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2009年5月30日 (土)

政治家と官僚の給料は米で払え

 詳しくは前の論考を読んでもらうとして、為政者に善政を期待するためには、庶民の暮らしが改善すれば為政者が儲かる仕組みを作らなければなりません。

したがって、国会議員と官僚の給料を米で払うことにすれば、忽ち日本の政治は改善すると思います。なんでかっていうと、人口が増加して、庶民の暮らしぶりがよくなれば米が売れて儲かりますから。

 さらにその米をいつ売り捌いたかの記録も取って公開すれば、たちどころに人格まで分かってしまうでしょう。夏の端境期にばかり売っているやつがいれば、そいつは強欲なやつと言うことになるでしょうし、秋に売っている人がいればよっぽど金に困っているのだなとなります。かといって安いときにばかり売るようでは人気取りが見え見えですし、毎月定量売るようではちょっと足りないんじゃないかとなります。

 それが無理ならば、国債で払えばいいのです。なるべく満期が長い国債が良いですね。三十年とか五十年くらい。そうすれば絶対に為政者は財政破綻しないように頑張るでしょう。連中が国債を売り始めたらいよいよ危ないと言うことが庶民にも分かりますし。ただしこれには、為政者が、庶民の生活を犠牲にしてでも財政再建をしたくなるというデメリットが生じるので、お米が一番良いと思います。

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コメント

>国会議員と官僚の給料を米で払うことにすれば、忽ち日本の政治は改善すると思います。なんでかっていうと、人口が増加して、庶民の暮らしぶりがよくなれば米が売れて儲かりますから。

 国会・都道府県・市町村議員の各選挙区の「地域振興券(通貨)」期限付き、公設秘書、政策スタッフ含みが良いですね。地方の「中心市街地活性化事業」を廃止しても良いくらいです。

 議員は国債嫌がりますよ(笑)。
 全部、財務省に丸分りになる、国税は摘発しやすくなるでしょうね。
 一番効くのが、パーティの購入資金や政党支部献金の額に制限を設け超えた場合、国債を議員名義で強制購入でしょう。(相続税も掛かりますし、土地購入など出来なくなります。)廃止する議論よりよっぽど支持が集まります。ただ購入した場合は多少利率に上乗せが必要になりますが気にならないでしょう。議員年金を廃止し退職金に戻し、国債購入にした場合のほうがよいと思います。

 それと少し関連がありますが、なんで高額納税者の発表を止めちゃったんでしょうね。あの発表を止めた時期と、所得税の総額が急減した時期が一致している気がしてならないんですが。

 一定以上の所得は、納税するか、期間限定の地域振興券に取り替えるかどちらかを選ばせるというのも良さそうです。これは議員・官僚に限らず、高所得者全員。

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