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2008年12月31日 (水)

ローマ亡き後の地中海世界

陰暦 十二月五日

 塩野七生先生の新刊が出ました。名著「ローマ人の物語」の続編で、「ローマ亡き後の地中海世界」上編です。

 ローマ帝国が滅びで西地中海は軍事的に空白状態に陥ります。そこにイスラム教が広まります。取り締まる人がいなくなったのと、異教徒に対しては何をやっても許されるという一神教が広まったため、西地中海は海賊が跋扈する世界となり、イタリア、南仏、スペインの住民は海賊の襲撃に怯えて暮らさなければならなくなりました。

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2008年12月30日 (火)

それにしても

陰暦 十二月四日

 最近の庶民感覚とやらはさっぱり分からん。景気が悪いと政権の支持率が下がるのは当然だから仕方がない。麻生さんには景気浮揚を頑張ってもらうしかない。多大な借金を処理しなければならない欧米と異なって、日本は内需さえ喚起できれば景気は上向くので、うまくいけば回復は早いはずなのでまだまだなんとかなる。定額給付金は丁度良いブーストになるだろう。

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2008年12月29日 (月)

年の瀬らしい話

陰暦 十二月三日

 昨日は一日かけて年賀状を書いていました。年内に年賀状を出すのは実に十年ぶりです。高校生の時まではマメに出していたのですが、大学に入ってからすっかりずぼらになってしまい、向こうから送られてくるまで出さない習慣になって早幾年。

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2008年12月28日 (日)

むっきー

陰暦 十二月二日

 なんでうちのプリンターとお絵かきソフトは葉書に対応しとらんのんじゃー

 折角十年ぶりに年内に年賀状を出そうかと張り切っているのにくじけそう。


 追記 コミックスタジオを使用することにより解決しました。

2008年12月27日 (土)

二酸化炭素悪玉説は邪教です

 いやはや驚きました、

 二酸化炭素悪玉説は

「人間が排出した二酸化炭素は、もとから空気中にある二酸化炭素とは空気中で混ざり合うことはなく、独自の挙動をする」

という仮定の下に組み立てられているそうです。

http://env01.cool.ne.jp/frommanager/fm2008_8.htm

熱力学に完全に反しています。

二酸化炭素悪玉説は完全に宗教です。それも邪教です。

2008年12月26日 (金)

お手伝い普請

陰暦 十一月廿九日 【御用納め】

 米国がソマリア沿海の海賊退治をやるとかで、今度は支那が真っ先に参加を表明して、日本国内の大変屋が騒いでいるそうです。湾岸、アフガン、イラク、ソマリア、十年ターンで繰り返される多国籍軍を結成しての軍事行動、何かに似ているなと思いませんか?

 これはいわゆる"お手伝い普請"ですね。

 徳川幕府が外様大名の力を弱めるためにお城を造らせたり堤防を造らせたあれです。これのせいで敵対勢力の財布は空っぽになり、庶民は仕事にありついて世の中は安定しました。

 NATO諸国はイラクとアフガンでの軍事行動によってかなり疲弊しているそうです。軍隊というのは前線で活動する部隊の最低二倍の余力がないと活動ができないそうで、訓練→前線→休憩を守らないと人間が壊れてしまうのだとか。でもこの三交代でも超過密スケジュールで、本来は四交代、五交代でないと近代軍はまともに機能しないらしい。

 これに加えて祖国を守る兵力が必要です。この防衛兵力も前線がある部隊ほどきつくはないものの交代要員を必要とします。

 交代要員が全くなくて全員フル稼働だった帝国陸軍はかなり滅茶苦茶だったということがよく分かります。

 というわけで見かけよりも多くの兵隊が疲弊していて、NATO諸国はブーブー言っているらしいのですが、案外それ自体が米国の目的なのかもしれません。米政府の行動を見ていると、欧州を全く信用していないのが透けて見えます。小人閑居して不善をなすの諺通り、欧州の軍隊を暇にさせておくと今に紛争やクーデターを起こすだろうからへとへとにして悪さをできなくしてやれと言うことなのかもしれません。

 というわけで支那の海賊退治参加はまことに慶賀すべき事です。必死になって土木工事をする福島正則よろしく頑張ってもらいましょう。日本もそのうち参加を余儀なくされるでしょうが、まあそんなに焦ることもないのではないでしょうか。

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2008年12月25日 (木)

クリスマス陰謀論をぶってみる

 今年は何だかメディアがクリスマスを煽っていなかったように思います。一時期は11月から大騒ぎしていたものですが。平日であったのと、広告収入が減ってそれどころではなかったのが理由でしょうけれど、面白い陰謀論を思いつきました。

 クリスマスフィーバーは欧米の宗教団体が日本にキリスト教を広めるために広告代理店に金を渡してやっていた日本人洗脳計画だったんだよっ!!(ナ、ナンダッテー!?)

 向こうが不景気でそれどころではなくなったのでクリスマスがしょぼくなったという理屈です。

 アホな陰謀論はともかくとして、欧米では日本以上に宗教団体とか慈善団体が脱税のための隠れ蓑として使われていて、無視できない財力を持っています。今回の金融危機でこれらの団体が受けた打撃はかなりのものであるはずだと私は思います。米国で債務の確定がなかなか進まないのはこのあたりの非常にデリケートな問題があるからかもしれません。あと共和党が大統領選挙で全然お金を集められなかったことにも関係があるかもしれません。

 米欧とイスラム原理主義者の争いも、畢竟は宗教団体が集められる財力の問題なのかもしれません。となると、キリスト教は今回かなり打撃を受け、イスラムは英国に騙されて金を持っていかれたとはいえ、まだお金は十分にありますので、案外そのうちイスラム原理主義は息を吹き返し、欧米はそれに対して十分な打撃を与えられないというもどかしい状況が続きそうな気がしてきました。

中長期租税戦略

陰暦 十一月廿九日

 とはいっても麻生さんが打ち出の小槌を持っているわけでもなく、今回大盤振る舞いした分は国の借金となります。中長期的には増税は避けられません。

 法人税に頼った歳入では、不景気になったときに急激な減収になってしまって財政が不安定になることは今回よく分かりました。おなじ企業から税を取るにしても、企業が税を経費として計上しやすい消費税を主とした税収にするべきです。

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2008年12月24日 (水)

クリスマス、何それ、食えるの?

陰暦 十一月廿七日

 平成二十年度第二次補正予算案と平成二十一年度の予算案が発表されました。

 記者会見の配付資料(首相官邸)

 ちょっ、麻生さん、本当にロケットの絵が(笑)

 私は第二次補正予算は第一次の財政的裏付けだけかと思っていましたが、その後に経済状況が急激に悪化したので、かなり大規模で新規の項目を含むものになったようです。

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2008年12月23日 (火)

「しゅごキャラ!どきっ!」「プリキュア5GOGO!」感想

陰暦 十一月廿六日 【天長節】 


「しゅごキャラ!どきっ!」

 あむちんがルルさんのクリスマス会にお呼ばれされるお話でした。ルルさんは親思いで家事のお手伝いも進んでするしよくできた娘さんだと思います。良いお嫁さんになりそうだ。それに引き替え・・・いやいうまい。名古屋弁カムアウトは意外と呆気なかったです。

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2008年12月22日 (月)

続々々々・懐かしのB面コレクション

陰暦 十一月廿五日

 秋葉原に遠征したところちょうどDVDの安売りをしていたので「ふしぎ星☆のふたご姫」の第5巻と第6巻「ふしぎ星の☆ふたご姫GYU!」の第7巻と「続々々々・懐かしのB面コレクション」を購入しました。

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2008年12月21日 (日)

チベットの近代史

陰暦 十一月廿四日 【冬至】【納めの大師】

 「日本人の目から見たチベット通史」によると、チベットは大まかに言って東西二大勢力に別れていて、東側の前蔵がダライ・ラマを奉じ、西側の後蔵がパンチェン・ラマを奉じているそうです。

 外交方針は八百年前の元の時代から伝統的に、前蔵が独立志向が強くて支那とは折り合いが悪く、後蔵は支那と協力しようという傾向が強いようです。そしてモンゴル・支那・インド(英国)それぞれの力関係に会わせて、ダライ・ラマとパンチェン・ラマが交代して政権を握るという方法で生き残りを図ってきたいらしいです。

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2008年12月20日 (土)

地下水と平安貴族からの独立

 日銀がやっとこさ利下げと金融緩和をしてくれました。日本全体の景気はどん底ですが、これでお金の流れはここ二十年ではかつてないくらい正常な状態になりました。銀行から企業へのお金の流れができました。あとは政府がセルモーターを回すだけです。セルモーターによってエンジンが稼働すれば、企業から家計や地方にお金が回るようになり景気は回復します。

 欧米と異なり、日本には借金がないので回復は早いでしょう(政府の債務は今日明日返さなければならないものではない)。欧米は乾燥した地面に水をまいているのと同じ状態ですが、日本の場合は地面が十分に湿っているので、水や肥料をまけばそれが瞬く間にそれが作物に吸収される状態にあります。

 今回の超円高と米国のゼロ金利と日銀の利下げとそれに連動した株価の動きは、中央銀行の役割を日本人に知らせる良い勉強になったと思います。

 輸出産業は相当高いレクチャー料を払わされましたが_| ̄|○

 これで「消費を拡大させるために日銀は政策金利を上げろ」なんて事を言う代議士はいなくなるでしょう。

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2008年12月19日 (金)

アニメは死んだ

陰暦 十一月廿二日

 一月からの新アニメの情報をチェックしてみたけれど冴えない。「ふしぎ星の☆ふたご姫」が終わって以来日本のアニメは死んだな。OVAもあるけれど、絵 を見ただけで萎える。やはりテレビで流れるアニメの方が出来が良いと思うが、テレビ局は今期は軒並み営業赤字。来年度はもっとひどく、おそらくどこかのテ レビ局が倒産するだろう。

 テレビはどう見ても斜陽産業なので、アニメ界はテレビに頼らないビジネスモデルを作ってほしい。

 OVAを買うようなアニメファンの好みはかなり偏っているので、私のような子供向けアニメのファンが楽しめるものがない。ふたご姫やと んがり帽子のメモルのようなアニメをテレビに頼ることなく制作するにはどうすればいいのだろう。こういったアニメの方がアニメーションの本家だと思う。深 夜に氾濫しているような出来の悪いアニメが世界で売れたところでなんにも嬉しくない。

 ふたご姫ほど良質のアニメだったら、一本見るごとに300円くらい払っても良い。となると解決手法は有料放送になるのだろうか。お客 からお金を徴収しないテレビというシステムは芸能としては邪道なのだ。お笑いも寄席がなくなってから質が落ちた。テレビが視聴するごとに金を取られるシス テムになればもっと作る方も真剣になるのではないだろうか。

2008年12月18日 (木)

いくらなんでも提出した翌日に採決は

まずいでしょ。

雇用対策四法案、手続きに不備の可能性(47ニュース)

 趣旨説明とか質問とかはやったのでしょうか?せめて今日一日くらいは議論をすれば良かったのに。本当によい法律だったとしても、いくらなんでも一日で採決はあり得ないでしょう。

 会議は欠席するし、自分で提出した議案は全く審査もしないで強行採決しちゃうし。民主党というのは本当に議会制民主主義国の政党なんでしょうかね。

 政権を取ったら、官庁に党の代議士を送り込むつもりらしいですが、国会では法案の審議はしないで速攻採決して、当然審議をしていないために穴だらけでどうとでも解釈できる法律を、官庁に入り込んだ代議士が恣意的に運用するのが民主党が望む国家像なのでしょうか?

 それにしても江田五月氏には幻滅させられた。岡山の人だから期待していたのに、完全に自分の党の言いなり。自民党の議長はもうちょっと他党にも配慮しますよ。

 労働組合も、組合員から集めたお金をこのようなまともに仕事もしない連中に横流しするのはやめて欲しいです。民主党が本当に労働者のためを思っているのならば、法律のことを理解してもらえるよう、与党にも、そして国民にも説明を尽くすはずです。つまりこの拙速な審議と強行採決は、与党に否決させるためにやったとしか思えません。国民をバカにしています。こんな党に金を払うために組合費を払っているわけではありません。共産党に献金してくれた方がまだマシなくらいです。

 結局国民は法律の内容なんか分からないのだから、パフォーマンスで政府に対する印象を悪くすることができればそれでいいと思っているわけです。われわれも甘く見られたものです。

2008年12月17日 (水)

五胡十六国や吐蕃の影響

陰暦 十一月廿日

 東方選書の「匈奴」(沢田勲著)、「五胡十六国」(三﨑良章著)、それと「日本人の目から見たチベット通史ー西蔵の伝承と通説を検証」(小松原弘著 東京図書出版会)を読んでいます。遊牧民というのに憧れがあります。政情が安定化したら、カフカスやサマルカンドに行ってみたいとずっと思っています。

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2008年12月16日 (火)

むしろ僥倖と思いたい

陰暦 十一月十九日

米11月の住宅着工数過去最低、物価も急激に下落(日経新聞)

 米国は大変です。でもまだ底ではありません。09年になっても底は来ないと思います。債務返済の目途がつくまではダメです。かつての日本同様に四、五年かかると思います。

 どっちにしろ日本は内需拡大をしなければなりませんでした、これで輸出産業も腹をくくるしかなくなるでしょう。政治家も、官僚も、実業界も、庶民も輸出で稼ぐことはしばらくは諦めて、日本国内で金を回す方策を考えましょう。

 日本人労働者を貧しくすることで輸出を拡大するよりも、みんなで豊かになる方策を考える方がよっぽどいい。一時的に政府債務は増えるでしょうが、国民全体の所得が増えれば債務の返済も進むでしょう。そもそも税金は日本人から取るのだから、日本人が豊かになることなしに政府債務の返済なんか不可能だったのです。まず日本人の大多数が豊かになるのが先。

「しゅごキャラ!どきっ!」

陰暦 十一月十九日

 今回は我らがアイドルナギーがメインの回。ちらりとポニーテール姿まで見せ下さいました、ナギーいいよナギーはぁはぁ(*´д`*)はぁはぁ

 見えぬ敵あむちんの親友なでしこにライバル心むき出しのリマたんは、その双子の兄と言うことになっているナギーにも敵愾心をむき出しにつっかかってくるのであった、さすが女の勘は鋭い。

 んであむちんが山上たつひこになったりナギーが掘った落とし穴にはまったりと体を張ったリアクションでりまたんを笑わせようと七転八倒、りまたんを元気 づけるだけのためになぜここまで?ていうかナギーよこんなに立派な穴を一晩で掘るなんて塹壕構築部隊かお前は?いつまにか話がとんでもない方向へぶっ飛ぶ のが佐藤順一アニメの醍醐味なのである。

 ナギーとりまたんは好敵手でいいカップルになりそう。りまたんみたいな多少アンバランスな女性はナギーのように余裕がある男性の方が しっくり来るのではないだろうか。これで真実をカミングアウトしたときに、りまたんが苦悩するナギーをそっと支えたりなんかしてくれたら、おじさん地面を 転げ回って喜びますのでPEACH-PIT先生そこんところよろしく!

2008年12月15日 (月)

たいへんだ!

観測史上過去10番目の暑さ(日経新聞)

 過去10番目というとなんかすごそうだけれど、要するにこの100年間の平均とほとんど変わらなかったって事やんけ。

12月としては観測史上(過去10年間で)最大となった北極海の氷面積

 今回の温暖化のピークは2007年で、どうやら地球は寒冷化に向かっているらしい。でもこの寒冷化も20年くらいで終わって、また温暖化するのでしょう。その程度のものだったのです。

 太陽の黒点活動云々というニュースもありますが、太陽の黒点の数が太陽が発する熱量と関連があるかどうかは確かめられたわけではないのでこれも慌てる必要はありません。黒点ができるメカニズムはまだ仮説の段階で証明されたわけではないのです。ただし太陽風が弱まっているという情報もありますので、これには注意が必要かもしれないと思っています。

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こりゃマジで金融市場が機能するのは日本だけなんて事に

陰暦 十一月十八日

 私は日本の景気の先行きには楽観的なんですが、米州や欧州はえらいことになりつつあります。

米社債値下がりに拍車(日経新聞)
エクアドルが債務不履行宣言(朝日新聞)
アイスランド09年にもEU加盟申請(日経新聞)
英国ユーロ加入準備か(47ニュース)
ギリシャの暴動長期化(日経新聞)
ギリシャ発のデモ、欧州各国に広がる(東亜日報)

なんだか世界は1848年か1919年かはたまた1929年かというような様相を呈してまいりました。

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2008年12月14日 (日)

今こそ労働党の結成を

 経験から来る勘ですが、負担増と給付増をセットで提案する政治家なら、たとえ普段国防とか教育問題で変なことを言っている左翼でも信用ができると思うのです。たとえ政権内に入ったとしても、金の勘定ができる人間ならば無茶なことはしません。

 反対に、負担増なしに給付増を言うような人間は、どれほどまともなことを言っているようにみえても嘘つきでしょう。

 なんとかうまいこと民主党内の労組議員を麻生さん側に引き込めないものだろうか。そうすれば自民党内にいる小さな政府派と民主党内の機会主義者達の合体を祝福をもって見送ることができるのに。

 麻生さんを支持する人達は地方に多いはずで、労組議員は都市に多いので選挙区的にもかち合わないはずです。

 小沢氏は政権を取ったとしても一時的に金をばらまくだけで、制度としての社会保障の充実は望めません。小沢氏が権力の座から凋落すればそれまでばらまかれていたお金は引っぱがされ、今予定されているよりももっと強烈な増税がやってきます。

 どうも民主党の菅氏が党を割りそうな気配がするのですが、これだと労働組合が小沢氏を支える構図となって非常に具合が悪い。民主党内の大きな政府派が主導権を持って分離してくれる方が庶民にとっては絶対によい。

 そうすると、自民党も社会保障を旗印に二つに分かれるだろうから、四つになった党が互いに選挙協力を組んで戦って、選挙後に合同するなり、連立政権を組むなりすればいいと思う。

 ことは労働組合の決断如何にかかっています。労組系議員が民主党を割って労働党を作れば、参議院のキャスティングボードが握れるので、衆議院選挙の結果を待たずにしてこっちの勝ちは決定です。どうしたって負けることはないので労働組合にとっては得なことしかない。なんとしても労組系議員には民主党を割って労働党を作ってほしい。政党助成金の関係から、決断するなら今が一番良い。

死ぬ死ぬ詐欺

陰暦 十一月十七日

 北朝鮮が新手の詐欺の手法を考案したようです。金正日が死んだという情報を流して、米国のようなナイーブな連中に「北朝鮮は変わるかも?」と期待を持たせて金を引き出すのです。

 米国はあやうく騙されるところでしたが、すんでの所で金を引き上げました。これで米国の重油支援は当分お預けでしょう。

 福岡日中韓サミットは事実上の朝鮮半島日支共同管理宣言だと思います。韓国は財政的に日本の保護下に入ります。韓銀には頑張って円を売って行き過ぎた円高を是正して頂きましょう。というわけで中共は北朝鮮を何とかして下さい。

 本当は米国に北朝鮮や支那との戦いの矢面に立ってもらいたかったのですが、当の米国があのような状況では日本自ら出ていくしかありません。ただし今回は幸いなことに朝鮮半島が南北に分断されていますので、百年前のように日本と支那で一つしかない国を取り合いすることにはならないのが救いです。

 なるべく金だけにして、政治的には関わり合いにならないで済ませたいものです。あそこは日本にとっても支那にとっても鬼門です。

2008年12月13日 (土)

「ドラマ・男装の麗人」感想

陰暦 十一月十六日【望】

 先週録画しておいた「男装の麗人」を視聴した。近頃のテレビドラマとしては非常に力が入っていた。脚本も良かったし、役者の演技も上手だった、音楽も効果的であった。テレビ局もやればできるではないか。

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2008年12月12日 (金)

法案通りまくり

 金融と給油法がめでたく通りました。第二次をだしていたらこれに時間を取られてこんなに早く通っていませんでしたね。よくぞ野党や反主流派のブービーとラップにはまらなかった。なんのかんの言って麻生政権になってから法案通りまくり。

 景気対策も規模としては十分ではないかと思います。あとは国民が政府を信じてこれを活用するかどうかです。それよりも、日本よりもひどい状態な筈のEUが日本と1兆円しか違わない24兆円しか経済対策を打てないことの方が心配。折角EUは小さな被害でバブル崩壊を乗り切ったのに後始末でこけるのだろうか。

 NHK・日経・産経の論調が正常化し始めました。朝日はだいぶ前から良くなっています。讀賣も半月前よりはマシになってきました。さすがに事の重大さが分かってきたのでしょう。

 小沢氏が麻生政権の支持率下落にもかかわらず渋い表情。そりゃそうでっしょう、今回の大規模経済対策は、彼が政権を取ったらやろうとしてたことだからです。小沢氏が官僚を脅して金を引き出す予定でしたが、麻生さんは官僚をうまく褒めて金を引き出しました。北風と太陽です。小沢氏のなかで政権奪取に向けた意欲が急速にしぼんでいるのではないかと思われます。

 この人、継続的な歳出の拡大は大嫌いなのに、一時的な歳出の拡大は大好きなんですよね。財政再建を唱えて権力を握ったら、金をばらまいて、金策をしなければならなくなると政権を放り出すというパターンを繰り返しています。要するに金をばらまくのは好きだけれど、後始末は嫌いなのでしょう。本質的に身勝手なのです。

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シルバーロードとドル(二)

陰暦 十一月十五日

 このように、世界共通の決算商品を発行する国は、価格差が存在し続ける限り、通貨発行益を得ることができます。第二次世界大戦に勝利して以来、この利益 を享受し続けていたのが米国です。ドルを発行し続けることによって、ドルの価値は下落します。これは借金によって消費をしている米国にとっては自分の債務 が減少することを意味します。

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2008年12月11日 (木)

シルバーロードとドル(一)

 世界史の用語に「価格革命」というものがあります。16世紀から17世紀前半にかけて、世界中で継続的に銀の価格が下落(商品価格が上昇)した現象です。原因は、南米で発見されが銀鉱山と日本の石見銀山から大量の銀が世界中に流出したからです。

 産出元の南米は無尽蔵の銀で安く本国のスペイン・ポルトガルから生活用品を手に入れることができました。やがてイベリア半島で銀が十分に行き渡って、価 格差の旨味がなくなると、スペイン人はイタリアやドイツといったまだ銀が高値で取引される地域で物を買うようになります。

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米国の「チューリップのアップリケ」

陰暦 十一月十四日

 月にいっぺん会社に来るCDの行商からまたテレサ・テンのアルバムとジュディ・コリンズのアルバムを買いました。

 「愛人」と「償い」は日本語よりも中国語の方がいいかもしれない。「時の流れに身をまかせ」はどっちで聴いても良い曲です。

 ジュディ・コリンズはいいですね。カーペンターズのカレンがかれたような感じです。ゴスペル調の「アメイジンググレイス」は感動的です。「青春の光と 影」も明るい詩なのにどこか物悲しい。おそらくこれも黒人差別を歌った歌なのでしょう。「風は激しく」も心にしみ入ります。「せめて10セント」はバック のギターが素晴らしい。

 アメリカも三十年前まではメッセージ性があってなおかつ音楽的に優れた曲を作っていたのでした。今は見る影もありませんが。今回の不況で彼等も少し考え直してまた良い曲を作ってくれるかもしれません。アメリカ人は自信を失っているときの方がよい文化を残すから。

2008年12月10日 (水)

日本の不況が終わりました

陰暦 十一月十三日 【大宮氷川神社大湯祭】【納めの金比羅】

 長かった日本のバランスシート不況がついに終わりました。

大企業の資金繰り、銀行へシフト(日経新聞)

 これによって日本のお金が国内で回り始めます。何より喜ばしいのは、これで銀行が中小企業から融資を引き上げずに済むことです。国内に資金需要ができたので、日本銀行も心置きなく金融緩和ができるはずです。

 現下の経済状況は厳しいですが、それを埋め合わせする景気対策はかなりの規模で行われます。日本の景気は必ず回復すると思われます。むしろ来年の今頃は、外国から流入する安い資本によってバブルが起きることを心配しなければならなくなるでしょう。

 しかも卸売物価が下落していますので、今回は中小企業にも恩恵が行き渡ります。警戒すべきは末端の小売りのダンピングだけです。

 製造業を解雇された労働者はもうしばらく政府の支援で食いつないでもらえば、流通や建設で吸収できると思われます。そのうち医療や介護部門が恒常的に労働者を吸収するようになるでしょう。

 大企業が海外の金融機関から資金を調達できなくなったのと、麻生政権が国内の銀行を資金援助する姿勢を示したからです。麻生さんよくやった!

2008年12月 9日 (火)

家庭っていったってね

 テレビや新聞で家庭の二酸化炭素排出量が多いとか言っているけれど、統計上の家庭には零細企業が含まれるんだよね。ここ数年の家庭の二酸化炭素増加分は明らかに景気拡大によって、下請けの零細企業の稼働率が上がったことによるものでしょう。

 庶民にチマチマ照明を消させたところで大した効果はありませんよ。

 零細企業のエネルギー効率が悪いのは、お金が足りなくて設備投資ができないからです。本当に零細企業のエネルギー効率を向上させたいのなら、彼等に正当な報酬を払うのが一番でしょう。

「プリキュア5GOGO!」の憂鬱

陰暦 十一月十二日【京都了徳寺大根炊き】【漱石忌】

 なんだか分かりにくいお話でした。小町さんメインの回は歯切れが悪い話が多いような気がします。文芸少女という絵にしづらいテーマ故でしょうか。欲望に忠実なのぞみ・ココ夫妻と違って小町とナッツは感情を表には出しませんし。

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2008年12月 8日 (月)

危険な世代

 前々から最近の日本の50〜60代男性の感覚はおかしいと感じてきたのですが、どうやら間違ってはいなかったようで、アンケート調査結果にも出てきました。

 

世論調査で浮かび上がってきた危険な世代(産経新聞)

 新聞記事では40〜50代男性となっています。

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記憶で辿る財政再建vs社会保障(二)

陰暦 十一月十一日

 今ある様々な問題の根っこには"出生率の低下"があります。日本の女性は子供を産まなくなりました。子供の数さえ多ければ、需要も増えますし、将来の生産力も確保できます。日本も昭和60年(1985年)までは他の先進国と遜色ない出生率がありました。けれどもその後、日本と英仏は大きく別れて、日本の出生率は人口維持が不可能なレベルまで下がりました。

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2008年12月 7日 (日)

"世論"なるものの正体が見えてきた

 今年中に選挙がなければ、麻生政権が解散に打って出る説の言い出しっぺである新聞の偉い人の首が飛ぶ、という噂が流れているのですが、これって讀賣新聞のことだったのか。朝日かと思っていたけれど違うみたいですね。

 讀賣新聞のここ数日のなりふりを構わぬ麻生政権攻撃はまことに見苦しい。世界一位の部数を誇る新聞がただの怪文書に成り果てています。これではさすがの讀賣の読者もおかしいと気づくでしょ。

 それとフジテレビの新報道2001の世論調査もおかしいですね。日経新聞では財政再建よりも景気対策が大事という意見が多数派なのに、この番組の世論調査は財政再建派が圧倒的多数になっています。

 おそらくモニターは大企業の社員もしくは公務員そしてがっつり年金をもらっている高齢者(元企業の取締役)なのでしょう。エスタブリッシュメントばかり選んでいるから世論の先行指標だと言いたいのでしょうが、あまりに高尚すぎて私達庶民にはついていけるような指標ではありませんね。

 いい加減ニュースや新聞を社内の権力闘争の道具に使うのはやめて欲しいです。

記憶で辿る財政再建vs社会保障(一)

陰暦 十一月十日 【大雪】

 以前にも触れたかもしれませんが、私は昭和六十一年から六十二年まで一年半英国に住んでいたことがあります。その当時の英国というと福祉国家のモデルという扱いでした。

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2008年12月 6日 (土)

新長屋システム

陰暦 十一月九日

 日本以外みんな沈没という経済情勢では、生産拠点を海外に移してコストを下げて商品に競争力をつけるという選択肢は通用しません。なにせ誰も買ってくれる人がいませんから。

 ここは税負担を上げて集めたお金で公共事業をするしかないと思うわけです。じゃあどんな仕事を与えるか。ちらほらと声が上がりつつありますが、低所得者向けの公営住宅が良いのではないでしょうか。これなら理解を得やすい。

 実際、私が住んでいる多摩地域では公営住宅の建て替えが進められています。そこに住んでもらった上で、さらに公営住宅とセットで職業安定所を建設して、期間従業員業務の斡旋をやらせてはどうか。

 企業も、同じ期間従業員でもどこに住んでいるかも分からない人間は雇いにくいですが、公営住宅に住んでいて、他の企業で働いた経験もある人なら雇いやすい。

 日本の生活コストで一番割高なのは家賃ですので、公営住宅でこの負担さえなくなれば、あとは月十万円の給与でも独身者なら悠々生活できます。夫婦と子供一人でもギリギリ生活ができます。

 しかも公営住宅として一括契約すれば、電気・ガス・水道代の引き下げも可能であるはずです。

 実をいうとこれは江戸時代の長屋のシステムです。長屋の住民は、毎日職が変わるような不安定な労働者でしたが、家族を持つことができました。毎日仕事は違っても、何かしら仕事には就いていたのです。これは大家が身元保証人になって、商店とか問屋とか大工に労働者を斡旋していたからできたことです。口入れというやつですね。

 保育所をその公営住宅にセットで設置すれば猶良い。保育所には数名の有資格者をおいて、あとは安い賃金で公営住宅に住む主婦をバイトで雇用して子供の面倒を見てもらえばいいと思うのです。長屋にはこのような育児補助機能もありました。

2008年12月 5日 (金)

新聞の論調が分からない

陰暦 十一月八日

 どうも最近の新聞の論調がよく分からない。安倍政権のあたりから日経新聞が妙に自民党に対して嫌味になったり、ここに来て讀賣新聞が麻生総理を目の敵にしだしたり、朝日新聞が親政府になったり。

 主義主張ではなく、新聞社の上層にいる人間の個人的な感情によって新聞の論調が左右されているのでは?と思いたくなってしまう。

 まあ、会社がこのような私情メインになったらそろそろお仕舞いでしょう。民主党よりも先にマスコミが潰れるかな。

 ニュースを見る限りでは今日の国会論戦は良かったです。麻生総理がどんな相手でもきちんと答えるので、野党としても質問のしがいがあるのでしょう。小泉総理は問答無用で相手をやりこめてしまいますし、安倍総理は討論は遊びが足りなかったし、福田総理はやや剣呑でした。こうしてみると、まともに議論ができる総理というのも故小渕総理以来ほぼ十年ぶりといえます。

 やはり国会は議論のキャッチボールをするべき場所であると思うのです。麻生さんは間違っていません。

2008年12月 4日 (木)

21世紀の総力戦

 今回のバブルから金融危機までの一連の出来事がもたらした効果を考えるに、世界的な戦争と同じ効果があったといえるかもしれません。

 米国と英国と大陸欧州の三者は競って資金を借り入れて、消費をしまくりました。最終的にはバブルが弾けて借金が残りました。損害の総額は米国、英国、欧州となりますが、国力の差から損害の深刻度は、英国、欧州、米国の順になります。

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はっきり言って世界恐慌です(追記)

陰暦 十一月七日

 日本のマスコミは民主党とつるんで政局を捏造するのに忙しいようですが、海外は大変なことになっています。これは世界的な危機です。マスコミは政府転覆ごっこにかまけるのはすぐにやめて、きちんと世界で起きていることを報道するべきです。

google news UK で "bankrupt(破産)"を検索した結果

google news US で "bankrupt(破産)"を検索した結果 

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2008年12月 3日 (水)

ああうっちゃしい

陰暦 十一月六日 【秩父夜祭り】

 財源とか国債とかばらまき批判だとかややこしい。いっそのこと来年の四月から消費税を上げた上で、なんの憂いもなく福祉や公共事業を拡大すれば良いんじゃないかとそう思ってしまう。

 例えば消費税引き上げなしで、赤字国債を3兆円発行して5兆円の景気対策をやるよりも、消費税を引き上げて5兆円くらい財源を手に入れた上で6兆円の景気対策をやった方が絶対効果が高いし、財政的にも健全だ。

 だいたい消費税は逆進云々とかいうが、結局一番支払うのは企業だ、消費税率が1%上がったとして、一万円余計に消費税を支払うためには百万円の消費をしなければならない。そんなことは消費者には無理。消費税が2%上がったとしても、消費者には年間で2〜5万円しか効いてこない。消費税は企業の取引にかかる部分が絶対的に大きい。

 マスコミは消費者の声を代弁しているかのようにみせかけて、その実スポンサーを代弁して消費税に反対しているだけだ。はっきりと「企業が困るから消費税は上げて欲しくない」といえばいいのに。それならそれなりに政府だって企業を困らないように対策をしてくれるだろう。

 何でもかんでも消費者とか市民のためといいつつ、その実自分の私欲を隠している。何だか何でもかんでも宗教とからめて私欲を追及する米国の世論誘導策みたい。ちなみに「宗教」を「環境」に置き換えると欧州になる(笑)

2008年12月 2日 (火)

麻生さんも大変そうですが

陰暦 十一月五日

 最近の報道は物事の内容を解説しないで、何か出来事があったこと自体を悪いことのように報じますからね、一時補正予算に関連した諸法規を通してからでないと、この先の収支が確定しないので、今第二次補正予算案を出しても穴だらけになって、年明けの国会が紛糾して平成二十一年度予算の審議に差し支えることが目に見えています。

 それに何をやるかは第一次で決まっているので、第二次は二月三月に必要になるお金の算段をするだけで、第二次で何か新しいことをするわけではありません。ですので、よしんば第二次補正予算案が今年中に国会に提出されたとしても景気対策には何も変化はありません。

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2008年12月 1日 (月)

「しゅごキャラ!どきっ!」感想

陰暦 十一月四日

 占いにはまった少女のお話。女性は占いが好きですね。実をいうと私も嫌いではなかったりします(^^;

 コミカルで絵の動きも多くて良くできていたと思います。導入部で明暗が分かれるあむちゃんとルルちゃん、平凡な人生を送るといわれて動転するさーや嬢、 ミキの魔女ルックなど小ネタが効いていました。気のせいかもしれませんが、どことなく「ふしぎ星の☆ふたご姫」と同じような作りの感じがしました。誰かス タッフが加わったのかもしれません。

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