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2010年9月19日 (日)

アングロサクソンの基本戦略

 三位と手を組んで二位をいたぶるのが英国や米国の基本戦略ですので、GDPで世界二位に立った瞬間から米国の主敵は支那になりました。これから支那への風当たりが強くなるはずです。

 実質経済成長率で計算をすると、実は支那のGDPの実力は現状の六割ぐらいしかないのではないかと思われるのですが、第11次五ヶ年計画の隠れた目標が名目で日本を上回ることだったのでしょう、じっくり三位でいれば米国に睨まれることもなかったのに早まりました。

 尖閣諸島の問題は中共内部の権力争いと関わりがあるのでしょう。金正日が二度も北京詣でをしたこともこの権力争いと関連があるかもしれません。あれは権力承継の報告ではなく、中共内部の状況を偵察しにいったのだと思います。第12次五ヶ年計画と国家主席・首相の交代を睨んで何らかの権力争いが行われている物と見られます。

 よくわかりませんが、もしかしたら権力中枢にいる人物が逮捕されるとか引退させられるといったようなあっと驚くような展開があるのかもしれません。

 支那がGDPで世界二位になったことは日本にとって朗報です。米国は二位には辛く当たりますが、三位には優しいのです。これで日本は支那を追い越さない限り、好きなだけ経済成長ができます。なんだかんだいってこの十五年間日本がなかなか成長できなかったのは陰に陽に米国が妨害していたからだと思います。支那は名目でこれからも6〜8%の成長は続くはずですので、日本も名目で5%くらい成長しても米国は文句を言ってこないでしょう。それどころか支那と対抗する関係上積極的に応援してくれるはずです。

 おそらくこれから日本はリフレや円安誘導や輸出拡大や内需の拡大がやりやすくなるはずです。

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