外交得点なんてあげる必要ないよなあ
陰暦 十月廿八日
麻生さんが金融サミットやAPECといった一連の外交日程を終えました。一部のマスコミが「成果が上がっていない、海外から評価されていない」と文句を垂れているけれど、今海外から喜ばれるのは何かっていうと、要は金を出すことに尽きます。
今の欧米に金をつぎ込んだところで消えてなくなるのが落ちだから、お人好しにお金を出して評価なんかされる必要はないですわな。
日本のお金がほしければどうぞIMFに支援を要請して下さい。
いわゆる"事情通"とされる人達が「○○が財務長官についたから安心、明日から株が上がる」「△△首相が大規模公共投資を約束したから一息つく」などといろいろいっていますが、今回の不況はバランスシート不況なので、どれだけ優秀な政治家や経営者が玄妙な技を繰り出したところで個人や会社が債務を返済しないことには終わりは来ません。
いくらなんとか筋から早く情報を仕入れたところで、借金がなくならない限りは事態は好転しません。そのようなタイプのコメンテーターは不況の時には役に立ちません。
借金はあがけばあがくほど増えるようにできています。小手先の講談風の理解で知った気になるのはやめて、じっくり欧米の方々が借金を返すのを待ちましょう。
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