地政学的センスがなさすぎる
陰暦 二月二十七日
普天間基地移設で米側が実務者協議入りを拒否したことでこの問題を五月中に解決することがほぼ不可能になりました。普天間返還の取り決め自体がなかったことにされてしまう可能性が濃厚です。
民主党政権が提示した代替案は鹿児島県など九州に基地機能を分散させるというものでしたが、これは台湾への睨みを弱めて、朝鮮半島への関与を強めることを意味します。中共は喜ぶでしょうが北朝鮮は激怒するでしょう。
北朝鮮の金正日が北京を訪問しているという報道がありましたが、普天間の機能を民主党が北朝鮮に近い場所へ移転させようとしていることへの対処を相談することが目的の一つであるはずです。
あの移設案は東アジアを安定させるどころか不安定化させます。米国が呑むはずがありません。それどころか検討すらできません。そうでなくても何事でも悪意に受け取ろうとするのが北朝鮮の習性なのですから、米国が実務者協議にでも入ろうものならば北朝鮮は即座に何らかの行動を取るはずです。
九州への移転が技術的に可能であっても、あの案を米国は門前払いするしか選択肢がありません。現政権は地政学的センスがなさ過ぎます。
それに現政権を支援していると言われる朝鮮総連にとってもあれは裏切り行為です。全く誰も喜ばず、敵を増やしただけでした。最悪です。
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