変化球
十月十日 【出雲大社神迎祭】
空モモも第33話まで来ました。
ここら辺になると、モモ一人の力では解決しきれない重い課題が増えます。
あんまり重いと視聴者が付いて来れなくなるので、おちゃらけてオブラートにくるむのが、首藤・湯山・葦プロのトリオがよく使う手で、変化球が増えるのも空モモ中盤の特徴です。
第29話 UFOがやってきた
空モモもトニーのことを信じ切ることができなかったという落ち。モモは魔法を使った偽UFOでトニーを励まそうとするが、実はトニーは本当にフェナリナーサの住人も知らない未知の知性体とコンタクトをとっていたのだった。
第30話 故郷行きの宇宙船
空モモが初めて人間に自分の素性を打ち明けてしまう話。モモは大人の姿でボーマン船長と一緒にフェナリナーサへ赴き、お城では子供の姿で会話をしてい
る。というわけでボーマン船長はこの作品の登場人間の中で唯一モモの全てを知っている人間と言うことになる。しかし彼以外の誰にもフェナリナーサのことを
信じてもらえない。
第31話 よみがえった伝説
敵を力業でやっつけてしまう。この作品の本来のテーマとは外れるような。大人に変身しないし。
第32話 大きすぎた訪問者
夢の世界の怪獣が現実世界に受け入れられてしまうという空モモの中では珍しい展開をたどるお話。これもモモはあんまり役に立っていない。
第33話 アンドロイドの恋
第32話とは逆に、ライアンとラナは人間世界では受け入れられずに心中してしまい、フェナリナーサで転生する。モモが全然役に立っていない。このあたりからモモが無力感に打ちひしがれる展開が多くなる(幽霊の話とか、アニメーターの話とか)。
こうして「魔法だけじゃ駄目だね」「やっぱり夢の世界の復活は無理なんじゃないの?」という重苦しい雰囲気が高まっていき、あのラストへと物語は突入していくのです。
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