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2010年4月27日 (火)

雑文

陰暦 三月十四日

 潔癖かどうかを決めるのは裁判官の仕事であって検察官の仕事ではありません、あしからず。

 連休中は旅行へ行ってきます。皆様もよい連休を。

 5月の連休を分散したら4月29日が休みじゃない地域が出てしまうんじゃなかろうか。5月5日が休みじゃない地域もできるだろう。そんで5月3日だけは日本中が休みねえ・・・秋の連休の分散もお彼岸の中日が休みじゃない地域ができそう。なんだかんだいって日本の伝統を破壊しようと言うこのせこさはなんだろうか。誰が思いついた政策なんだろう。反元号や反国旗と同じような臭いを感じるな。

2010年4月25日 (日)

もっと単純な話だ

 財政破綻論ですが、もっと単純ですね。耐えず煽り続けないと、国債金利が下がって1%も切ってしまい、銀行の上がりが少なくなるからです。だからエコノミスト連中を使って絶えず財政破綻論を煽り続けないといけないのです。それだけの話です。

日本政府財政破綻論の正体

陰暦 三月十二日

 日本政府の財政破綻がアンゴルモアの大王並みになかなか実現しません。貯蓄過剰で需要不足の国が破綻するのは難しく、もし破綻するとしても、欧州やロシアや支那やさらに米国が破綻した後でないと日本は破綻したくてもできないのですが、なぜこれほどまでに根強いのでしょうか。

 一般の人は国家の債務と個人の債務を同一視して信じているだけなのでしょうが、経済のことがそれなりにわかっている立場の人も頑強に破綻論を唱え続けています。彼等はスポンサーがいないと活動ができませんので、破綻論によって得をしている人がいるはずです。

 日本の財政破綻論で得をしそうなのはどういう人かと考えたところ、国外と国内に一つづついることがわかりました。

 まず国外ですが、例えばギリシャは政府債務の対GDP比で言えば日本よりも低いのに旦暮にも破綻しようとしています。何故かというと国債の国外保有者が多いのと利子の支払いが巨額だからです。国債の利子支払いが巨額になれば債務総額が大したことがなくても破綻します。GDP比で言えば日本の利子支払いは先進国の中では一番低いのです。

 このように破綻するかどうかを考える時に本当に大事なのは利子支払いですが、これが表に出ると国の信用が落ちるので大多数の国は利子支払いから世間の目をそむけたい。だらか名目額が巨額な日本の財政破綻を煽ることによって、自国のリスクから目をそむけさせようという魂胆です。

 日本の格付けを下げれば、名目額が相対的に低い欧米諸国の格付けを下げずに済みます。日本は国債を国内で消化できるので、格付けを下げても実害は生じません。良いようにダシに使われていると言うことです。格付け会社も結局自国の利益しか考えていませんからね。

 もう一つは国内の金融機関です。財政破綻を煽れば国債の価格が下がります。そこで国債を買います。しばらくすれば危機感が収まって国債の価格は上がります。そこで国債を売ります。差額が懐に入ります。こうやって利鞘を稼いでいる人が少なからずいるのでしょう。

 しかし日本よりも財政状況がよいとされてきたはずの欧州諸国が次々と実際に破綻の危機に面して、日本財政破綻論も行き詰まってきました。日本よりも財政状況がよいはずの国が日本よりも先に破綻しては格付けも面目丸つぶれです。利率の部分では既に格付けは破綻しているんですね。なんで日本よりも格が高いはずの国が日本よりも数%高い利子(しかも実質で)を国債に付けなければならないのか。

 こうやって財政破綻を唱えてきた面々にとっては日本が無事で、今まで褒めちぎってきた国々が次々破綻するのは避けたいので、どうしても日本に財政を好転するような行動を取ってもらわないと立つ瀬がありません。ここに来てにわかに日本で増税が脚光を浴びるようになり始めた背景です。

 本来日銀と協力的と見られてきた谷垣総裁がリフレ政策を採用したのは、やはり日銀も純粋な増税だけでは景気を橋本政権時のように奈落の底へ突き落とす危険性があることを熟知しているからです。日銀というのは国際的な金融の動きをよく見ています。価値判断は一般とはズレていますが、よく見ているのは間違いないです。日銀もFRBもECBもですが、彼等は既に国家の統制を離れて国際的な整合性の方を重視して動くようになりつつあります。これが良いことなのか悪いことなのかは簡単には判断が付きません。おそらく日本はこの中央銀行の協調によって得をする立場にあると思うのですが、中規模の国はこれからは詰め腹を切らされるようなこともあるでしょう。

2010年4月23日 (金)

切り返しが弱い

陰暦 三月十日

 総理がloopyを「愚直」と誤訳して自己弁護していましたが、そういう時は「じゃああなたはこれから英語で自己紹介をする時に I am Loopy. と言うのですね」とでも切り返せばいいのです。あの人の言い逃れはこのように逆手に取れば答えに窮するような浅はかなものばかりです。

 咄嗟の切り返しでギャフンと言わせることができない自民党の政治家もマスコミも両方とも、民主党の政治家ほどではないですがやはり言葉の力が落ちているのではないかと思います。

 小泉総理はこういう逆手に取った切り返しが得意でしたので、みなさん少し小泉さんを研究したらどうでしょうか。鳩山にして小沢にしても言い逃れが身上ですので、おそらく切り返しがうまい小泉さんのような相手が一番苦手だったんでしょうね。だから小泉さんが表にいる間は動けなかったのでしょう。

 小泉さんのしゃべりはいわゆる任侠の口上なんですよね。だから政治家やジャーナリストはもっと浪花節とか落語に触れるべきですね。逆手に取るばかりになるのも敵を作りすぎるので考え物ですが、言葉で食っている政治家やジャーナリストたるもの、ここ一番で鮮やかな切り返しができないようではかっこわるい。

2010年4月22日 (木)

悩ましいね

陰暦 三月九日

 「日本は世界第5位の農業大国」を読んでいるのですが、まー日本の農政というのはひどいもんですな。経済の回復のためには政府の支出を拡大せざるを得ないのですが、ただ単に無駄なだけならまだしも、民間の足を引っ張るようなお仕事は困ります。

 箱物を作る公共事業は足を引っ張らないし、責任の所在が明確だから、国の仕事としては指導行政なんかと比べてかなり筋がよい部類なんじゃないでしょうか。なのに何となく箱物公共事業が悪のように言われて、指導行政にいそしむことが官僚のあるべき姿みたいに言われていることに疑問を感じます。

 この本によると民主党の農政は、農政事務所の仕事を殖やす結果にしかならないのだとか。自民党はキャリアと癒着していたのかもしれませんが、民主党はノンキャリと癒着していて、結果として行政の無駄な仕事が増えることには替わりはないようです。

 この手の指導行政は軒並み廃止してしまって、その替わり社会保障給付やインフラ建設をごっそり増やした方がきっと経済のためには良いんじゃないかと思いました。行政改革や無駄撲滅をすればするほど、経済には好影響を与える公共事業が削られて、民間の足を引っ張る指導行政がますます肥大化していくのはなぜなんだろうなと思いました。

2010年4月18日 (日)

何度も言うようにインフレターゲットと増税は両立する

陰暦 三月五日

 自民党の与謝野氏と園田氏が新党を結成したことにより自民党内で増税と社会保障の立て直しのセット政策を推す勢力が弱まり、財政拡大とインフレターゲットのセット政策を推す勢力が強まることを歓迎する意見と悲観する意見の両方が出ています。

 デフレから脱却するためには、不景気でも需要拡大の行動を取れる経済主体である政府が歳出を拡大するしかありません。つまり財政拡大が必要。使い途は公共事業でも福祉でもどちらでもいいはずです。

 実質金利を下げて、債務者の金利負担を減らして、経済を活性化させるためには金融緩和をしてインフレを起こすことが必要。

 また、政府が増税をしても同じ額だけ歳出をすれば経済は縮小しません。

 小泉・安倍政権時のいわゆる「上げ潮派」は、金融緩和を主張していてそれはよかったのですが、同時に人件費の抑制や大企業への生産の集中も主張していました。財政の縮小も主張していました。福祉の立て直しを目指す勢力がこの時の上げ潮派に反対するのはわかります。けれども今の自民党は金融緩和と財政の拡大のパッケージを主張していますので、それほど敵視する必要はないと思います。

 ただし谷垣総裁が、法人税の引き下げに意欲的な発言を繰り返しているのは警戒するべきだと思います。これでは消費税を引き上げても、実質的に法人税引き下げ分の福祉が削られる可能性が高いです。

 増税が先でも経済再建が先でもどっちでもよいことです。経済再建を先にやってしまったら増税の機運が削がれるというのでは小泉総理の「景気が回復してしまうと改革の機運が削がれる」と同じになってしまいます。自民党が将来の増税と社会保障の拡大を主張している限りは小さな路線の違いを悲観視することはないと思います。警戒するべきは法人税の引き下げだけでしょう。

 それとリフレ派(マイルドインフレ派)も、マクロな見方を標榜するのならば、同額の歳出が担保されるのならば増税は経済を縮小させないと言うことをちゃんと認めるべきです。

2010年4月14日 (水)

兵を去る、食を去る、

 支那の海軍の艦隊が南西諸島沖で大規模な演習を行い艦隊を組んで島列を突っ切って外洋へ出ました。

 この事件はこの記事と関連があります。温首相、5月末に来日 「食品安全の覚書」合意へ

 要するに中共は餃子事件や残留農薬事件に絡んで日本政府に詫び状を書かされるわけです。その憤懣やるかたなさが艦隊を使った嫌がらせに現れています。

 支那の海軍の嫌がらせを止めることができない日本の自衛隊のふがいなさも相当なもんですが、標題に掲げたように兵よりも食の方が大事と孔子も言っていますのでこれは明らかに日本の勝ちです。

 これは孔子に弟子の子貢が政治の在り方を尋ねた時に出てきた言葉です。孔子は「兵と食と信用が必要だ」と答えます。それに対して子貢が「どうしても維持ができなくなった時に何を捨てますか?」と尋ねます。よい質問です。孔子は「まず兵を」と答えます。子貢が同じ質問を繰り返します。孔子は「次に食を」と答えます。そして有名な「民は信なくんば立たず」という言葉が続きます。

 肝心の食の部分で信用を失った中共政府は国内的にかなり威信を失ったことでしょう。日本とはレベルは違いますが(日本人は味にこだわる、支那人はまず食えると言うことにこだわる)、食に関する関心の強さは支那人だって相当です。これは孔子の言葉にも現れています。肝心の食について嘘をついていたと夷狄に頭を下げたわけですので、これは日本人が思っている以上のダメージなのです。

 鯨、餃子と農林水産省の輸入を取り扱う部門は土壇場で日本の政府の信を守っています。専業農家も生産性は上がっていますのでよくやっています。日本の農政でおかしいのは農協の基金や農産物の流通が関わる部門です。農業の中で金融と大企業に関わる部門なんですね。

 私は金融に関する蔑視の感覚とか大企業を敵視する考えはないですが、日本政府が金融とか大企業に関わるとたいがい碌でもない政策ばかり実行するので、政府は金融と大企業については余計なことはしないで反社会的なことをしたら取り締まるだけで良いと思いますね。金融を振興しよう、大企業を助けよう、日本の政府がそういうことをすると必ず失敗していますから。

 経験的に言って、日本を含めた東アジアの政府というのは論語に書かれた以上のことはできないです。論語で推奨されている範囲内のことをやる時は政治家も官僚も活き活きとしているのですが、それを踏み出した途端に政治は精彩を失い、汚職の影が差し、民衆も拒否反応を起こし、経済も活発さを失います。欧米で政府の仕事とされていることでも、論語に書かれていないことはできないようにもう私たちの頭の中に擦り込まれているんです。

 

 だから自民党にしても民主党にしてもまず論語をテキストとして、マニュフェストが論語に合っているか外れているかをチェックしたらどうでしょうか。今まで人気がなかった政策も、論語で使われている論理で訴え直せば国民の理解は得られるはずだと私は確信しています。論語の影響は思っている以上に強いです。

一匹や二匹捨てたくらいで・・・

陰暦 三月朔日

 昔から不思議なことがありまして、帰化動植物のことです。

 先日もニュースで捨てられたペットのミドリガメが増えて在来種の魚や亀などを脅かしているという報道がありました。そしてコメンテーターのお決まりの現代人の無責任さ批判となるわけですが、ペットが捨てられて(逃げ出して)大増殖するという動物の帰化のパターンが本当にあるのか疑問に思っています。

 日本全国で繁殖するようになった代表的な帰化植物というとセイタカアオダチソウ(鉄道草)、アメリカザリガニ、ブラックバス、どれも業者が持ち込んで積極的に日本中に移植した生物です。鉄道草は花が少ない秋にミツバチの生産性を上げようとして養蜂業者が蒔いて歩きました、アメリカザリガニは戦中戦後の食糧難の時に国策で増やされました(もっと前に食糧用として移植された、あるいは輸送船に付いてきたという説もあります)。ブラックバスとブルーギルを釣具屋が殖やしたのは有名な話です。

 繁殖をするためには一定数いないと無理です。一般人が散発的にペットを放したところで繁殖は難しいと思います。帰化動植物の原因を一般人の管理不行き届きだけに帰するのは間違っているのではないかと思います。

 ミドリガメやアライグマなどで私が推測する原因は、ペット養殖業者の管理不行き届きです。溜池のような場所で亀や蛙を養殖すればいくらでも逃げます。アライグマも自分で穴を掘ったり、小屋の隙間から逃げます。廃業で捨てられる場合もあるでしょう。売れ残りを積極的に捨てる業者もいるかもしれません(つがいになると増えすぎて困るから)。

 たいていペットの養殖場は湿地とか森林など、元々その生物の生育環境に近い場所に立地していますので、逃げても増えやすいのです。それにペットの養殖を専業にしている人はあまりいませんが、副業としてやっている農家とか動物好きは日本中にいます。

 ただ、私は帰化植物を取り締まっても仕方がないだろうし、駆除は不可能だと思っています。在来の魚とか亀の成育数が減っている主因は環境の悪化です。ブラックバスやミドリガメにしても、在来種が住めないようなコンクリートで護岸されて、水流が激しい川とか水の出入りもないような汚れた淀みで、元々在来種には住めないような場所です。

 在来種の保護の決まりを作って、取り締まりが困難な業者については不問で、取り締まりやすい一般人のペットについては取り締まっても、帰化動植物は減りません。いつまでたっても効果のでない注意喚起が続くと言うことになります。あるいはそれが目的なのかもしれませんが。

2010年4月13日 (火)

違和感が・・・

陰暦二月二十九日

 放射能を使用したテロは前から危惧されてきたことだし、核不拡散は必要なことだと思うのだが、急に核テロを防ぐことが世界の国のお約束であるかのように報道され始めたのが解せない。

 英字紙でも核テロなんて話はこれまで全然出てこなかったので、いつもの日本のマスコミの取材不足や、政府の初動の遅れというのは今回は当てはまらない。

 今回のサミットの流れはどうもよくわからない。本題はユーロや人民元の問題じゃないのかな。

2010年4月11日 (日)

バカも使いよう

 キルギスの政権崩壊、北朝鮮の金正日訪支、タイの内乱、ポーランド大統領及び首脳の事故死、支那の貿易赤字転落(→人民元切り上げ?)、ギリシャの財政行き詰まり(数ヶ月以内にIMF支援要請がほぼ確定)なんだかよくわかりませんが立て続けに変動が起きています。

 私の推測では、この大本に今回の不景気がバランスシート不況であり日本同様に欧米も今後十年間は経済の拡大が見込めないこと、とくに株屋不動産などの資産価格の再上昇がこの先十年(おそらく数十年間)はあり得ないこと、これにより欧米のノンバンクとくに年金基金が空けてしまった大穴の穴埋めが不可能になり、欧米の企業やノンバンクが来年以降巨大な損失の確定をせざるを得ないことがあると思います。

 その額およそ3兆ユーロ。400兆円です。しかも欧州諸国はこれから高齢化が進みます。まさしく90年代の日本と同じ状況にあります。年金や保険会社が大損をこいている分日本よりも状況は悪いです。

 さらに投資呼び込みの最後の希望だった排出権取引は、観測値の偽装が明らかになり、その上太陽活動の低下による寒冷化が明らかになりつつあることで失敗に終わりました。

 欧州の企業は今必死になって世界中から金を引き上げて当座の運転資金をかき集めている状況です。自転車操業です。中規模の国で政情不安が続発しているのは、欧州からの金の供給が絶ちきられて体制の維持ができなくなったからでしょう。

 欧米の経済誌とか格付け機関が必死に、今年の成長率は3%だとか、財政赤字はあと数年で解消するとか言っていますが全て希望的観測に過ぎません。日本同様にこの先十年間は経済成長率は1%あたりをはいずり回ります。財政赤字はGDP比10%が十年間続いてどこの国も政府債務総額が軒並み150%を超えるでしょう。

 中規模の国は韓国のようにIMFに管理されたあと少数の生き残る企業と多数の貧困層に国民が分断されてしまうでしょう。資金力がある国は日本のようにデフレがズルズルと続くことになります。

 日本にはふんだんに金があります。巨額な預金はデフレの原因ですが、いざというときに頼りになるのがお金だけであることもまた事実です。今動いてもかっぱがれるだけです。幸い今の政権は無能です。無能を理由にして海外のことに関わるのは避けましょう。

 世界中でこれから嵐が吹き荒れます。エコノミスト連中は日本が一番被害を受けるかのように言いますが、違います。日本は余計なことさえしなければこの混乱を勝ち残ることができます。これから日本でも欧米でも、経済通と言われる人の言うことはことごとく外れる時代になります。クラウディングアウトが成立しない世の中になるからです。デフレの解消には逆効果ですが、堅実節約が生き残るためのすべです。


※デフレ脱却のためにはみんなが財布の紐を緩めなければなりませんが、一人一人がそんなことをしてもスッカラカンになって損をするだけなので、こういうことは政府がやるしかありません。だから私は個人や企業に対してはデフレ脱却のために何か行動をとることを勧めません。こういう世の中で個人や企業が生き残るには節約をしまくるのが一番です。

地政学的センスがなさすぎる

陰暦 二月二十七日

 普天間基地移設で米側が実務者協議入りを拒否したことでこの問題を五月中に解決することがほぼ不可能になりました。普天間返還の取り決め自体がなかったことにされてしまう可能性が濃厚です。

 民主党政権が提示した代替案は鹿児島県など九州に基地機能を分散させるというものでしたが、これは台湾への睨みを弱めて、朝鮮半島への関与を強めることを意味します。中共は喜ぶでしょうが北朝鮮は激怒するでしょう。

 北朝鮮の金正日が北京を訪問しているという報道がありましたが、普天間の機能を民主党が北朝鮮に近い場所へ移転させようとしていることへの対処を相談することが目的の一つであるはずです。

 あの移設案は東アジアを安定させるどころか不安定化させます。米国が呑むはずがありません。それどころか検討すらできません。そうでなくても何事でも悪意に受け取ろうとするのが北朝鮮の習性なのですから、米国が実務者協議にでも入ろうものならば北朝鮮は即座に何らかの行動を取るはずです。

 九州への移転が技術的に可能であっても、あの案を米国は門前払いするしか選択肢がありません。現政権は地政学的センスがなさ過ぎます。

 それに現政権を支援していると言われる朝鮮総連にとってもあれは裏切り行為です。全く誰も喜ばず、敵を増やしただけでした。最悪です。

2010年4月 7日 (水)

要は舐められているんだな

陰暦 二月二十三日 【法然上人誕生会】

 法の下の平等、治外法権を認めるべきではないという大原則からすると、日本人の覚醒剤密売人が支那で処刑されたことは容認せざるを得ません。北朝鮮や支那で製造された覚醒剤が日本に流入することを防ぐためにも必要だったでしょう。

 ただ、支那には個人の権利が存在しないのだなということも改めて確認できました。罪状を認めた以上、裁判がどうあろうと死刑が確定しているのだから、犯罪にいたるまでの事情なんか聴く必要はないじゃないか、というのが向こうの考え方なんでしょうが、たとえ結論が決まっていても裁判という手続きをきちんと受ける権利はどんな極悪人でも保障されているのが日本や欧米など法の下での平等が確立されている文化の考え方です。

 それにしても国際親善をモットーとしている総理大臣になってからなぜ世界中の国と関係が悪化するようなことばかり起きるのでしょうか?要は何をやっても抗議が来るはずはないと舐められているのでしょう。処刑された当日くらいは怒っても中共を含めて誰も責めたりはしませんよ。

 自尊心を守りつつ、外国と折り合っていくことはなかなか難しいのでしょうが、民主党のように相手のいうことにその場その場で合わせることばかり続けていると、結局は関係が悪化してしまうということなのでしょう。

 幣原外交が支那や米国での日本人迫害を引き起こして、それに国内世論が激昂して排外世論が醸成される、状況はますます1930年代に似てきました。どうも10年後には日本は米国と支那の共通の敵とされているのではないかという気がしてきました。状況がそれを目指しています。米国はデフレが続きますし、支那も今後数年間はバブル崩壊で苦しいでしょう。直接対決は世界戦争になるから不可能となると共通の敵を作るしかありません。日本はおあつらえ向きです。

2010年4月 4日 (日)

実は社会派マンガだった?ープロゴルファー猿

 チャットで友人と「プロゴルファー猿」の話をしていて思ったのですが、あれって結構世相反映したマンガだったことに気がつきました。

 猿の姉弟はキャディのバイトをしているのですが、あの頃はリゾートブームで日本中の山奥にゴルフ場が建設され、農家の子弟がゴルフ場にアルバイトに来ていたのでしょう、中には見よう見まねでゴルフに長けた子供というのもいたのかもしれません。

 猿の援助者のおっちゃんは明らかに土地成金です。

 しかもテーマが賭けゴルフ。バブル紳士のたしなみ(?)でした。

 他にもアルコール中毒で落ちぶれた元ゴルファーとか、オフ中のゴルフで怪我をして引退したプロ野球選手とか際どいネタが出てきます。1980年代のゴルフ場という、熱気といかがわしさの入り交じった空間をうまく表現した作品だったといえるのかもしれません。

 ちなみに私は紅蜂さんのファンでした。みんな同じような顔の藤子先生の作品の中では珍しく美人で。猿を二度も追いつめるし、けれど親身になってくれたり、あれは魅力的なキャラでしたね。紅蜂さんって、ミスターXの女かなとも思ったのですが、反抗したり、ミスターXも普通だったら敗者には見向きもしないところを紅蜂を鍛えようとしたり、ありゃ多分ミスターXの娘なんでしょうね。

見た目より根が深い

陰暦 二月二十日

 若林元農相が青木氏の投票ボタンを代理で押した事件。気の緩み程度の話かと思っていたけれども、よくよく分析してみるとかなり問題です。

 若林氏は今国会で引退し、あとを息子が継ぐことが決まっています。情勢は自民党にとってやや好転しつつあるとはいえ、まだどちらへ転ぶかわかりません。若林氏としては対抗の民主党の出方が気になるところです。

 そんな折のあの事件です。これにより民主党は参議院で(選挙まで期間限定ですが)単独過半数を確保し、自民党は評判を落としました。これにより若林氏は、次の選挙では手心をくわえて息子を当選させてくれと民主党に水を向けているわけです。

 これは言語道断の参政権の私物化です。若林氏は長野県と島根県の選挙民の参政権を私物化しました。次の選挙では自民党に勝ってもらいたいけれど、長野県民は若林氏の息子を当選させてはなりません。前回の首相指名選挙で急遽自民党候補者になったほどの人ですらこの認識とは・・・やはり一度野党に落ちて正解だったのかもしれません。

2010年4月 3日 (土)

桜真っ盛り

陰暦 二月十九日

 立川から中神まで小一時間、残堀川沿いの桜を眺めつつそぞろ歩きをしてきました。昨日まで雨だったからか今年の桜は色がハッキリしていてきれいなように思います。沢山の家族連れや同好の士らしき人たちが花見を楽しんでいました。

 カメラを忘れたので明日また改めて写真を撮りに行こうと思います。

2010年4月 1日 (木)

プライベートに使いました

陰暦 二月十七日

プライベートなことまでいちいち公開するのはいかがなものか、実母資金の使途公開について(鳩山総理)

政治資金の私的流用について認識があるということですね。よくわかりました。

党首討論は昨日だからエイプリールフールは通用しないよ。

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