少し風向きが変わってきたかな?
陰暦 一月十一日
NHKのクローズアップ現代がペットボトルの"リサイクル"の実態を取り上げた。リサイクルされずに支那に輸出されていたと言うことだった。向こうの景気が悪くなって回収されたペットボトルが山と積まれて業者は途方に暮れているのだそうだ。
日経新聞にも京都議定書の数値目標が日本に不利に決められていることが報じられた
神社新報には、温暖化は四百年以上続いている自然現象で、ヒマラヤの氷河の後退も原因は温暖化ではなくてインドの工業化による煤煙であり、ハリ ケーンの数が増えたのも観測が精密になったからで過去にも同じくらい発生していたことなどが掲載された。この記事は異常気象の真実についてコンパクトにま とめられているので、いずれここに転載したい。
温室効果ガス排出権取引で日本や途上国から金を巻き上げるつもりであったEUが金融危機でそれどころではなくなり、必死になって温室効果ガス削減 の話をなかったことにしようとしているのだろう。風車や太陽光発電は非効率で金がかかる。今のEUにはそれだけの金を集める力がない。
また風力や太陽光などは微々たる物で、実際のEUの二酸化炭素削減は、石炭発電を天然ガス発電に切り替えることによって行われる予定であったが、
これはロシアへのエネルギー依存を高めると言うことで、内部から強い反対がでてきている。それどころか、域内で産出される豊富な資源である石炭を見直そう
という機運すら生じている(The Economist)。
身勝手な話だが、結果として科学的な真実が広まり、無意味な成長抑制の取り決めが潰れるのは慶賀すべきことだ。日本のマスコミやなまくら学者もお得意なEUが方針転換したのだから、さっさと右にならえして欲しいものである(笑)
京都議定書は白紙に戻すべきである。二酸化炭素の排出量などはどうでもよいことである。今解決するべき真の環境破壊。途上国の水と空気の汚染を解 決する取り決めをするべきだ。また森林の持続的な利用のための態勢作りも必要だろう。沙漠の拡大防止も大事だ。原住民の文化を尊重し、彼等の生活を豊かに しつつ、環境を改善するための仕組み作りを進めるべきだと思う。
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