正しい時代劇
十一月三日
黒澤明の映画を見たら、ちゃんと人買いとか奴隷とか追い剥ぎとかが出ているじゃないか。七人の侍では、話の構成上惣村なのに武装していなかったという抜けはあるけれど、野武士を撃退しているし、ほかの映画を見たら食い詰めて他国に侵攻する百姓とかも出てくるし、ちゃんと正しい時代劇になっている。
教科書には載っていなかったかもしれないけれど、その頃までは年寄りから聞いた伝承とかで歴史の正しい姿を日本人も知っていたということなんでしょう、
てことはおそらく八十年代以降の大河ドラマが日本人の歴史理解をおかしくしたんだろうな。
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