良薬は口に苦し
陰暦 六月十日
風邪のせいでヘトヘトなので、手短に行きます。
自民党が政権公約を発表しました。きちんと増税の道筋を立てたのは立派だと思います。これに尽きるでしょう。
増税なしに政府サービスを拡大することは無理です。中福祉中負担(いずれ高福祉高負担)、これに勝るグランドデザインはないと思います。内容があるんだかないんだか分からないようなスローガンを唱えたり、特定の神社に参拝すれば物事が解決するというものでは政治はありません。
麻生さんや福田さんが(今のところ)人気を失ってしまっているのは、官僚をいじめるのを止めて、増税が必要であるという本当のことを言ったからに過ぎません。「良薬は口に苦し」この一言で説明が付きます。みんな「苦い苦い」と我が儘を言っているだけです。
日本人が思い直して苦い薬を飲む気になるか、一度藪医者にかかって病状を悪化させてから思い直すのかは私には分かりませんが、自公政権が掲げている今の政策は立派でので、候補者は堂々と自分たちの政策を訴えて下さい。分かる人には分かります。中福祉中負担政策の味方は増えることはあっても減ることはありません。いずれ必ず国民の大勢となることでしょう。
どうも世の中の雰囲気は、シンパがあれこれ言うよりも、黙って各党の政策を各人に見比べさせる方が、味方が増えそうな勢いですので、選挙期間中も政治については黙っています。ブログの性格を変えるとも言いましたしね。
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