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2009年9月28日 (月)

八咫烏は何故三本足なのか その一

9月28日(月)
陰暦 八月十日

 サッカー日本代表の青いユニフォームの胸のあたりに烏のマークがプリントされていることはご存知でしょうか。あれは八咫烏(やたがらす、wikipedia) といって、熊野 神社のお使いです。これは日本にサッカーを紹介した東京高等師範大学の中村覚之助が熊野の出身であったからとされています。

 この烏、良く見てみると足が三本有ります。日本サッカーのシンボルに選ばれたのは足が多いからと言うのもあるでしょう。

 さらに八咫烏は太陽を象徴する鳥です。神武天皇が日向国(宮崎県)から大和まで東征(東に向かって遠征)したときに、道案内をしたのがこの八咫烏です。太陽とサッカーボールもかけているのだと思います。

 三本足の烏を太陽の象徴、あるいは太陽に住む鳥とする伝説は世界中に広がっています。支那の南部の伝説を集めた「准南辞」では東海の果てにあるの扶桑の木には三本足の烏がとまっていて、太陽を生み出すとされています。高句麗でも三本足の烏は天孫の象徴とされ、墳墓の壁画に描かれています。ギリシャ神話では、太陽神アポロンの使いは烏です。古い星座絵図の中には、烏座が三本足で描かれている例があるそうです。

 烏と太陽を結びつけたのは、太陽の黒点が烏に似ているからではないかと言われています。小さな穴から太陽光を採光して、像を壁に映せば太陽の観察は可能です。このようにして古代人も太陽の観察をして、黒点を発見していたのでしょう。

 しかしそれだけでは八咫烏が三本足であることの説明はつきません。私はこれには星座が関わっているのではないかと推測しています。

 この前書きました山天大畜の解説で、オリオン座(「星座早見検索小図鑑 下」より)の腰の三つ星を支那では参と呼ぶことを紹介しました。オリオンは支那ではもう一つ別の星座の名を持っています。オリオンの頭部に当たるφ星の細々とした星が小さな三角形を作っている部分を、支那では觜と呼びます。「くちばし」です。

 ここで"くちばし"と"三"がそろうわけです。ちょっと安直じゃないかとお思いかもしれません。けれどもオリオンの上半身を見てみましょう。オリオンの両腕を翼とみなし、ベテルギウスと觜とλ星とω星が作る四辺形を身体とし、三つ星を足にすれば鳥の姿に見えてきませんか?

八咫烏座?に見えるかな?

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