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2010年2月24日 (水)

階級の季節が来るのではないか?

陰暦 一月十一日

 民主党の選挙対策委員長が鳥取と島根のことをチベットといって、鳥取の市町村会や自民党の国会議員が怒っているそうな。

 こういうときは真面目に怒っても仕方がない。どうせなら失言を逆手にとって「じゃああなた方はチベットに圧政を敷く中共政府なんですね」くらいのことを言い返すくらいであってほしい。

 まあ今時の中高年は余裕を失っているから、こうやってヒステリー質に怒ってみせるほうが受けが良いのかもしれないですが。

※私はダライ・ラマを頂点とする僧侶たちがチベットの支配者として復帰することがチベットの人たちを幸せにするとは全然考えていませんが、中共のチベット支配が公正なものだとも思っていません。

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2010年2月22日 (月)

経済守備力強化戦略

陰暦 一月九日

 経済指標を見る限りではこのたびやっとバブル崩壊後、住専ショック後、ITバブル崩壊後、と同じレベルまで戻っただけなんですが、国全体のフローの微分値がプラスになりさえすれば「経済が成長している」と判定することになっているらしいので、これからの期間は「好景気」と呼ばれることになります。

 この経済成長の判定基準がデフレ脱却を阻む一因になっているような気がします。

 仮にフロー(出力)が100あった経済がなんらかのショックで10マイナスになって90まで落ち込んだとします。そして次の年から毎年1づつ経済が回復したとします。そして5年後に経済が95まで回復したときにまたショックが来て85まで落ち込んだとします。そして次の年から再び毎年1づつ経済が回復して・・・

 というようなことを繰り返すと、経済が成長している期間の方が長いはずなのに、経済は縮小していることになります。これは最早、「上向きでありさえすれば成長である」という景気の判定基準が詭弁であるといわざるを得ません。

 これまでに記録した最大の経済フローを下回っている限りは不況と判定するべきではないでしょうか?

 せめてこの十年間の平均の国民総生産を下回っている限り不景気と呼ぶべきではないでしょうか。その方が生活実感にも合っていると思うのです。

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2010年2月18日 (木)

与党の意味がないじゃん

陰暦 一月五日

 報道を見る限りでは国会で野党ばかり質問をしていて与党が(ヤジ以外で)審議に参加しているようには見えません。言い方が悪いですが、利権の配分というのは予算の配分だけではありません。法律で業界の利益を担保するためには(この業界にはいわゆる市民運動なんかも入ります)国会で質問をして政府から言質を取っておく必要があります。

 民主党は政府法案の早期成立を量るあまりこれを怠っています。これでは支持団体としてもあまり意味がないでしょう。ましてや税収減や義務的経費の拡大で予算の配分には旨味がなくなっているのです。ますます法律が重要になってくるはずです。

 そりゃ与党が質問をほとんどしなければ法律はスイスイ通過するでしょうが、これでは与党の意味がないでしょう。

 小沢幹事長のやり方は分配する金がふんだんにあった20年以上前の自民党のやり方です。しかし政府に配る金がまともにない時代にこれは業界団体の旨味がほとんどないと思うのです。彼は法律のことがよくわからないから、自分のよくわからないことをやらせたくないのでしょう。己の無知が明らかになるのが恐いんですね。

2010年2月17日 (水)

政治の立て直しは選挙カーの禁止から

陰暦 一月四日

 私が住んでいる町はここ三年くらい選挙続きで、選挙カーがうるさいと言ったらない。参議院選挙、都知事選挙、市長選挙、都議会選挙、衆議院選挙、そして市議会選挙。なんだか年がら年中選挙だ。

 特に今やっている市議会選挙では狭い町の中で30台近くの選挙カーが走り回るのだからやかましいことこの上なし。せっかく休みを取ったというのに昼寝もできやしない。しかも選挙カーはいつやってくるかわからないから心臓に悪い。空襲に襲われるのってこんな気持ちだったんじゃないだろうかと思うくらいだ。

 解散とか色々事情があるから選挙が年でばらけるのは仕方がないとして、任期前の解散総選挙(及び地方議会の任期前の解散)以外の選挙は一年のうちどこかに集約してほしいです。そうすれば一部団体の住民票移動なんて反則まがいの技も使いにくくなるでしょう。

 それと、政治資金の規正よりも、選挙カーを禁止した方が政治家のイメージが改善され、政治家も市民に政策を理解してもらおうと努力するようになるでしょうから良いのではないでしょうか?あと街頭の演説でスピーカーを使うのも禁止させましょう。そのかわり戸別訪問は解禁する。

 人を大勢集めて頭の上からスピーカーの音を浴びせるのは一種の集団催眠に近いと思います。スピーカーなしで声が届く範囲くらいまでしか説得させる力は人間にはありませんよ。

2010年2月16日 (火)

鳩山が悪いんじゃないだろ

陰暦 一月三日

 首相の言動がコロコロ変わる、閣僚や党首脳はその火消しで大変だという新聞記事がありました。でもあの日本の首相らしき人物は直前に吹き込まれたことを鸚鵡返しに再生しているだけなので、首相らしき人物の言動がぶれるのは、民主党という党の方針が統一されていないからに過ぎないでしょう。

 民主党は自信がないことについては、とりあえず首相らしき人物に適当な知識を吹き込んで飛ばしてみて、野党とかマスコミとか或いはインターネットかもしれませんが、そこから怒られたら「殿御乱心」ということにして修正する、そういった手法を濫用しているような気がします。

 国家と政党の権威を貶める自殺行為です。麻生さんを貶めることで結局自分の政治生命をつぶした自民党の一部政治家たちと同じ道を民主党は歩もうとしています。

 リーダーとして選んだ以上は組織の人間は彼が間違えないように支えるべきです。リーダーに責任を押しつけて組織だけ生き残るなんてことは、今の日本ではもう無理だということを政治家は認識するべきです。

 鳩山首相が間違ったことを言ったというのなら、その間違ったことを吹き込んだ人間が表に出てきて謝るべきです。民主党はマニュフェストにしても首相への助言にしても、一体誰がどのような権限で決めているのかさっぱりわかりません。国会議員ではないことだけは確かなようです。日本の政治が国会議員でも官僚でもない、ただの政党のスタッフ(もしかしたら政党の職員ですらないかもしれない)に差配されつつあります。危険なことです。

2010年2月14日 (日)

自己責任論は薄情者のいいわけ

陰暦 一月朔日 【正月】

 しかしまあ借金をしなければならないというのは要するに金が足りないと言うことを意味するのだと思います。ふんだんにあれば借りる必要はありません。足りないものは借りないと使えませんからね。ごくごく基本的な理屈です。

 足りないのなら作ればいいだけの話です。稀少なものが増えて稀少価値がなくなって困るのは、稀少なものを蓄えている人たちです。つまり金が増えて 蓄えた金の価値が目減りするのを嫌がっているのは国民に他なりません。高齢化が進んで、金を貯めてはみたけれど、最早自分では使うことができないという人 たちが増えたのがデフレの根本的な原因だと私は思います。

 彼等にとっては 使うことによって得られる満足 < 貯めることによって得られる満足

 になってしまっているのでしょう。若ければ使うことで自分や自分の子供が育つので使うことに重心があるわけですが、年を取ると貯める方に重心が移ってしまうのでしょう。

 政治家も財務官僚も日銀官僚も、国民総しぶちん現象を十分肌で感じているから、デフレから脱却する 政策が一向に実行される気配がないのでしょう。

 従ってしぶちんどもが、自分の子孫たちのためにお金を提供しよう、という心理にならない限りはデフレは解消しないのではないかと思います。今の三十代の 人たちは1995年以来続くデフレ不況で人生を狂わされた人たちが多いわけですが、「自己責任論」が年配の人たちに受けるのは、彼等に自分の貯め込んだ財 産を提供して後進世代を救おうという意思が全くないことを示しているのだと思います。

 年を取った人たちが頑張り屋なのは認めますが、デフレ不況の中社会に 放り出された人たちは頑張る機会(就業の機会)すら与えられなかったのですから、そもそも仕事もないのに頑張れとは酷な話です。

 自己責任論というのは、人の助けを借りないという覚悟ではなくて、人を助けてなんかやらないという薄情者の言い訳なんですね。

 自己責任や財政再建を標榜する政治勢力が年配の人から受けがよいのはこのあたりに原因があると思います。

2010年2月13日 (土)

国債に関するごく基本的な認識のズレ

 財政再建を金科玉条とする普通の人たちと話していて、彼等と自分との間になんかズレがあるな、と思っていたのですがどうもその原因らしきものに気がつきました。

 日本の国債残高は600兆円強あるわけですが、彼等はどうもある日突然これらを一気に返さなければならなくなる日が来ると信じているみたいなんですね。

 実際はどうかというと、毎年100兆円返して、新しく120兆円くらい借りると言うことを繰り返しているのです。彼等は国と銀行の間で毎年行われているこのでっかい取り引きのことをどうも知らないみたいで、ある期限が来たらそれを全部返さなきゃいけないと思っているようなのです。

 これはやはり個人の借金の印象が強いのが原因だと思います。個人の場合、借り主が死んだり夜逃げしたりすると、残された家族に一気に借金が降りかかります。そのような日が国にも来ると思っているみたいなんですね。

 日本の国と銀行には、毎年100兆円の金を返したり、新しく貸したりする力が十分にあって、実際そういう取り引きが毎年行われている。これが広まればもうちょっと政府の借金に対するヒステリーが治まるのではないかと思います。

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体重が減ったにょ〜

陰暦 十二月三十日【大晦日】

 スキーや水泳にいって身体を積極的に動かしたせいか、仕事に追われたせいか、囲碁で頭を使ったおかげか体重が65kg台に乗りました!大学一回生以来12年ぶりです。いやはや、自分でも信じられん。

 一番重かった時期(大学を卒業した頃)と比べて8kgも差があります。あの頃はかなり太っていたんだな、といまさらながらに実感(^^;8kgっていうとお米二袋くらい、つーか乳幼児をおんぶしているのと同じじゃん。

 明日はサークル桜小径としてCOMITIA91に出店します。皆様のお出でをお待ちしております。

 それにしても冷える。今年はスキーには最高だけれど、今住んでいるアパートは保温性には難があるので寒いです。温暖化はどこへ行ったんじゃ!

2010年2月 8日 (月)

第二次日露戦争?

首相、北方領土返還大会に出席 「どうぞ一緒に戦いましょう」

 あんまり考えないで言っていることはよくわかっているのですが、これってロシアに対する宣戦布告とも受け取れるんだけど・・・

2010年2月 7日 (日)

両立しないのでしょうか?

陰暦 十二月二十四日

 経済政策の論争を眺めていると、リフレ派(マイルドインフレ派)は増税に反対し、増税派はリフレに反対しているように見えます。でもこの両者は両立不可能な政策ではありません。両者は連携するべきだと思います。

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2010年2月 5日 (金)

悔しいけれど

陰暦 十二月二十二日

 米国に目の玉の飛び出るような赤字をも恐れない財政出動で景気回復してもらって、増税とセットの社会保障立て直しで社会を立て直してもらい、それを真似ることでしか日本がこの苦境から抜け出す方法はないのかもしれない。

 せっかく歴史上始めて日本が世界に先駆けて新境地を切り開けるチャンスが目の前にあったんだけれどね。

 ただまあ心配なのはオバマ大統領が任期を全うできるかどうか。一期目は金融界はサボタージュで何とかしようとするんだろうけれど、再選がかなって二期目になって本気で金融界と戦い始めたらいよいよあの国のお家芸のあれを心配しなければならなくなる。

 けれど金融界の規制だけで景気が回復するとは私も思っていません。金利を引き下げた上で政府が公共事業を大々的にやって需要を興すしか方法はないんじゃないかと思っています。需要がないのに無理矢理貸し出しをやらせたら、今の支那と一緒で官制バブルが発生するだけです。支那は伸びシロがあるので現在進行中のバブルの傷はそれほど残らないでしょうが、米国が再びバブルになったらさすがに再起不能になると思います。

2010年2月 4日 (木)

なんかの期限でしたっけ?

陰暦 十二月二十一日 【立春】

 秘書三人については拘留期限が迫っていたので、昨日までに決める必要があったのでしょうが、親分については特に何らかの期限が昨日に迫っていたという話は寡聞にして知りません。

 それよりも手下の起訴によって、親分の共犯としての時効が停止したことの方が大きいんじゃなかろうかと思うのであった。

 この状態のまま選挙に突入する方が民主党としては辛いでしょう。まだ絶賛捜査継続中なので、これからも聴取があるかもしれません。そうしたら国民は「あれ?まだ続いているの?マスコミは終わったみたいな事を言っていたのに」となって、政権やメディアに対する信頼性が下がり続ける仕組みです。こうやって夏に向かってシャチが鯨を食いちぎるように支持率を下げていく腹づもりなのでしょう。

 親分には何も言わないのに、手下をひどく攻撃している社民党は最悪。ただのコバンザメに成り下がった。

2010年2月 1日 (月)

日銀と銀行(二)

陰暦 十二月十八日

 じゃあなんで日銀は率先して景気を腰折れさせるようなことをしているのでしょうか。もし日銀が国債利払い費の増加を心配しているのだとすれば、それこそ ゼロ金利政策を継続すれば良かったはずなのです。ここ十年間の政策金利と10年国債利回りのグラフをみるとhttp: //www.iecon.jp/loan/loan_kinri.html国債金利が1〜2%の間に維持されていることがわかります。利払い費を減らすた めならば1%未満を目指しても良かったはずです。2%以上にならなかったのは国債利払い費の拡大を恐れてだったのかもしれませんが、1%を切らなかったの は別の理由があるのでしょう。

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