« 米大統領選挙の行方(三) | トップページ | 解散是か非か(二) »

2008年10月19日 (日)

解散是か非か(一)

陰暦 九月廿一日

 私としては麻生総理は今年度中は解散をしない方が良いと思っている。足下では財布がピンチになって、先が見えなくなっている民主党をして、解散という人参を使って今のように次々と法案を通すことが可能になるだろう。

 麻生総理としては次々と国民生活の死命を決するような法案を国会に提出し続けて民主党が呑むか、もしくは国民全体を敵に回して選挙を戦うかという選択を突き付け続けるのが得策だろう。

 第二次補正予算案と消費者省設立までは民主党は呑むだろうと思われる、その時には既に十一月に入っているので年内の解散は不可能になるだろう。年が明ければ、世界的金融危機は一息ついているだろうし、中小企業の資金繰りも少しはマシになる、政党助成金も半額入ってくるので、この時まで民主党が存在していれば、民主党も一息つけるだろう。

 年を越した場合、来年度予算を通すまでは解散ができない。一息ついた民主党は"なんでも反対政党"に戻っているが、残っているのは予算だけなので、特に困らない。

 この場合は概算要求基準を作って六月に解散か任期満了と言うこといなろう。

 ただ、何らかの理由で平成二十年中に解散を余儀なくされるかもしれない。その場合は自民党と公明党でギリギリ過半数というのが一番ありそう。だいたい私の経験からすると、無党派層というのは1・2で野党の方に多く流れるので、内閣支持率50%以上、自民党支持率40%以上にならないと、与党は安心して勝てるとは予想ができない。


追記


 先週行われたいくつかの世論調査を分析してみましたが、端的に言って国民は錯乱していますね。頭がおかしくなっているときに大事を決するのはよくありません。野党やマスコミの口車に乗せられることなく、じっくり来年まで今の議員構成で仕事をすればいいと思います。

 民主党におかれましては、来年の総選挙で思う存分勝って頂ければよろしいかと。勝つのが決まっているなら別に焦ることないのに(笑)知識人が何かと引き合いに出すエゲレス国では、次の議会選挙で保守党が勝つことがほぼ確定していますが、別に保守党もマスコミも「さっさと解散をしろ」だなんて一言も唱えていません。

 「自民党は悪」というマスコミによって作られた「空気」に逆らうことは怖いのだけれども、だからと言って民主党に国家を委せるのはもっと心配、麻生総理の方が小沢代表よりも数倍良いけれど、麻生総理を勝たせるためには空気に逆らって自民党を支持しなければならないというジレンマが感じられます。結局この「空気」が払われて、国民が冷静に判断ができる状況を作らないことにはどうにもなりません。

« 米大統領選挙の行方(三) | トップページ | 解散是か非か(二) »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/173723/42810044

この記事へのトラックバック一覧です: 解散是か非か(一):

« 米大統領選挙の行方(三) | トップページ | 解散是か非か(二) »