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2009年3月17日 (火)

世論調査マジックの種明かし

陰暦 二月廿一日 【彼岸の入り】

テレビ朝日の世論調査で麻生内閣支持率が急上昇

 めでたいことなんですが、同じ時期にやった他の新聞の調査と支持率が5%くらい違う。あんまり意味があるとは思えない「どっちが総理に相応しい」に到っては10%くらい違う。やはり世論調査はテレビ局や新聞社の人間がいじくって出しているのではなかろうか。

 そもそも何でどこの会社も同じ時期に世論調査をするんだろうか?

 まさか、こんなことをしているのでは?

 調査をしている調査会社は一つだけで、その調査会社が2,000人くらいのサンプルを調査する。そこからランダムに1,000人分のサンプルを何パターンか抽出して、それぞれで結果を出す。マスコミ各社は その中から自分のお好みの調査結果が出たパターンを選んで世論調査として出す、なんてことをやっているのでは?

 調査した全サンプルの結果であれば、1,000人も調査すれば各社で結果に差は出ないはずです。しかし、2,000人のサンプルの中から1,000人を選ぶのであれば、選び方によってはお望みの調査結果を出すことは可能です。しかも選び方はランダムだと言い張ることができます。

 本来、2,000人のサンプルの中から1,000人のサンプルを何パターンも抽出する作業は、平均を出して、結果の偏りをなくすためにやるのですが、極端な1,000人を選び出せば極端な結果を出すことが可能であるのです。

 この方法なら、平均値から±3σ以内の結果なら好みのままに出すことができます。ただし全ての設問で好きな結果を出すことは不可能なので、各社が最も誘導したい項目で望んだ結果が出たサンプルを選ぶことになるでしょう。

 おそらくこれが世論調査のタネでしょうね。

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コメント

うーん困るね。まともにアンケートや統計類をやっているものにとっては、設問の設定である程度の誘導はあったりするものだけど。
 明大経済学部研究室の院生から来た設問だと中小零細企業は、全て該当無しになりましたからね。(民主党の支持者らしい)

社団法人 日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)
http://www.jmra-net.or.jp/index.php
の会員だと思うんですよね。
昨年読んだ、輿論と世論(新潮社)は良かったですよ。
 

投稿: 保守系左派 | 2009年3月18日 (水) 07時05分

 朝日テレビがこの調査をしたのは3月7日でしたから、この時点では小沢氏の容疑が辞任に足るものかどうか不明だったはずです。

 だから週明けにでた調査結果では「小沢氏は辞めるべき」でも「内閣支持率は微増」という結果が出ました。

 その後、小沢氏の容疑はどうにも庇いきれるものではなく、思いの外(?)国民の目が厳しいと言うことが分かってきました。

 そこで、一番最後に調査結果を出した朝日テレビがこれです。朝日テレビには、設問で誘導する余裕はなかったのに、自民党や与論に阿る結果となっています。

 ということは支持率を上にも下にも自由にできる手法をとっているのではないかという疑いが濃くなります。
 
 それと、今テレビ局は会社が潰れるかどうかの瀬戸際にありますから、毎月各社数千人に電話をかける調査はできないと思います。複数の会社が同じ調査会社に共同で仕事を下ろしている可能性が高いと思います。

投稿: べっちゃん | 2009年3月18日 (水) 23時30分

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