皮算用
陰暦 四月二十七日 【靖國神社春祭】
民主党の小沢代表ですが、このまま総選挙まで居直りを決め込むつもりかもしれません。当然、民主党の過半数はあやういですが、彼にとってはそれでもいいのでしょう。
なぜなら、今のまま行けば少なくとも与党の三分の二は崩れます。そうなると自民党と民主党の大連立政権となります。小沢氏は元々大連立政権を提唱していますし、自自公の実績もありますので、彼が大連立に参加するのはごく自然と言うことになります。
そうすると、小沢氏は与党の側に立つことになり、民主党内の反自民党派を押さえることを交換条件に逮捕を逃れる腹づもりなのかもしれません。
これが見えているのだとすると、むしろ民主党単独過半数にならない方が小沢氏個人にとっては好都合かもしれません。検察が小沢総理の誕生を許すとは思えないので、民主党大勝利の場合は間髪入れずに検察は小沢氏を逮捕するでしょう。民主党としても衆議院で過半数を取ってしまえば小沢氏は用済みですので、さっさと検察に売り飛ばして、清新な顔ぶれで政権を作れば長期政権の可能性も高くなるというものです。
とまあ色々と皮算用がありそうな政界ですが、そうそう思惑通りに国民が動いてくれるでしょうか?
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コメント
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「集団的自衛権は違憲に非ず」
だから憲法第9条を変えずに、国防は出来る筈だ。
と麻生総理の本音が垣間見えました。
祖父吉田総理の作った日本国憲法を、祖父の血を引き継ぐ孫である自分こそが是が非でも守り抜く、というもの。
その為には自民党内特に清和会系の多くの改憲派を押さえ込む為に、護憲派社民党を健全な社民党に戻させる事、出来れば今より増員が必須条件なのですが。
日本を牛耳ってきたのが清和会なんですがね。
麻生さんにとっては、味方に手強い敵が存在し、敵の中に頼もしい味方が存在する。
やっぱり、ねじれなんですね……。
投稿: 菊池 | 2009年4月24日 (金) 08時36分
(い)憲法第九条を改正する
(ろ)憲法第九条を残し、解釈改憲で諸外国との軍事協力を深める
これを秤にかけた場合、菊池さんがおっしゃる通り、社民党は(ろ)を選択するでしょう。
この調子で行くと、次の参議院選挙後、もしくは早ければ総選挙前に、安倍、小池、前原陣営は自民党と民主党を抜けて、憲法改正と自由主義的経済政策を政策の柱とする新党を作るかもしれません。
小沢氏としては、憲法第九条維持、経済における政府の役割拡充を標榜する麻生自民党と、おそらく数年以内にできるであろう安倍・小池・前原新党の間に立って勝ち馬に乗ろうという魂胆なのかもしれません。
民主党内の労組議員と社民党は、気をつけないと、リベラル政権を作るつもりだったのに、民主党に尽くした挙げ句、できあがったのは安倍・小池・前原政権であったなんてことになりかねません。
彼等の動向が注目されます。
投稿: べっちゃん | 2009年4月24日 (金) 10時44分
憲法第九条というのは、統帥権を立法府で制御するための根拠になる条文なんです。
通常は軍隊というのは、国家元首の指令にしか従う必要はないのですが、日本ではこれがあるから、今回の海賊対処法のように、作戦の内容から銃の上げ下ろしにまで国会が口出しできるんですね。
ですので、解釈改憲を重ねて、自衛隊が外国で戦争ができるようになっても、まだ憲法九条には利用価値は残ります。
ここに社民党が気づくかどうかですね。
まあ、私としては作戦とか銃の下げ下ろしにまで立法府が口を出すのは異常だと思いますが、憲法第九条が持っているもう一つの意味に気がついてからは、立法府が何らかの形で軍を制御するための条文は、憲法に残すべきだと最近思うようになりました。
投稿: べっちゃん | 2009年4月24日 (金) 10時50分