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2010年11月22日 (月)

藤子アニメのヒロインたち(四)・・・はだしのシンデレラ

 「チンプイ」は藤子・F・不二雄先生の遺作ともいえる作品で、藤子不二雄ランドに掲載されていました。藤子不二雄ランドは中央公論社が藤子先生の全集を 単行本で毎週出していたシリーズで、巻末に新作マンガが載っていました。F先生の作品の時は「チンプイ」が、A先生の作品の時には「ウルトラB」が掲載さ れていました。ご自身の全集に掲載されていたわけですので、自由に作ることができたのではないかと思います。

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神田明神が江戸の町の守り神なわけ

十月十七日 【小雪】

 近くの古本屋で小学館の「マンガ・人物日本の歴史」が大安売りしていたので買ってきました。

 これ、有名な人物もさることながら悪党とか一揆とか江戸っ子とか庶民の生活を描いた巻に名作が多いんですよね。歴史の勉強を抜きにして物語として秀逸だと思うのです。

 「平将門」を読んでふと思ったのは、徳川幕府が神田明神を江戸の鎮守にしたのは京都の朝廷にプレッシャーをかける意味合いもあったんだろうなと言うことです。初めて朝廷に本格的な反乱を起こしていい線までいった人物を神様として祀っていたと言うことですからね。お前らあんまり無理難題をふっかけるとどうなるか分かっているんだろうなと言う関東の無言の圧力だったのでしょう。

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2010年11月18日 (木)

藤子アニメのヒロインたち(三)・・・パパ

十月十四日

 藤子アニメの中で一番はっきりカップルが出来上がっているのは「エスパー魔美」の佐倉魔美ちゃんと高幡和夫君という意見には異論は上がらないと思いま す。この物語はエスパーとして成長する魔美ちゃんとそれをサポートする高畑君の間の純粋な交流が主題といっても間違いではないでしょう。

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2010年11月16日 (火)

藤子アニメのヒロインたち(二)・・・年下の男の子

十月十一日

 以下の文章には藤子不二雄作のマンガ・アニメのネタバレが含まれていますので、先生の作品を予断なしに楽しみたい方は読まないことをお薦めします。

 「パーマン」に次いでラブコメ的要素があるのが「T・Pぼん」の第一部です。「T・Pぼん」はマイナーな作品なので物語の概要から説明しますと、タイム マシンができた未来の世界では時間を超えた犯罪の取り締まり、過去に発生した非人道的な事件の救済、現在までの歴史の流れを危うくするような「歴史の揺ら ぎ」の除去のためにタイムパトロールという組織が結成されていて、時空を越えて活動しています。映画のドラえもんにもよく登場します。

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2010年11月15日 (月)

藤子作品のヒロインたち(一)・・・パーマンはラブコメだ!

 以下の文章には藤子不二雄作のマンガ・アニメのネタバレが含まれていますので、先を知りたくない方は読まないことをお薦めします。

 藤子・F・不二雄の全集が小学館から配本されていまして、ぼちぼち集めています。この全集は台詞の改変なしに発表された時のままの姿で収録することを 守っています。F先生の作品はかなりエスプリが効いているので、ポリティカルコレクトネスとやらに引っかかって、ここ二十年くらいそのままの形で出版され なかったのですが、F先生が亡くなってから一回り過ぎ、そういったことを教条的に守ろうという雰囲気も沈静してきたためか、ようやく先生の作品を発表され た時のままの姿で楽しむことができるようになりました。

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変化球

十月十日 【出雲大社神迎祭】

空モモも第33話まで来ました。
ここら辺になると、モモ一人の力では解決しきれない重い課題が増えます。
あんまり重いと視聴者が付いて来れなくなるので、おちゃらけてオブラートにくるむのが、首藤・湯山・葦プロのトリオがよく使う手で、変化球が増えるのも空モモ中盤の特徴です。

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2010年11月11日 (木)

実例があるじゃん

十月六日

 我々は北朝鮮を見て、なんであれだけ不自由で慢性的な飢餓状態なのに国民は反旗を翻さないんだろう、いやいやそのうち崩壊するだろう、などと考えているわけですが、思想と情報をコントロールすることによって前の時代よりも不自由で貧乏になったのに民衆が嬉々としてその体制に千年間も従い続けた実例が実はあるんだなこれが。

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2010年11月10日 (水)

鳩山の脱税と

 海上保安庁職員の情報漏洩とどっちが罪が重いんですかね。あと沖縄の密約は公開するべきなのに、不良漁船の犯罪は隠すべきだというのもよく分からないし。

 民主党というのは何かにつけて自分の言動が跳ね返ってくることを想定していないと思います。自分に都合の良いことしか考えていないからなのでしょう。

 これであの海保職員は英雄になってしまいますので、これから公務員による独断専行が拡大して、国民はそれを熱狂的に支持することになるでしょう。しかしそのパフォーマンスこそ民主党がこれまでやって来たことであり、民主党にはこれを取り締まることはできないのです。

 かつて独断専行で満州国を作った石原完爾が、下役の東條英機や武藤章から同じく独断専行の逆ネジをくらって失脚し、結局陸軍が統制を失って国家が滅亡してしまったのと同じことが起きようとしています。

 法律とか組織というのは体系立ってできているのであり、自分に都合良く決まりを破ったり、守らせたりはできないのです。都合が悪くても守らなければならない法は守らなければならないし、一度上の人間が率先して破ってしまえば下の人間も破るのは止められないのです。

 鳩山と小沢の特別扱いとマニュフェストの手の平返しによってこのパンドラの箱を開けてしまったのは民主党自身です。日本という国の崩壊を避けるには解散総選挙をして民主党を権力の座から引きずり落とすしか方法はありません。

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2010年11月 8日 (月)

空モモ第22話と第23話

十月三日

 第23話まで見ました。空モモの解説の続きです。空モモ第1部は44話で終わりですのでここがターニングポイントになります。本来ならもっと続くはずだったのでスタッフにその意識はなかったはずですが、不思議なことに第23話が、モモが魔法の国のモモからペットショップのモモに変わっていく点で重要な話になっていました。

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2010年11月 7日 (日)

おわらい

 日本で一番信用できるニュースである「手話ニュース」を見ていたら(子供ニュースも悪くないけれどたまに思想的偏向が見受けられる)、尖閣映像の流出について、検察が内部調査で検察内部の犯行ではないと分かったから刑事事件として捜査を始めるといっていた。

 多分検察が言っていることは嘘じゃないんだろうけれどその言い分というのが奮っていた

・検察のコンピュータの記録を調べても流出した形跡がなかった(→証拠の日付をいじるような組織がいうことか?)

・誰かが持ち出したのなら窃盗だ(→証拠を自宅に持って帰っていじくるような組織が言うことか?)

・Google社に投稿者についての情報提供を求める(→投稿者の罪状が守秘義務違反になりそうなのに、Google社にはクライアントに対して守秘義務を破れと言っているに等しい)

・検察の内部調査を信用しろ(→通達で一斉にメモを廃棄するような組織の内部調査を信用しろと言うのが無理)

 犯人が公務員であれば守秘義務違反に問うと言っていたが、国民は何も不利益を被っていない、多分犯人が見つかったら国民的英雄になるぞ(だから多分犯人は見つからない)。

 てか公共放送がyoutubeの映像を堂々と流している時点で守秘義務も何もあったもんじゃないと思うんだけれど。

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虚業の拡大と実業搾取

スタート!

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農業自由化について軽く所感

十月二日 【立冬】【一の酉】

 輸出型工業の労働組合が最大の支持基盤である民主党がFTAを積極的に推進するというのはよく分かります。輸出がしやすくなって売り上げが伸びる上に、食料価格が下がって手取りが増えるからです。地方振興という前回の総選挙の公約からすると背信ですが、民主党の従来からの方針とは背反していない。米を自由化したのは細川政権ですからね。みんな忘れていますが。

 じゃあ農産物の輸入を完全自由化したら日本の農業が潰れるかというとそんなことはないと思います。鮮度と運賃の問題がありますので食糧生産は国内に依存せざるを得ません。それに日本の農業は味でも生産性(大規模化、換金作物の生産に成功している農家は)の上でも外国に比べて競争力がありますのでそうそう負けないと思います。

 日本の自給率が低いのは、外国産の飼料で育てた和牛まで外国産あつかいするとかいうわけのわからない農林水産省の数値のせいで、今でも日本人が食べる物はほとんど日本の農家が作っているわけです。それは自由化しても変わらない。

 毎日食卓に並んでいる物で外国産の物なんてパンと肉の一部でしかありません。いくら洋食好きでもエネルギーの摂取の6割をパンと外国牛だけに頼っている人はそうはいないでしょう。三食マクドナルドだというのならともかく。だからあの自給率はおかしいと気づかなければならない。

 ただし農業の大規模化はますます加速するでしょう。農業人口が今の10分の1くらいになれば、日本の農業は最先端輸出工業並みの生産性になります。FTAを推進しようがしまいが担い手政策を止めようが止めまいが、この動きは止まりません。農家の高齢化が進んだら、村に残った若い人に耕地を預ける以外に選択肢がないからです。退職後に故郷に戻る人はいてもごく少数でしょう。

 問題は、農業人口が百万を切る状態になった時に、地方の農家が伝えてきた日本文化をどうやって継承していくかと、中山間地の防災をどうするかと、辺境部における外国人の不法な移住をいかに防ぐかの三点だと思います。

 それに日本の食料は確かに外国に比べて割高ですが、それは果たして農家の責任かという根本的な問があってもいいはずなんですよね。農家の卸値なんて無茶苦茶安いですからね。流通には問題はないのかと。

 食料価格の問題が全て農家の問題として片づけられているのはなぜか、大規模流通業がメディアの最大の広告主であることや、今の与党の幹部に関係者がいることは関係がないのか。ただまあ小売りだけじゃなくて、卸売業者とか農協もかなり怪しいのですが。そういえば農協は民主党になってからぜんぜん問題が取り上げられなくなりました。いくらFTAで市場開放したって、戸別補償等々の補助金でこれら生産者よりも大勢の人間が関与する流通の高コスト構造が温存されたら、結局その補償金は税金として商品にかかってくるわけで、自由化の意味がなくなります。

 今の日本は工業にしても農業にしても運輸業にしても小売業にしてもサービス業にしても、現業をやっている人たちにあまり問題はないと思うのです。問題はこれら実の産業の陰に隠れて権利関係だけで儲けている人たちが高コスト構造を作っていることだと思うのです。そしてその人たちは追及を逃れるために、やれ農業は高コストだ、円高なんだから製造業は時代遅れだ、日本の運賃は高いだ、日本の商業は小規模で生産性が低いだと実業に就いている人たちを叩いて国民から活気を奪っています。確かに自民党の中核はこういった様々な虚業に付いているブローカーたちでしたが、民主党の中核も新手のブローカーたちなのです。そろそろこっちに目を向けるべきだと思います。

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2010年11月 6日 (土)

ミンキーモモの夢

十月一日

ミンキーモモのテーマはもちろん人に夢を与えることなんだけれど、
サブテーマはモモが魔法の国のお父さんお母さんの子供から
ペットショップのお父さんお母さんの子供になっていく
物語なんですよね。

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2010年11月 5日 (金)

んちゃ

九月二十九日

 空モモをレビューして思ったのですが、空モモとアラレちゃんはだいぶシンクロしていそうですね。実は作画も一部重なっているし。Dr.SLUMPのDVDはまだ買っていないのですが、両作を対比しながら視聴したら面白いかもしれません。

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2010年11月 1日 (月)

おそらくこれも権力闘争・・・

 ロシアのメドページェフ大統領が国後島を訪問して実行支配を誇示したらしい。なんで藪から棒にと思ったが、おそらくこれも権力闘争の一形態なのだろう。

 メドページェフはプーチンの傀儡と言うことになっているが二期目に向けて色気が出てきたのかもしれない。プーチンは親日派で有名。そのプーチンの顔に泥を塗るような北方領土訪問はおそらくプーチンへの当てつけなのだろうと思う。最近三期目に向けて活動を開始したプーチンに対する牽制なのだろう。

 どうも世界中の政治で何かのたががはずれたような感じで、どこでも権力闘争が露骨になってきている。どこの国も目指すべきビジョンを失った状態で、むき出しの権勢欲だけが表に出ているのではないか。しかもどこの国の国民も短気になりつつある。こんな時の権力者は心細いだろうと思う。生き残るのに必死で誰かをスケープゴートにしたくてたまらないのではないか。

 こういう時は日本人とかユダヤ人とか華僑とか印僑みたいな中途半端な立場におかれている民族は槍玉に挙げられやすい。十分に注意しなければならない。とばっちりの犠牲になるのは真っ平御免だ。

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首藤剛史先生逝去

九月二十五日

 「魔法のプリンセスミンキーモモ」「アイドル天使ようこそよう子」「ゴーショーグン」などを手がけられた脚本家の首藤剛史先生が亡くなられました。61歳でした。

 十年ぶりにミンキーモモ全編視聴に取りかかった矢先だったので驚きました。しかもまだ亡くなるには早い。もっと沢山の作品を作ってもらいたかっただけに残念です。先生のご冥福をお祈りします。

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