うららXシロップでニヤニヤ
陰暦 十月廿七日
「プリキュア5GOGO!」
待ってました、うららとシロップの小さな恋の物語。最初から最後までツーショット満載、アイコンタクトいっぱい、おじさん大満足です。
ミュージカルの主役のオーディション最終審査までこぎ着けたうらら、今回はいつにも増して真剣です。一人公園で練習するうららそこにやってくるシロップ、ジュースをうららに渡します。いつもぶっきらぼうなシロップもうららにだけは気が利きます。ニヤニヤ(・∀ ・)
いつにも増して真剣だなと尋ねるシロップ、このミュージカルの主役は母親が立った最後の舞台で演じた役なのだとうららがこたえます。シロップは励まします。
「お前の夢が叶うと、俺の夢も叶う気がするんだ」
もうほとんど告白も同然です。キャー、おじさんも乙女回路が発動してテレビの前で悶絶です。
そこに五人がやってきます。全く冷やかす様子もなく、最早公認の仲。
さらにシビレッタの婆さんがやってきて、ぴちぴちぴっ・・・じゃなかった、人魚姫の世界にうらら達を引きずり込みます。人魚姫ですので、即ちうららから大事な歌声を奪うというわけです。プリキュアにしては珍しく、ストーリー上での意味がある戦闘シーンです。婆さんは歌声とローズパクトを交換しろと脅迫します。
歌声を取り返そうと生身でぶつかっていくシロップ、当然ホシイナーに吹っ飛ばされます。真っ直ぐシロップを助けに行くうらら ニヤニヤ(・∀ ・) 残りの五人はその間ホシイナーを引き付けます。全員でうららとシロップをサポート ニヤニヤ(・∀ ・) この作品の主役は誰だったのだろう、よくわからなくなってきました ニヤニヤ(・∀ ・)
しかしうららは「ローズパクトにはシロップの夢がかかっているから」と言って断ります。己の夢よりも恋人の夢を優先、壮絶な乙女の決意です。もう一年前からうららとシロップがこの作品の主人公だったような気までしてきました。
そこでのぞみが「ローズパクトはあとで取り返せばいいけれど歌声は取り返しが効かない」と言って取引に応じます。さすがリーダーです。今日ののぞみはかっこいいです。喜ぶうららの顔も良かったです。しかしローズパクトを受け取ったシビレッタ婆さんは歌声を返しませんでした、交渉決裂、ココの機転とシロップの活躍によりうららの歌声を見事取り返しました。
オーディションでは持ち歌を歌って見事合格。親子二代で同じ役ですので話題性も抜群でしょう。残り話数が少ない作品中で描かれるかどうかは分かりませんが、きっと舞台は成功するだろうと思います。
ナッツハウスのベランダでシロップを呼び出すうらら、うららは「シロップ乗車券」を取り出します。オーディションに合格したら乗せてもらおうと決めていたのでした。空の上のデートを楽しむ二人。「こんな気持ちで空を飛んだのは初めてだと思ったけれど、多分初めてじゃない気がする」というシロップ、家族と空を飛んだ日のことを思い出したのでしょうか。彼は初めて家族同然とも言える相手を得ることができたのでした。
素晴らしいです。「プリキュア5」を見ていて良かったと思える話でした。プリキュアシリーズは恋愛には淡泊でして、そこが不満だったのですが、これでプリキュアシリーズには思い残すことはありません。なぎさとほのかは学園ドラマとしては文句がなかったけれど、恋愛だけは抜けていたんですね。子供向けアニメでここまですっきりと淡い恋愛を描いたのは大したものだと思います。
多分これでうららとシロップの話は決着なんだろうな、勿体ないけれど。でも最後に二人の別れのシーンが入らないといけないはず。それとも別れたと見せかけて最後の最後にひょっこりうららの前に現れたりするのだろうか。小さな恋の物語の最終章、楽しみにしています。
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