社会主義ではないでしょう
陰暦 九月十三日 【十三夜】
ここを読んだからというわけではないでしょうが、借金棒引き法と郵政官営化法の議案が提出されましたね。ちゃんとこなれているのかな。そりゃ数に物を言わせれば可決はできるかもしれませんが、いい加減な法律を作ると行政の裁量が増えるから、結果として官僚の権限を増すことになると思うのですが。
半年くらい前に、民主党のばらまきや減税は実現しないで、行政を肥大化させる政策は実現するだろうと予測しましたが、その通りになりそうです。
衆議院の代表質問で自民党が「鳩山政権は社会主義的」と批判しましたが、これは間違っていますね。社会主義であるのならば、きちんと富裕層から税金を取り立てて山を削り、貧困層に仕事とか医療などのサービスを与えることで谷を埋める所得再分配の戦略があるはずです。
しかし民主党は富裕層を狙った増税はしないといっています。財源は国債であるそうです。社会主義は重税とセットです。財源を国債に頼った社会主義はあまり聞いたことがありません。なぜかというと、国債に頼るということは、金融資本に依存することを意味しますので、国債に頼る政府が資本家に逆らえるはずがありません。
さらに子供手当や農業の所得補償といったばらまきは所得に関係なくやるらしいですし、医療とか保育といった現物支給を充実させる様子もありません。官業の肥大化をやるそうですが、これも国民へのサービスの充実とは関係のない郵便とか日本航空とかでやるようです。
これは社会主義ではありません。こんなのを社会主義だと呼んだら北欧とかソ連から叱られるでしょう。
行政サービスが貧弱で、財源調達能力がなくて借金に頼っていて、非生産的な官業の雇用の拡大にだけは熱心だった政治体制は何かというと・・・幕藩体制ですよね(笑)
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