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2008年12月12日 (金)

法案通りまくり

 金融と給油法がめでたく通りました。第二次をだしていたらこれに時間を取られてこんなに早く通っていませんでしたね。よくぞ野党や反主流派のブービーとラップにはまらなかった。なんのかんの言って麻生政権になってから法案通りまくり。

 景気対策も規模としては十分ではないかと思います。あとは国民が政府を信じてこれを活用するかどうかです。それよりも、日本よりもひどい状態な筈のEUが日本と1兆円しか違わない24兆円しか経済対策を打てないことの方が心配。折角EUは小さな被害でバブル崩壊を乗り切ったのに後始末でこけるのだろうか。

 NHK・日経・産経の論調が正常化し始めました。朝日はだいぶ前から良くなっています。讀賣も半月前よりはマシになってきました。さすがに事の重大さが分かってきたのでしょう。

 小沢氏が麻生政権の支持率下落にもかかわらず渋い表情。そりゃそうでっしょう、今回の大規模経済対策は、彼が政権を取ったらやろうとしてたことだからです。小沢氏が官僚を脅して金を引き出す予定でしたが、麻生さんは官僚をうまく褒めて金を引き出しました。北風と太陽です。小沢氏のなかで政権奪取に向けた意欲が急速にしぼんでいるのではないかと思われます。

 この人、継続的な歳出の拡大は大嫌いなのに、一時的な歳出の拡大は大好きなんですよね。財政再建を唱えて権力を握ったら、金をばらまいて、金策をしなければならなくなると政権を放り出すというパターンを繰り返しています。要するに金をばらまくのは好きだけれど、後始末は嫌いなのでしょう。本質的に身勝手なのです。

小沢一郎メソッド

権力を握る→大人面して大盤振る舞いをする→増税が必要になる→政権から逃げ出す→庶民面して増税を攻撃する→増税ができなくなる→財政が悪化する→良識派面して財政再建を唱える→政権を握る→振り出しに戻る

小沢氏は境界性人格障害なので、叛服常ならぬがごとくに見えて、行動パターンはひどく固定化されています。このパターンに従って先手を打てば行動不能になります。このメソッドから外れた行動を取り始めたときに人格崩壊を起こすでしょう。

境界性人格障害というのは自分の行動を読まれた瞬間に急激にやる気を失ってしまう物です。彼等の生き甲斐は意表を突いて周りをコントロールすることにあるからです。

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コメント

 法案がスムーズに通ることは、メディアにとっては、国民に気づかれたくないことでしょうね。二次補正提出先送りもよかったですが、国籍法改正について騒ぎだてたのも結局足を引っ張るためだったと勘繰ってましたので。
 バラマキ・ムダ批判についても終息しなければ、結果として、非正規雇用や新たな失業者、貧困を量産していくことでしかありません。

保守系左派さんおはようございます。

党首討論の切り貼りはひどかったですが、それ以降マスコミは正常化してきていると思います。

マスコミの応援は野党にいるまともな政治家にとってもありがた迷惑なのではないでしょうか。

マスコミが変なところを褒める物だから、小沢・鳩山・菅といった機会主義者ばかりが党内で幅をきかすようになってしまいました。

今回麻生政権が雇用対策を連発していることには、労働組合と労組系議員の良い意味での協力があると思います。これは野党内部の労組系議員にとっては手柄でもあるわけです。でもマスコミはこれを報道できないんですよね。

>ばらまき批判
返す返すも橋本内閣のタイミングの悪さが悔やまれますね_| ̄|○

>ムダ批判
小泉内閣の時に景気が底を打ったのは、小泉さんと竹中さんが間違いに気がついて適当なところで不良債権処理と財政再建を誤魔化して歳出拡大(維持?)路線に転じてくれたからなんですが、この二人とマスコミは政権を獲得したときに構造改革を唱えていた手前口をぬぐっています。

竹中さんあたりが「いやー実は構造改革は今の日本には役に立たないんだよ、俺も途中でやめちゃったし〜」というようなぶっちゃけ話をしてくれればいいんですけれど、学者には無理かなあ・・・

 大学の教授、准教授には自粛が必要でしょうね。いまでは、なに言っても許される「言論の自由」の濫用が、国民を迷走させているわけですからね。

 今回の雇用対策批判は、野党の労組系にはご法度でしょう。共産党当たりはさすがにムダ批判は拙かったと気づいたからこそ、雇用促進住宅(売却前)の施設使用で、住宅対策を提言するのは、自民党と共産党は歩調をあわせてますね。民主党の利益にせず、共産党へ、結構うまくやってますよね。

 かっての終身雇用である日本型経営(企業共同体)を否定したバブル期が、多様な雇用形態を求め、フリーター・非正規雇用を容認に、派遣労働解禁の流れをつくり結果として連合を含む三者合意で、ワークシェアリングを進めたツケで、労働者を困窮させるに至ったことはどこにも出てこない。
 ロスジェネ世代が、実験台にされたことは間違いが無いけど、結果として正規雇用(ローマ市民権)と非正規雇用(ラテン・イタリア市民権)の違いとは、社会保障(参政権)の付与でしかない状態ですよね。労働局の最低賃金の掲示単位は「時給」です。

正社員になることは自分の可能性の芽を摘む愚かな行為、とメディアが90年代に煽ったのも、今となってみれば保守系左派さんが言われる実験の一環であったのかもしれません。

正社員を貶めることには、教育界では家庭科教師が荷担しています。家庭科免許は一番取りやすいので、子供をオルグすることを使命と勘違いしている学力のない教師志望は、女は家庭科免許を取り、男は社会科免許を取ります。

彼女たちによって家庭科教育は料理やお裁縫を教える場から、左翼が子供をオルグする場へと変わってしまいました。なんで家庭科の時間に従軍慰安婦のことを教わらなきゃいけないんだ・・・

私は教育で問題だったのは"ゆとり教育"よりも"個性教育"だったのではないかと思っています。


住宅費さえ軽減されて、そして健康保険と厚生年金さえちゃんと企業が払ってくれるのならば、時給500円でも生活できるんですよね。貧困層にとって必要なのは時給の平等ではありません(笑)

でも企業が従業員に払う給与よりも、この手の社会保障費とか、保険とか、退職金の準備とかの方が高く付くんですな。だからこれらが軽減されるのなら企業は喜んで期間従業員に高い時給だって払います。

ですので場合によってはこれからは期間従業員に正社員よりも高い時給が払われるようになることだってありうると思います。

たがここで期間従業員に気をつけてもらいたいのは、人生全体で考えれば、時給よりも、社会保障をもらう方がと得だと言うことです。

金融教育なんかいらないから、社会保障教育を中高生に施すべきでしょう。

病気になったときに受けられる補助、
失業したときにどこに助けを求めればいいのか
収入が少ないときに届け出すれば各種の負担の免除が得られること
自治体が提供している格安の住宅
etc...

家庭科の時間にこのように"公共サービスの上手な消費者"になることを教えるべきです。

学校にはもっと貧乏人のサバイバル術を教えて欲しいです。個性とか人生の意味なんてのは学校が教えなくても、生活が安定すればなんとかなるんですよ。

まあ財務官僚が非常に嫌がりそうですけれどね(笑)

 正規雇用というものは存在しなく、いや非正規雇用の状態が正常となる、そのためには課税所得控除を消失させ、社会保障費を消費税で行い、退職金引当金(負債科目)、労災保険(特別会計)というものも存在しなくなるのではないか。財務官僚的にはこうじゃないかな(苦笑)

>金融教育なんかいらないから、社会保障教育を中高生に施すべきでしょう

 労働者教育、労働権教育の重要さについては、濱口先生やマシナリさん等の心ある方々が、ご指摘するところです。
 日教組の批判されるべきは、権利・自由教育を誤らせたことにより、モンスターペアレント達を生んでしまったこと。そのために、労働者教育をどの機関に委託することが決められないことなんだと思います。

 

まあ会社は大事な仕事は正社員にしか任せられないわけで、正社員が消えることはないでしょうが、90年代の政治家・官僚・財界人・労組幹部は、期間労働者の拡大がもたらすであろう問題を甘く見すぎたと思います。

http://blog.livedoor.jp/kangaeru2001/
少年犯罪データベースによると、昭和三十年代まではモンスターペアレンツが普通だったとあります。日教組は寝た子を起こしてしまったのかもしれません(笑)

労働権教育なしに税金の話を政治経済で教えるから、国家が国民からむしり取るばっかりのようにみえるんですよね。

ところで最近マスコミが野党幹部がどこかに行くことを「視察」と表現するようになったのですが、政党は別に公的な組織ではないので、その幹部に視察という言葉を使うのは不適切だと思います。訪問で十分です。

視察という言葉を使うとそれだけで何か有意義な仕事をしたようにみえてしまう。まあ地方自治体の首長や議員の"視察"もたいがいですが(笑)

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