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2009年2月27日 (金)

少子化対策に対する特別世論調査

陰暦 二月三日

少子化対策に対する特別世論調査(内閣府)

 ようやく少子化対策の必要性が社会で認識されるようになってきました。

 出生率の低下に対して危機感を感じるが 83%
 諸外国の政策を日本にも採用するべきが 90%
 必要な対策として
  仕事と家庭の両立支援と働き方の見直し 58%
  子育てにおける経済的支援の軽減    54%

 などです。掛け声だけではどうにもなりません。子供を産み育てる世代を人・物・金で国全体でバックアップすることが必要です。そのためにはまず少子化対策のための持続的な財源の確保です。

 少子化対策なくして経済発展はなく、安定した年金もあり得ないのです。

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2009年2月26日 (木)

統帥権の干犯!?

自民小委、陸自「陸上総隊」創設の是非検討

???

 なんで政党が部隊編成を議論するんだ、そりゃ軍人の専権事項だろ。シビリアンコントロールは最高司令官が文民であることを意味するだけであって、作戦や部隊の編成に素人(文民)が口を出すと機能が低下するだろ、どう考えても。

 軍令は非専門家には分かりにくいし、機密もあるのだから、軍人以外が触っちゃダメだろ。文民が決めることは、どこを主な仮想敵国にするかということと、どれだけ予算を与えるかと言うことと、開戦の決断だけでそれ以外は軍人にフリーハンドを与えないと国防がおかしくなる。

 なんでだれもこの会合のおかしさに気がつかないのだろう?

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$2兆の財政赤字ぐらいでガタガタぬかすな

陰暦 二月二日

 日本のテレビ局がオバマ政権の大盤振る舞いを好意的に取り上げている。同じ公共事業も米国がやれば有効な景気刺激策で、日本がやれば無駄遣いですか、ああそうですか。麻生政権の経済対策を非難するのなら、オバマ政権の政策もくささないと辻褄が合うまいて。

 この国のマスコミは一体どちらを向いて仕事をしているのやら。

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2009年2月25日 (水)

徴税マニューバー

陰暦 二月朔日【北野天満宮梅花祭】

 社会サービスには年金のように個人が進んで税金よりも高い金額のお金を積み立ててくれるものもあれば、教育のように社会全体としては必要だけれど、自分の子供以外に払うのはお断りというものまで様々あります。

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2009年2月24日 (火)

パーキンソンの法則って知ってる?

 国家公務員、審議官以上にも成果主義(讀賣新聞)

 国家公務員の成果ってなんだ?なるべく賄賂をいっぱい集められたやつを評価しろってことか!?

 政治家が公務員に間違った指示を出して、その結果として役人が非生産的な仕事を余儀なくされた場合、その国家公務員の成果はどのように判定するのであろうか。政治家の指示通りに、存分に役に立たないことをしたことを成果と認めるべきなのか、無意味な命令を適当に受け流したことを評価するべきなのか。

 政権交代が起きたとき、前政権に忠実だった官僚は無能な官僚とみなすべきなのだろうか?

 あるいは次々と仕事を作る官僚がいたとして、果たして彼は"優秀な官僚"といえるのであろうか?

 役人の評価って難しいですね。

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株屋の走狗

陰暦 一月三十日

 日本でも米国でも欧州でも「財政出動は効果がない」といっている人がいます。GDPの部門別寄与度を見ればそんなことは言えないはずなのですがいつまでたっても已みません

 そこで考えてみました、財政出動して損をするのは誰かと。財政出動となると赤字国債が大量に発行されます。そうすると、投資家は株を売って安全な国債を買うでしょう。となると株の値段が下がります。困るのは株屋というわけです。

 今回のようなデフレ不況の時に政府が財政出動をしないと、経済が大幅に縮小します。デフレの恐怖と、政府債務の負担が重くなる心配のどっちを軽いと見るかですが、私は政府債務の拡大の方を軽いと見ます。デフレが続く限り政府債務の返済は滞りますが、経済が好転すれば政府債務を減らせるかもしれないからです。

 年次改革要望書といい、ノンバンクの利害を代弁している人たちが世界中で経済に悪影響を与えているような気がしてなりません。

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2009年2月23日 (月)

北風の説得、太陽の説得

陰暦 一月廿九日 【皇太子誕生日】

 十日くらい前に「ノムさんの時事短評」の主宰者である野村勝美さんにメールを送りましたところ、光栄にもサイトに私の意見を掲載してくださいました。その後、何通かメールをやりとりするうちに自分の説得法の問題点が見えてきました。

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2009年2月22日 (日)

いいぞ!やれ

自民党内で世襲制限論(日経新聞)

職業選択の自由の問題がありますので、同一選挙区からの立候補禁止でいいと思います。世襲の範囲は姻族を含めた四親等内ぐらいでいいのではないでしょうか。

これはインパクトがあると思いますよ。マスコミも無視できないはずです。民主党も追随して多少自民党引き上げ効果は薄れるかもしれませんが、どっちにしろ日本のためになります。是非やるべきでしょう。

それにこれって世襲反対派だけではなくて、世襲が好きな人の票を掘り起こす可能性もあるんですよね。例えば小泉元総理の次男だったら、横須賀でなくても票を集めてくれるかもしれません。それに小泉元総理の地盤なら強力でしょうから、全くの新人を連れてきても当選できる可能性が十分にある。一挙両得。非常に積極的な作戦なんです。

よその選挙区では通用しない程度の"親の七光り"は要するに後援会の利害だけなので、そんな議員は後援会もろとも消えてくれて構いません。

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ぶれなきゃいいってもんでもないだろ

 最近の麻生政権に対するマスコミのやり口はあれですね、乳飲み子を抱えた母親に四方八方から猟犬をけしかけているのと同じですね。母親が政府で、子供が日本経済、猟犬はマスコミ。

 母親は子供を放り出せば逃げられるけれど、それは到底できない。猟犬を追い払おうとすれば子供を守るのが手薄になって横から別の犬が子供にかみつく。結局母親は子供をかばって犬に自分の肉を食いちぎられるのに任せるしかない。まさに外道です。

 母親としては、いっそ自分が喰い殺されたとしても、それで犬が腹一杯になれば、その隙に子供は逃げられるかも、ということを期待するしかなくなります。そりゃ政府も小泉政権のようにマスコミとの戦いに専念すれば、それなりに相手にもダメージを与えられるのでしょうが、それで経済がお留守になってしまっては意味がありません。

 マスコミというのはやろうと思えばどんな政権だってネガティブキャンペーンで無能な政権に見せることができるわけです。これは情報に限らずどの商品にも言えることで、近頃の商品は高度になりすぎて、消費者が自分の経験だけでは良し悪しが判定できなくなっています。広報戦略でどんなまがい物でも良品として売りつけることが可能なのが今の世の中です。作り手が職業倫理で自らを律するしかありません。

 でもそんなに長く続くとも思えません。騙せると言っても限度はあるからです。

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2009年2月21日 (土)

公共財の安売り自体は悪ではない

 簡保の宿に不当に安い値段が付けられて民間に払い下げられたことが問題になっています。

 郵政会社から簡保の宿を買った業者が、宿泊施設を継承して地元の発展に寄与してくれる業者だというのなら、破格に安い値段で払い下げしてもいいと思います。むしろ、存続を条件に安売りを積極的に進めてもいいくらいです。

 けれども今回の事件の場合、地元のことになど興味がない不動産ブローカーが安値で仕入れて、実際に事業を行う業者がブローカーから高値で買わされています。これはおかしいと思います。

 簡保の宿というのは、普通なら宿泊施設など誰も作らないような僻地にあることが多いです。ですので、その周辺の雇用にとって重要です。となると、買い手がどういう事業計画を持っているのか郵政会社は興味を持って精査するべきです。しかし今回の転売を見ていると、買い手の事業計画に郵政会社は全く興味を持っていなかったことになります。

 事業計画をきちんととっていれば不動産ブローカーが嘘の報告をしたのが悪いと言うことになりますが、そうではないようです。

 今回郵政会社は民間になったことを盾に資料の提出を渋っています。もし民間だというのなら利益の最大化を求めるべきですので、簡保の宿をできるだけ高く売るべきでした。隠し事をするときだけ民間になり、業者に利便を図るときは半官半民になるのは卑怯です。

 転売を進めた業者から、政治家や官僚それに民営化で入ってきた民間人に金が流れていないか調べを進めるべきです。

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日経の怪

陰暦 一月廿七日 【西大寺はだか祭】

 googleニュースのおかげで新聞記事の比較がしやすくなって助かっています。ここ数年の新聞記事を注意深く見ていくと従来の各社の特徴が当てはまらなくなってきています。

 不思議なことに、朝日新聞が一番自民党に好意的です。特に麻生政権になってから顕著です。毎日新聞は何がなんでも反自民で、反自民のためなら昨日と全く正反対のことを主張することも辞しません。

 讀賣新聞は印象操作で政権の攻撃をしていることが多いのですが、ふいに政権攻撃を止めて政治について押し黙ることが多いです。何となく思うのですが、ナベツネ閣下は本当に自分の会社のことが掌握できているのでしょうか?親政府のナベツネ閣下と全共闘世代のデスクが綱引きをしていて、現場は両方の顔色を窺っているという妄想が浮かびました。

 一番空気が読めていなさそうなのが日経で、未だに年次改革要望書は僕らの未来日記、それに反する福田や麻生は許さないぞと、政府批判では突出しています。でも空気が読めていないようでいて、二、三北朝鮮の意を受けていそうな人がいるように思えます。勘ですが。なんだって日経に北朝鮮の第五列がいるのかよく分からないのですが、朝日や毎日は公安の監視が厳しいので逃げてきたのでしょうか?

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2009年2月20日 (金)

台風とほら吹き男

陰暦 一月廿六日

 昔々あるところに小さな町がありました。そこに大きな台風が襲ってきました。上流からちょろちょろと泥水が流れてくるのを見た町内会長さんは、長年の勘でこれは大水が来るなと感じました。

 そこで町の人た ちと一緒にせっせと土嚢を堤防に積みました。この町は数年前に来た台風が起こした洪水のせいで大勢の犠牲者を出していたのです。

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2009年2月19日 (木)

政治がごたついているのもまずいけれど

陰暦 一月廿五日

 政治さえしっかりしていれば実際に何もしていなくても大丈夫というのも嘘です。

 日本は政治はごたついていますが、政府が打っている対策はどれもしっかりしています。それに対して欧州は政治がしっかりしているように見えますが、企業や金融は実体を隠して誤魔化そうとしています。米国は財政政策はしっかりしていますが、金融対策の方は実効性がありません。支那は経済の落ち込みがひどく、まだ景気対策が打たれるまで間があり、果たしてその間が持つのかどうかあやうい状態です。

 国民も議員も本当に必要なことをしてくれているのは誰かを見極めなければなりません。

 また、一番責任が重いのは経済誌だと思います。過去のしがらみにとらわれて、効果的な政策にまでいちゃもんをつけて経済を冷やしています。これは世界中の経済誌に共通の現象です。

 実際麻生さんとオバマ大統領は良くやっています。経済については世界中でこの二人が一番的確な手を打っています。私はオバマ大統領を見直しました。麻生さんも、お坊ちゃんに似合わぬ二枚腰、三枚腰を見せています。それなのにインテリほどこの二人を攻撃しています。そして大したこともしていない欧州の指導者を持ち上げる始末です。全く迷惑な連中です。

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2009年2月18日 (水)

政府教徒の信仰告白

陰暦 一月廿四日 【雨水】

 国民は政府を利用するべきであり、政府が正しいかどうかにこだわるべきではありません。という風なことを言うと、普段「政府を信じていない」といっている人ほど腹を立てます。何故か 彼等は政府について損得を基準に語ること自体を罪悪視しているようなのです。

 どうやら政府は本来は牟謬で慈悲深いものであるべきなのに、今の政府は不純でけしからんと言うのが彼等の主張らしい。

 不純でも国民がそっから利益を引き出せればそれでいいじゃん、みたいなことを言うと顔を真っ赤にして怒り出します。じゃあ帝国軍人みたいな純粋な人たちが政権を握ると経済が滅茶苦茶になるよ、というと「不純でうまくいっているよりは、純粋で痛みに苦しむ方がいい」とまで出す始末です。

 これはどうも信仰に近いような感じを受けます。宗教家が唯物論で神仏の効用について 語られると烈火の如く怒るのと何だか似ています。

 どうも「政府のことなんか信じていない、政府は国民をだましている」と主張している人ほど、実は心の奥で政府のことを信仰しているようなのです。

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2009年2月17日 (火)

立山連邦建国だそうです

 瓢箪から駒とはまさにこのこと。

 立山連邦ホームページ

 ご丁寧にもツバルドメインですよ。35カ国語に対応しています。日本国首相官邸のホームページよりもすごいです(笑)

 日本人もかなりさばけてきたなあ、大臣の酩酊会見くらいで青筋立てている東京よりも高岡の方がよっぽど文明国だわ。

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祝! デフレ脱出

陰暦 一月廿三日

 日本経済がデフレを脱出しました。

「seichoritsu.pdf」をダウンロード

 どん底だけれどこの不景気は"健全な不景気"です。失われた十年よりもずっと質が良い。在庫調整と政府支出の拡大で必ず回復しますよ。

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2009年2月16日 (月)

政府と企業の役割は異なる(追記あり)

陰暦 一月廿二日

 不況になったら企業の場合、不採算部門を廃止したり、効率化で経費を削減したりします。これは企業の目的が利潤をあげることだからです。

 サッチャー政権や中曽根政権が、民間の経営手法を政府に持ち込んで、一部で成功したため、政府の運営に民間の手法を持ち込むことがこの三十年間というものはやりました。けれども政府が完全に企業と同じ感覚で動いたらどうなるでしょうか。

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2009年2月15日 (日)

どうぞ否決して下さい

陰暦 一月廿一日

 小泉元総理の発言で自民党が割れたと喜んでみる民主党ですがさて彼等も罠にはまっていることにそろそろ気がつく頃だと思います。

 補正予算関連法案が廃案になった場合、麻生総理は総辞職か解散をするしかありません。そうすると、三月まで国会はストップしますので、平成21年度予算の年度内成立は不可能となります。

 平成20年度第二次補正予算も財源がないから執行できない、21年度予算も去年度のままとなると、景気対策が全く打たれないことになります。どうなるか、平成21年第1
四半期も年率10%台のマイナス成長となります。

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2009年2月14日 (土)

ガンバリズムが先進国を滅ぼす

陰暦 一月十九日

 小泉さんや民主党の掲げる改革には、世の中を効率化させる効果はあるけれど、それでは景気は全然回復しないと言うことです。何故ならこの不景気は、ものが足りないのが原因ではなくて、ものを欲しがる人がいないのが原因だからです。

 だれもものを欲しがってもいないのに、せっせと物を作る能力を強めてもあまり意味がありません。

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2009年2月13日 (金)

祝 黒点復活

陰暦 一月十九日

 半年ほど太陽から黒点が消えていましたが、先日復活しました。

宇宙天気情報センター 黒点情報

 下界のつまらぬいざこざよりもこっちの方がよっぽど心配でしたが、これでまずは一安心。お日様が元気になれば世の中も良い方向へ向くでしょう。

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2009年2月12日 (木)

本丸が見えてきた(結)ー理念的に正しいことと政府として目指すべきこと

陰暦 一月十八日

 会社の保有者は本来は株主なので、会社は株主の利益を最大化するべきである。あるいは能力を持った人が成果の大部分を受け取るべきである(例えば発明品の特許収入を総取りすると言ったような)といった考え方は、その制度ができたときの理念上は正しいのかもしれませんが、必ずしも社会全体の幸福を拡大するわけではないというのは、ここ二十年くらいの先進国の模索によって分かってきたように思います。

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2009年2月11日 (水)

本丸が見えてきた(五)ー年次改革要望書

陰暦 一月十七日 【建国記念の日】【橿原神宮例祭】

 企業が内部留保を増やし、株主への配当や重役の給与を増やしたのは、例の年次改革要望書の影響が強いでしょう。駐米日本大使館ー政策関連文書(経済・通商関連文書) 規制改革と投資問題をご覧下さい。

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2009年2月10日 (火)

本丸が見えてきた(四)ー貧乏人は海外に逃げない

陰暦 一月十六日

 現在のように金融が発達した世界では、国家の発展のために必要であるのは、いかに貯めるかではなくていかに使わせるかです。十九世紀以前の世界であれば、貯金は無条件によき物でしたが、二十世紀以降は貯金は諸刃の剣となりました。

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2009年2月 9日 (月)

実績を求めていると言うことなんでしょう

 二月に入ってからの世論調査では支持率は18〜20%の間に収束。いつもならば会社によって平気で10%くらいのバラツキがあるのにこれは珍しいことです。支持率の下げ止まり、不支持率の上げ止まりも見られます。

 対する、民主党の支持率は低下し始めています。小沢代表を総理に、という声もまた下がっています。

 NHKが調査している政権の枠組みは、単独では民主党中心の連立政権ですが、自民党が加わる政権の合計と、民主党が加わる政権の合計を比べてみると、自民党が加わる政権の方が多い。

 これはつまり、自民党を支持したいけれど、麻生さんに変わってから余り良いことが起きていないので、何か実績を見せてくれと言うことなんでしょう。支持率が低いのは要は麻生さんが"げんが悪い"のではないかと疑われているということなんだと思います。やっぱ経済を上向きにするしか勝利の道はありませんね。タイムリミットまではまだまだ半年もありますので頑張ってもらいましょう。

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本丸が見えてきた(三)ー橋本デフレ・小泉デフレ

陰暦 一月十五日【小正月】

 ここで小泉・安倍政権の位置づけをしておきましょう。

 90年代の竹下派政権は、法人への財産の集約と消費税中心の税制作りを政策の柱としていました。バブルの崩壊と不良債権問題は80年代に起きたことなので竹下派政権には責任はありません。これは財政よりも、金融の問題であり、責任は日本銀行が負うべきです。

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2009年2月 8日 (日)

本丸が見えてきた(二)ー法人優遇政策の失敗

陰暦 一月十四日 【事始め】【針供養】

 日本は元々高所得層の納税額が高い国でした。

 主要税目の税収(財務省)

 しかし、政府が個人事業主からの税収を増やすために、彼等の財布の透明性を高めようと、バブル崩壊以降設備も所得も個人ではなくて法人に集約するように持っていきました。諸手続をややこしくして個人では物も金も持ちきれないように持っていったわけです。

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2009年2月 7日 (土)

本丸が見えてきた(一)ー減税は金持ちが貧乏人をはめる罠

陰暦 一月十三日

 政府紙幣発行の話に続いて無利子国債の話まで出てきました。財源調達の話が表に出てきたのは、景気の回復のためには政府支出を増やすことが必要だと言う ことと、日本の成長を押し下げている要因が、巨額になりすぎた預金にあるという認識が政府や国会の中でようやく共通認識になってきたことを表しているのだ と思います。

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2009年2月 5日 (木)

少し風向きが変わってきたかな?

陰暦 一月十一日

 NHKのクローズアップ現代がペットボトルの"リサイクル"の実態を取り上げた。リサイクルされずに支那に輸出されていたと言うことだった。向こうの景気が悪くなって回収されたペットボトルが山と積まれて業者は途方に暮れているのだそうだ。

 日経新聞にも京都議定書の数値目標が日本に不利に決められていることが報じられた

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2009年2月 4日 (水)

単なる在庫調整である

陰暦 一月十日 【立春】

 ここ数ヶ月の工業生産の落ち込みがあまりに激しいので自動車産業が変わるとか、輸出主導の経済は終わりだとか、今にも世の中が激変するかのような意見がまかり通っているが、記者も評論家も頭を冷やして落ち着いて考える必要があると思う。

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2009年2月 3日 (火)

経済誌は責任を取れ

 経済誌が根拠なく、生産性の向上と政府債務の削減ばかり煽ってきたもんだから、世界中の政府が景気回復のために必死になって財政出動しているというのにそれが一向に市場から評価されずに、むしろ「国の生産性が落ちる、大きな政府になって成長率が落ちる」と投資家の不安を増す結果となっている。

 経済誌の予測とか投資会社の予測なんて物は科学的な真理とは違う。あんなものは適当に経済指標をフィッティングして作ったポンチ絵に過ぎないと言うことをエコノミストどもは正直に白状し、この経済的な混乱に終止符を打つべし。

 どうせ今の市場の混乱も、ポンチ計算式で作ったポンチ株売買プログラムが、無意味に売買しているから起きているのだろう。もともとエコノミストの妄想の産物でしかないプログラムに実体経済が振り回されるのは迷惑千万である。

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不満なら買い戻せばいいじゃないか

陰暦 一月九日 【節分】

 対馬で韓国人が土地を買い漁っていて、産経新聞とか神社新報とかが危惧を表明している。国会議員の視察団まで組まれたらしい。確かにわざわざ自衛隊の基地の近くに土地を買ったりして怪しい。

 でも日本人が見向きもしない離島にわざわざ金を落としてくれているのだから文句を言える筋合いではないと思う。

 それに心配ならば日本人がその韓国人から買い戻せばいいのだ。韓国はひどい経済危機で、喉から手が出るほど外貨が欲しいので、今や最強の通貨となった日本円で買い戻せば向こうは泣いて喜ぶだろう。

 それなのに日本人の誰からも手が上がらないのは情けない限りである。保守派がケチなのか、ケチが保守派になっているのか。韓国人による土地の買収は十分に怪しい出来事だと思うけれど、それに対して眉をつり上げるだけの保守派も芸がないし、結局自分の財布から金を出すつもりがないという時点で覚悟の底が割れているのではなかろうか。

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2009年2月 2日 (月)

参議院民主党は既に負けモード?

 あれれ、参議院の民主党が、自民党政権が続く前提で麻生総理に代表質問をしているぞ!?

 公務員の渡り、次の内閣でも禁止を

 民主党は自分がしている質問の矛盾に気がついているのかしらん?それとも麻生さんの失言でも期待したのだろうか。

 どっちにしろ、人の就職口について完全に法律で規制することはできませんわな。できるというえば政府は渡り禁止法を作るために四苦八苦しなければならないわけで、これもまた野党が仕掛けた地味なトラップなんですよね。でも麻生政権はひっかかりはしませんでした。あしからず。

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歌会始の感想

陰暦 一月八日

 今年の歌会始の召人は谷川健一先生だったのか。在野の学者のイメージがあったので意外でした。

 なんで今頃になって歌会始かというと、半月前の神社新報を読んでいるからです。この新聞には別に速報性は求めていないので、ついつい読むのが延び延びになって、どうしても溜めてしまいます。

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2009年2月 1日 (日)

嫁取り婚の謎

 歴史小説を読んでいていつも不満に思うことがあります。なにかというと、登場人物の結婚生活です。夫の実家に嫁が来ています。ありえません。

 日本で嫁取り婚が定着したのは江戸時代になってからです。それまでは妻問い婚が普通でした。妻が実家にいて、夫が妻の家にしばらく住む形式です。木下籐吉郎はねねの実家に居候して、舅の浅野又右衛門の前で小さくなっていなければおかしい。

 これは多かれ少なかれ外国でも言えることで、神聖ローマ帝国のフリードリッヒ二世はずっと母親の家で育てられ、成長してからは母親の実家の城が居城となっています。支那でも春秋戦国の頃はそうだったみたいです。古代のユダヤ教は女系主義をとっており、おそらく妻問い婚だったのでしょう。ダビデやソロモンは妻の尻に敷かれていました。

 歴史を見ていると、妻の実家がやたら権力を持って不思議に思うのですが、昔の権力者というのは自分の家という物がなくて、数多くいる妻の家をグルグル回っていました。そして、妻の実家の領地イコール王家の領地でした。たくさんの女と仲良くなって領地を広げることが古代の権力者の仕事だったのです。

 恋愛は即ち政治でした。恋愛が政治の真似をしたのではなくて、政治が恋愛の真似をしているんですね。男として魅力があり、女をメロメロにできることが即ち英雄の条件でした。

 娘に言い寄る男を父親や男兄弟がいじめるのが世界中の神話で重要なモチーフになっていますが、これは優秀な男がどうか試験しているわけです。娘の婿は次代のリーダーですし、優秀な男なら優秀な跡継ぎが産まれる可能性も高いでしょう。優秀な男なら、よその部族の女を射止めてくれるでしょうし、優秀な女なら立派な男を婿にしてくれるでしょう。

 女とその実家も必死です。強くて賢い男を呼び込まなければなりません。当然娘の教育には力を注ぎます。結婚してからも安心はできません。少なくとも一ヶ月は滞在してもらえないと子供はできません。男を引き付けるために、女としての魅力を精一杯アピールさせます。首尾良く立派な男が来てくれれば、男兄弟は命を懸けて婿を守ります。忠誠心というのは元々、一家のアイドルである看板娘とその子供のために、妻の実家の家の男達が働くことをスタート地点にしています。

 また生まれた子供の教育もしっかりやります。子供が大事にされているのを見れば、ますますその男は看板娘のところに入り浸ってくれるでしょう。

 当然妻の権利意識も強くなります。古代の方がどこの文化でも女性の権利が強いのですが、こういった背景があったからです。女性が男性の付属物になってしまったのは、嫁取り婚が主流になったからです。

 なぜ妻問い婚がすたれて嫁取り婚が主流になったかの説明を聞いたことはありません。これは中世に発生した大変化です。中世という変な時代、一神教という変な宗教の世界的な蔓延と繋がりがありそうだと思っています。嫁取り婚が発明されるまでは、十万年間人間の思想も生き方も安定していたのです。二千年前の人類に一体何が起きたのでしょうか。今も分かりません。

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