではなくなります。また、所得控除の廃止を段階的に実施していますが、リベラル(配特控除・老年者廃止)と主計局(税制のフラット化)は、の思惑が合致した産物と見ています。国税の電子申告のさい確認作業なりが必要な項目を消去すれば、事務効率はあがりますが、納税者の負担額は実質的に増加します。あと住民税額は税源移譲であがります。所得税は還付根拠があれば確実に還付します。住民税の還付はまず認められません。
社会保険料の算定では、所得額は総所得+現物給与+交通費です。交通費の所得加算も時間の問題だと思います。
後期高齢者問題にしても、扶養控除喪失が目的で、前期は扶養控除の対象です。民主党等が賛成したのは、当然のことです。

きちんと整理せず書き込んですみません。
依然まとめた文書が見つからなかったもので。

なるほど、節税がやりにくい方向に税制が変わってきていると言うことですか。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/173723/42360692

この記事へのトラックバック一覧です: これが自民党最後のチャンスでしょうね:

« ハーメルン最終章 | トップページ | 今後の東亜(一) »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ