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2008年10月25日 (土)

足りないのはドルなのか?

陰暦 十月廿七日 【伊賀上野天神祭】

 外貨準備というのは外国から借金をする際の証拠金みたいなものですから、一番金を借りている国の通貨を引き当てておかないといけないはずです。

 今世界に最もお金を貸しているのは日本ですから、各国は本来ならばもっと円を準備しておかなければなりません。

 けれども、いつの間にか各国の当局は外貨準備の本来の意味を忘れ、その瞬間瞬間で一番資産価値が高い通貨比を求めるトレーダーになってしまいました。そのため、長らく景気が落ち込んでいた日本の円を準備する国は減ってしまいました。

 しかし、日本が世界最大の債権国である以上、最終的には誰かが円でお金を返さなければならないはずで、そのための円が不足してユーロやポンドの売りあびせが発生しているのではないかと私は思います。

 従って・・・各国は少なくとも外貨準備の10%くらいは円にするべきなのではないでしょうか。

 かといって、どこまで下がるかわからないユーロやポンド建ての国債など買えたものではないので、IMFを通して融資するか、思い切ってユーロやポンドを円に対して切り下げた上で、日本銀行が彼等の国債を買うことが必要なのではないか。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

私は日銀の利下げは危険だと思います。
今の円高はリスク回避の低金利の円高です。
低金利驀進中のドルもユーロに対して上昇している。

小泉・安倍時代にせめて金利を1%まで上げておけば良かった。

投稿: 菊池 | 2008年11月 1日 (土) 17時11分

菊池さん、いらっしゃいませ。

危険と言うことは、例えばどのようなリスクを想定されていますか?

もしも事業主だったら失礼しますが、たとえ健全な経営をしている企業であっても、事業を続けるためには短期の借り入れを頻繁にしなければならないことはご存知でしょうか?

日銀の金利が上がると、このような運転資金にも、利子というコストが生じることとなって、中小企業の経営を圧迫します。

投稿: べっちゃん | 2008年11月 1日 (土) 20時59分

安倍さん、いや、べっちゃん、お久しびりです。

今の世界恐慌が続くと、
50円も下落している高金利のユーロよりも下落の少ない低金利の円を買う動きが活発になると思うんですよ。

今の極端な日本株安はその為です。

借り入れリスクの軽減、円高リスクの解消、どっちが優先されるかでしょうね。

素人である私は、危険と思うとしかいえません。

投稿: 菊池 | 2008年11月 2日 (日) 07時41分

因みにアブプライム破綻直前、5.25%金利だったアメリカ株はピークから40%の下落。

0.5%だった日本株はピークから60%の下落。

ピーク時からなんと、日本株がアメリカ株よりも20%も売られています。

竹中さんは、これは日本売りで、リスク解消円買いだけの理由ではない、と言及されてはいますが。

投稿: 菊池 | 2008年11月 2日 (日) 07時49分

菊池さん、おはようございます。

利上げをすると、外国の投資家は円を買う方向に走ります。即ち円を欲しがる人が増えます。ですので、利上げをすると円が高くなります。

利下げをすると、外国の投資家は、円を借りる方向に走ります。この場合は円が安くなります。

現在の内外の経済状態では、どっちにしろ外国の投資家は円を確保する方向に走るのですが、円そのものを得ようとするか、それとも借りるかで、円高になったり円安になったりするのが少々ややこしいですよね。

投稿: べっちゃん | 2008年11月 2日 (日) 09時39分

世界好況時は低金利で円安。

世界不況時は低金利で円高。
(リスク回避で低金利通貨の価値が上昇)

になるのだと思います。

それはそれとして、
低金利路線、市場原理放任主義の竹中氏はアメリカは日本のようなバブル崩壊はない、利上げなんてとんでもない、と強気な発言を公の場でされていました。
しかしアメリカ経済は崩壊したわけです。
この先、何が正しいのかわかりませんね。

投稿: 菊池 | 2008年11月 2日 (日) 13時23分

無駄きり詰め、痛みを強いる、市場放任主義の小泉・竹中氏に「経済対策を何もしてないと同じだ」と
真っ向から反発した筈の「ばら撒きます」の麻生総理ですが、

小泉時代のように金利を下げてしまいました。
麻生総理本人も複雑な心境では。

投稿: 菊池 | 2008年11月 2日 (日) 13時32分

菊池さん、非常に興味深い意見です。あるいは世間的には菊池さんの理解の方が普及しているのかもしれません。

その外為観はどこで手に入れましたか?よろしければ教えて下さい。

投稿: べっちゃん | 2008年11月 2日 (日) 14時38分

テレビの政局番組でです。
経済学者のいう事でしたが、今の所は当たっている、方でしょう。

私としては、小泉・竹中政権を完全否定した麻生総理が、どうやって、景気を回復するのか、が興味あったんですがね。

小泉元総理が強く押した構造改革派小池候補を総裁選で葬ったまでは良かったんですがね……。

でも、どちらかというと反構造改革・ばら撒きます、の麻生総理に好き勝手な事いわれてから辞める小泉さんもやるせない心境だったと思いますよ。

投稿: 菊池 | 2008年11月 2日 (日) 18時03分

なるほど、そういう説明の仕方をしているコメンテーターがいるのですか。そのコメンテーターにはもうちょっと用語の使い方を慎重にしてもらいたいものだなと・・・

小泉総理が標榜した「構造改革」は生産力を向上させる政策で、それなりの効果は出たと思います。けれども、この十数年間日本で足りなかったのは需要ですので、これでは経済は回復しません。そこは小泉さんも、当時の私も間違えていました。

景気を上向かせるためにはとりあえずは政府が物を買うしかありませんので、麻生総理の政策は景気対策としては間違っていません。

しかし何時までも政府の消費に頼り続けるわけにもまいりませんので、政府消費によって上向いた(上向くであろう)景気を、家計や企業の消費・投資に結びつけなければなりません。

ですので、麻生総理は年明け以降は、政府支出で底を脱出して意向の道筋を指し示す必要があるでしょうね。

投稿: べっちゃん | 2008年11月 2日 (日) 18時20分

>しかし何時までも政府の消費に頼り続けるわけにもまいりませんので、


将来、麻生総理に暴走させない為に、
(勢いに乗じて郵政民営化を見直そうといいだすかも知れません)

いっそ、小泉さんがもう一度政界に出て、改革を唱える事の好きな小沢、鳩山(民主党)無駄の切り詰めに熱心な渡辺(自民党)と手を携えるのもいいかも知れません。
これが実現すれば強力な構造改革内閣が出来る(勿論、実現不可能な夢ですが……)

投稿: 菊池 | 2008年11月 2日 (日) 18時35分

新聞テレビはあまり報道しませんでしたが、90年代から00年代にかけての政府の一番の課題というのは、急増する高齢者に支払う年金と医療費をいかに確保するかでした。

高齢者が増えると言うことは当然納税額も減ると言うことになります。消費も減退します。それなのに政府の支出は増えます。ですから政府としては現役世代の負担は増やしつつ、高齢者への給付を減らす必要がありました。

そこにデフレ不況が襲ってきたため、政府の台所事情はますます苦しくなったわけです。

これに辣腕を振るったのが小泉総理でして、小泉政権は公共投資・文教費・医療費あらゆる政府支出を削りまくって、年金への支出だけは確保し続けました。

小泉総理がお年寄りから人気が高かったのは年金を確保したからだと私は思っています。お年寄りもなんとなしに感づいていたと思うのです。

安倍政権と福田政権になって、さすがにそろそろお年寄りにも負担をして頂かなければ、ということで所得税の増税や健康保険の負担増が行われたわけですが、お年寄りは拒否反応を示しました。

安倍政権と福田政権がこけたのは、結局小泉政権の時に支持の岩盤となっていたお年寄りを逃してしまったからだと私は思っています。

このように、ここ数年の日本のお年寄りのえげつなさには目を覆わしむるもののがあります。まあ古来から老人というのはお金にはがめついと相場が決まっていますけれども、それにしても彼等の公共性のなさはあまりにひどい。

しかもテレビと新聞を支えているのは中高年ですので、マスコミは中高年のえげつなさには目をつぶり、若者の攻撃ばかりしています。

しかし、「さすがにお年寄りは勝手すぎるのではないか?」という認識が広まりつつあります。

日本を立て直すためには、福祉で政府が人を雇うことで失業者を減らし、出産育児への補助を増やして子供を増やして将来の生産力を確保しなければなりません。そのための消費税増税です。

投稿: べっちゃん | 2008年11月 2日 (日) 18時41分

民主党の政策がわけがわからないことになっていますからね、渡辺氏や中川秀直氏のような論理的に物事が考えられる人と民主党のうち構造改革を標榜する勢力が組むのは悪いことではないと思います。

当然、民主党の中で、社会保障を拡大するべきと考えている人達は麻生総理と組んで欲しいです。

政治を見えやすくするために、社会保障政策を軸にして政界再編をする方がいいと私も思います。

投稿: べっちゃん | 2008年11月 2日 (日) 18時49分

少子化担当相の小渕さんにもがんばってもらわなければ。

でも、女の強くなる時代には、少子化が進むのはしょうがないとは思いますがね……。
これ、自然な人口抑制作用だと思うんですよ。
日本は人口が多すぎるし。

もう少し、男が強くなれば子供が増えるのでは。


いずれ、現状の日本では、麻生で行くしかない、麻生しかいない、と思います。
アメリカはオバマで行くしかない、と思います。
金融は崩壊しました。変わるイメージが必要だから。
何か、好き勝手な事行ってしまってましね。ごめんね。

投稿: 菊池 | 2008年11月 2日 (日) 19時00分

郵便事業は民営化でうまくいっていますので、国営に戻すことにはあんまり意味がないと私も思います。

あれは結局財政投融資(郵便貯金の使い途)を誰がコントロールするかという問題なんですよ。

郵便局時代には郵政省(後の総務省)が口出しする余地がありましたが、民間企業になって完全に財務省の管理下に置かれることになりました。

ここらへんも小泉さんが"隠れ大蔵族"と言われる所以です。

小泉さんと橋本氏そして竹下派の確執も、おそらく橋本内閣が通産省の側に立って大蔵省の解体を進めたからではないかと思います。

麻生さんは、歳入面に関しては財務省の言うことを聞きつつ、歳出面で他の省庁に華を持たせることで、官僚をコントロールしようとしているように思えます。

投稿: べっちゃん | 2008年11月 2日 (日) 19時13分

>郵便局時代には郵政省(後の総務省)が口出しする余地がありましたが、民間企業になって完全に財務省の管理下に置かれることになりました。
ここらへんも小泉さんが"隠れ大蔵族"と言われる所以です。
小泉さんと橋本氏そして竹下派の確執も、おそらく橋本内閣が通産省の側に立って大蔵省の解体を進めたからではないかと思います。


そうだったのか……。
反撃でしたか、小泉さん、中々やるじゃん。

投稿: 菊池 | 2008年11月 2日 (日) 19時28分

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