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2009年6月11日 (木)

わしにはわからん

陰暦 五月十九日 【入梅】

 簡保の宿の取り引きはおかしいと思う。常識的に価値を判断すればもっと高くなっただろうとは思う。でも、国家財産が過小評価されていたあの時期であればあの価格は仕方がないのかもしれない。

 ただ一つ気になるのは、転売を前提にした取り引きが行われていたこと。

 最初から地元企業に転売すれば、もっと地元民が納得できたはずのものが、不当に安く売られた可能性があること。郵政民営化の際に、転売屋が儲けることは、9月11日の選挙でも想定はされていなかったこと。

 じゃあどうるすか、その財産が生み出す価値にとって、適正な価格であったかで評価するしかなない

 その当時の値段で判断するしかない。徹底的に損得勘定で判断するしかない。官僚がどこまで正しく損得を判断できるかが問われている。

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コメント

 酔っ払って書いたので分かりにくくなっていますが、

 問題は簡保の宿を不当に安く売ったことでして、鳩山総務相は「もっと高く売れたはずだ」と怒っているわけですので、発想は非常に民間的だから、反民営化みたいな言い方はおかしいのではないかと思います。

 ごく普通に売ればもっと多角化ってもらえたのが、なんで不当に安く売られたのか、そこを徹底的に調べるだけで、自ずと決着の付け方は見えてくるのではないかと私は思っています。

 地元の人に郵便局が直接に、雇用の確保と引き替えにものすごく安く払い下げるというのなら、福利の視点からはありだと思いますが、今回は地元とはなんの縁もゆかりもない不動産ブローカーに安売りされて、彼等が上がりをせしめたわけですからね。

 いつのころかこの不動産ブローカーのことが全く報道されなくなったのは、何だか胡散臭いなと思っています。不動産ブローカーが明るみに出たら、マスコミは何か都合の悪いことがあるのでしょうか。

 本来は、日本郵政公社初代総裁生田正治(元株式会社商船三井)時代の、「郵政官舎」「かんぽの宿(一部)」等の一括売却(バルクセール)推進がまずあって、西川善文二代総裁(現日本郵政㈱代表取締役社長)氏が引き継いで、「かんぽの宿」の一括売却(バルクセール)だけが問題になっていると言う違いがあります。
 自分も地方の物件で購入したい方がいたので、問い合わせしましたから一括売却の話にはビックリしました。(前にも言った気がしますが)
 転売先には、http://iseki77.blog65.fc2.com/blog-entry-3416.html
「友愛」が購入したものもあります。
 また、転売した官舎は撤去して賃貸アパート等や宅地分譲し、新聞広告を出稿するわけですからマスコミは間接的に利益を享受したわけですから、都合が悪いといえばそうでしょうね。

 陰謀論的には、三井住友系(西川氏)、三菱系(東京中央郵便局)に対し、利益配分をしないことに対する誰かの嫌がらせの代弁じゃないでしょうか(笑)
 
 郵政公社初代総裁の時代に、1千万円の厳格な適用があり、貯金と保険の解約が随分行われ、都市銀行、地方銀行や証券会社に資金が移動したことが、ITバブルの原動力やバブル後の金融・証券業界の体力改善に寄与したことは間違いありません。
 いつも思うのですが、この手で外資が利益を得る前に国内企業が得ている場合がほとんどなんですね。

 JRやNTTの資産売却については、郵政のようなことがなかったのは当時の財界は経団連が総合的な意見しか出さなかったのに、経済同友会(経営者個人)が個人的利益の直接介入することによって歪んだせいかもしれません。
 日本的な共同体性の否定が結果として、経営者、市民が個人(利己主義)的に直接介入できるような空気ができたことも後押ししたことも否めません。

 帰ってから鳩山氏の問題点も指摘しようと思っていたのですが、決着が着いちゃいましたね。

 明らかに犯罪を犯しているのならともかくとして、こういった仕事のことで個人攻撃をするのは社会人としてアウトだと思います。政策の良し悪しとか政治家の信義以前の問題です。

 してみると鳩山氏は最初から無理難題をふっかけて辞めるつもりであったのかもしれませんね。麻生さんの本当の同志ではなかったのでしょう。総選挙後に民主党と組むか、次の総裁選に打って出ることを考えているのでしょう。

 ということは鳩山氏は選挙に負けると思っているというわけで、このような獅子身中の虫ははっきり言って内閣に必要ないと思います。麻生さんは早々に損切りができて良かったのではないかと思います。

 経団連と同友会はいつの頃からか公共精神をなくしましたね。土光さんとか平岩さんのようなトップがいなくなりました。上層部があの調子ですので、それにならって経営者全体が個人的蓄財に邁進するのでしょう。

 前から言っていますが、五十代、六十代の心の荒廃の方が、ゆとり世代なんぞよりも深刻な問題なのではないかと思います。

 七十代以上は宗教を信じていて、四十代以下は都市化した社会に適応していますが、その間の世代が拠り所をなくして、異様に利己主義や社会への反感を逞しくしているように思えてなりません。

 福祉の立て直しが進まないのも、この世代の人間不信が強いせいで、一番金を持っているのに、サービスに適正な対価を払うことへの反感概要に強いせいではないかと思っています。

 後任の佐藤氏は古賀派のようです。党内基盤が弱い麻生政権が長続きするかどうかは近くて遠い存在の古賀派を取り込めるかどうかだと私は考えているのですが、このことと言い、地方選挙で古賀氏の戦略に麻生さんが乗っかって着々と成果を出していることといい、どうやら麻生さんと古賀氏の関係は良好なのではないでしょうか。

 このあたり、麻生総理の寵愛だけが頼りの鳩山氏は焦りを感じていたのかもしれません。

 ガリガリの財政再建派の与謝野氏を使ってインフレ政策を進めたり、古賀派を仲間に取り込んだり、打撃を受けつつも、不思議とそれを政権の強化につなげています。麻生さんはなかなか老獪な政治家だと思います。

 鳩山氏が騒いでくれたお陰で、財政再建目標の変更も、国防大綱の変更も、憲法審査会の規約作りもスムーズに進みました、他にもこの騒ぎに紛れていろいろ進んでいるみたいだし、これで野党に一失が出て、政権の得点になる何か良いことがあれば、総選挙の勝利も見えてくるのではないでしょうか。

>経団連と同友会はいつの頃からか公共精神をなくしましたね。土光さんとか平岩さんのようなトップがいなくなりました。上層部があの調子ですので、それにならって経営者全体が個人的蓄財に邁進するのでしょう。

 先のコメントでもありましたが、民主党が労働者の政党ではなくなった時期も同時期なのではないかと思っています。
  
 団塊の世代の公的なものへの呪詛に近い思いは何とかなら無いものかと・・・。

 公家集団と言われた「宏池会」が実質的に纏まっているのかな?

自民党の古賀誠選挙対策委員長は21日、都内で開かれた宏池会の定例総会で、次期衆院選について「宏池会は特に負けられない。16年前の悔しさを思い起こすと、喪章をつけたいぐらいの気持ちで勝っていかねばならない」と述べた。平成5年に、小沢一郎民主党代表代行らが自民党を離党、宏池会会長だった故宮沢喜一首相に対する内閣不信任案に賛成して可決させ、衆院解散に追い込んだことを念頭にした発言。自民党は同年7月の総選挙で敗北し、野党となった。

 麻生政権は中負担中福祉、国防の強化、交通網の強化による地方の振興を前面に出して選挙を戦う方針のようです。どれも大きな政府を志向する政策です。

 高所得者やほとんど税金を払っていないような個人事業主や地主への増税は避けられないはずです。これが気に入らない人がかなり多いんじゃないかと思っています。鳩山氏もその口でしょう。

 今の政治的発言を積極的にしている大企業の経営者を見ていると、企業の利益拡大よりも、経営者の利益増進を主張しているように見えてならないんですよね。

 やっぱり建前であっても規範を守ろうという姿勢は大切ですよね。

http://www.mlit.go.jp/appli/pubcom/kokudo05_pc_000007.html
広域地方計画及び地方ブロックの社会資本の重点整備方針に対する意見募集について2009/06/11
「広域地方計画」は広域ブロックにおける国土づくりの将来像や地域戦略等を示すもの、「地方ブロックの社会資本の重点整備方針(以下、「地方重点方針」)」はそれを実現するための社会資本整備の具体的な方針を示すものであり、両者は、今後の地方ブロックを形づくる根幹をなすものとして、まさに「車の両輪」となって機能するものです。

「広域地方計画」及び「地方重点方針」については、それぞれ平成20年7月4日の国土形成計画(全国計画)の閣議決定、平成21年3月31日の社会資本整備重点計画の閣議決定に基づき、各地方ブロックが持つ地理的・経済社会的・文化的な地域特性等を踏まえた検討を進めているところであり、今後、本年夏頃を目途に策定する予定としております。

これらの策定にあたり、多様な意見を反映するため、「広域地方計画」(計画原案)及び「地方重点方針」(素案)に対して、広く国民の皆様からのご意見を募集することといたしました。

ご意見募集の具体的な要領は、「広域地方計画」(計画原案)については(別紙1)を、「地方重点方針」(素案)については(別紙2)をご参照願います。

 まだ内容は精査してませんが、「大きな政府」でしか成し得ないことと思われます。
 総務省の「定住自立圏構想」、農水省の「都市と農山漁村の共生・対流(農山漁村コミュニティ再生)」、経産省の「地域活性化戦略」、デカップリングと都市間ネットワークの構築

 色々な情報はありますが、この騒動の現象面のみを抜き出すと

・鳩山前総務相は兄が民主党の党首になった頃から騒ぎ始めた
・この騒動の陰に隠れて多くの法案がスムーズに国会を通った
・鳩山氏の暴走とは関係なしに株価は上がり続けた
・北朝鮮に関しては、鳩山氏の騒ぎが政府の足を引っ張ったともいえるし、騒ぎに隠れて強攻策や関係団体の捜査が進んだともいえるので、どちらが得だったともいえない

あと、これほどごねた鳩山氏に総理が従うと、内閣の中で鳩山氏の方が上と言うことになってしまうので、無理筋を手段を持ち出した時点で、いくら結論が正しくても、総理はそれを採用することができなくなります。

このように鳩山氏の行動はどう考えても野党を利して麻生内閣に打撃を与えるもので、表面上の発言はともかくとして、彼が兄の由起夫氏と結託していることは否定できないと思います。

 麻生さんの周囲には、党内基盤が弱い彼を担ぐことでロボットにしようという考えを持っている人たちが若干名いるように見受けられるのですが、なかなかどうして麻生さんが自由にならないので焦っているのではないでしょうか。これは小泉内閣の一年目の後半でも見られた現象です。平沼氏や亀井氏は小泉さんの実力を見誤り、両者の関係は急速に冷えて、最終的には不倶戴天の敵になりました。

 麻生さんは機会主義者を排除し、仕事ができる人たち出回りを固めればいいと思います。取り巻きが全員入れ替わっても、麻生さんの政策に一貫性があれば、総理の座からずり落ちることはないと思います。

 その点多少心配なのは、一度見直すといった社会保障費の自然増削減が、再び骨太の方針に載りそうだというニュースです。これは中規模中福祉に反しますので、ここを外れたら私は麻生さんを支持することは難しくなります。たぶん医療福祉の関係者は固唾を呑んで総理の判断を見守っているでしょう。既に終わっている郵便局よりも、ずっと重要な問題です。

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