大連旅行記(二)
陰暦 三月二十三日
二日目は大連から西へ二十キロほど行ったところにある遼東半島最先端の旅順へ行きました。日露戦争の激戦地二○三高地で有名な町です。大連駅前からバスに乗っていったのですが、学園都市に連れて行かれてしまいました。行き先の確認を間違えたらしい、仕方がないのでタクシーをつかまえて旅順港へ向かいました。支那ではタクシーがそこら中に流していますし、値段もあまり高くないので観光には便利です。
まず旅順港のすぐ裏手の白玉山に登りました。ぜえぜえ言いながら山を登り切ると(あとで反対側にリフトがあることを発見して脱力)、渤海と港を見渡せる素晴らしい眺望が広がっていました。大感激。
展望台
旅順口 その一 港(現役の軍港)が見渡せます。人民解放軍もそれなりに情報公開をしているということなんでしょう。
旅順口 その二 港としては最高の地形です。
この展望台は元々日本軍が日露戦争の死者を弔うために作った慰霊碑だったのだそうです。
展望台の奧には軍事博物館がありました。
六十年代の台湾海峡戦で活躍した小型艇だそうです。
戦車。一元払うとこのように鉄兜をかぶって写真を撮らせてもらえます。
朝鮮戦争で活躍したミグ戦闘機。さっきの男の子ここでもノリノリです。
リフトで降りました。山には桜が花盛りで(日本の桜とは花の付き方がちょっと違ったので現地の品種だと思います)きれいでした。
このあと海鮮料理を食べました。市場の料理屋さんと同じで、魚を選ぶと適当に料理してくれます。サザエの壺焼き、海老の塩焼き、鰈の煮込みを食べました。どれも美味しかったです。
次は二○三高地です。
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