マクロスF(下) ※ネタばれ注意
十二月二十八日
マクロスFが参考にしたのではないかと思われる作品として「ジーンダイバー」があります。放映時期は「マクロスセブン」と重なっています。ジーンダイバーでは宇宙を司るスネーカー(コンピュータ知性体)が、有機知性体の発達に脅威を抱いて、有機知性体の進化をコントロールしようとします。
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十二月二十八日
マクロスFが参考にしたのではないかと思われる作品として「ジーンダイバー」があります。放映時期は「マクロスセブン」と重なっています。ジーンダイバーでは宇宙を司るスネーカー(コンピュータ知性体)が、有機知性体の発達に脅威を抱いて、有機知性体の進化をコントロールしようとします。
十二月二十七日
去年の年末以来、アニメのマクロスシリーズにはまっていたのですが、過去作を一通り見終わり、「マクロスF(フロンティア)」のテレビ版と映画の第一作まで見ました。
十二月二十七日
日本にデフレを解消するためには、国内の経済主体たちが、財布のひもをあけなければならないわけですが、みんな自分だけが食い物にされるのではないかとヘビとナメクジとカエルの三すくみ状態になって固く蝦蟇口の蓋を閉めています。
これを解消するためには、みんなが一斉に財布のふたを開ける合意を作るしかないのではないでしょうか。
十二月二十五日
ここまでの考察を踏まえて、私は新しいGDPを提案しようと思います。従来のGDPは生産を最重点においた「アリGDP」とし、従来のGDPにこれまで考えた富の国内への流入/流出を加えたGDPを「キリギリスGDP」と名付けます。
アリGDPはたくさん生産し、たくさん売り、たくさん金を貯めると拡大します。キリギリスGDPはたくさん消費し、たくさん買い、たくさん金を借りると拡大します。
どちらに偏ってもよくないだろうということで、キリギリスGDPとアリGDPの差額をアリGDPで除した数を「空騒ぎ指数(徒労指数)」と定義します。働きもせずに消費に酔いしれると空騒ぎ指数はプラスとなり、働いて他人にばかり貢いでいると空騒ぎ指数はマイナスとなります(この状態を徒労状態と呼びます)。
では実際に1980年以降の日本の両GDPの有様を見てみましょう。
十二月二十四日
輸出品を作るためには、材料の購入、エネルギーの購入、設備の老朽化と輸送費とそして人間の疲労(人件費)などで国富が減少します。それを取り返すためには、費やした国富と同等以上の何かを持ってきて埋め合わせしなければなりません。
十二月二十三日
では実際のところ日本の貿易の「決算」はどのような状況なのでしょうか。1970年以降の日本の経常収支と資本収支、そしてその差額の推移をグラフにしました。
十二月二十二日
貿易黒字が外国に対する輸出商品の売り掛け金額にすぎず、決算値ではないことが分かるといろいろなことが見えてきました。
経済学の用語は生活実感に合致していないので勝手に用語を作り替えることにした。
・貿易黒字=貿易売掛金=貿易債権
・資本収支=貿易代金=貿易返済
・通貨高=貿易代金割引
・通貨安=貿易売掛金利子
十二月二十一日
恥ずかしながら、ブログ「高校生からの、マクロ・ミクロ経済学入門」を読んで初めて気がついたのですが、貿易黒字というのは要するに海外に売掛金が積み上がっている状態のことを言うのですか。
それなら貿易黒字じゃなくて、貿易売掛金かもしくは貿易債権と呼ぶべきではないでしょうか?
売掛金がいくら溜まっても自分は豊かにならない、売掛金を自分の物にするためにはツケで飲み食いをしている長屋の住人(貿易赤字国)から代金を回収して、日本へ持って帰って資本収支を黒字にしなければならない。
これすなわち日本企業が、海外通貨立ての売掛金を円に戻して、国内に還元させることですから円高になります。今までなぜ円高になるたびに日本が豊かになるのか理解できなかったのですが、これでようやく分かりました。海外の売掛金を回収していたからです。
なんだ、じゃあ貿易黒字の次には通貨高が来なくちゃおかしいんじゃないか。
貿易黒字が巨大=国内に富が還元できていないことを意味しますので、支那や韓国やドイツははっきり言ってトンマかマゾヒストなのではないのでしょうか?彼らのGDPがでかい割にはいつまでたっても豊かになれないわけが分かりました。
支那・韓国・統一通貨ユーロ以降のドイツのように通貨安に依存した貿易黒字立国ではいつまでたっても売掛金の回収ができない(回収を始めたら通貨高になる)のだから、そもそも黒字をためる意味がないではないか。
しかし経済学の訳語はよくないですね、もっと我々の生活に密着した用語を使ってほしいです。俺が自主的にやってみようかな。
やっぱ円高は怖くないな、どんどん円高にするべきだ。円高になれば企業は売掛金が目減りするのが怖くなって、円に替えて国内で使おうとするはずだ。
貿易黒字を国内に還元しようとすると、通貨高になって利益が目減りするのは、長屋の住人が大晦日に米屋をじらして支払いを値切るのと同じ現象ってわけだ。
貿易黒字を積み上げるのは、ひたすら国内資源を消費して、長屋の住民に貢いでいるのと同じだから馬鹿なのだ。貿易総額(輸入+輸出)が大きくなるのは経済活動の活発化だから意味があるでしょうが、貿易黒字は意味がないんだな。
日本企業は今こそ小泉政権時代に国民が血反吐を吐いて貯めた貿易黒字を国内へ持ち帰り、従業員へ給与として分配すべきではなかろうか。国民が豊かになれば内需が拡大するので円高なんぞ怖くない。
十二月十九日
菅政権が与謝野馨氏と一緒にやろうとしている消費税増税と法人税引き下げは、有効な所得の再配分にも財政再建にもならず、企業と高齢者を肥え太らせ、中間層を破壊するだけなので、去年の選挙前に私がやった分析を再掲します。
中間層を潰したいのですか?
不公平感、重税感の原因
じゃあ企業の負担は・・・?
減税しても企業は成長しなかった
減税しても景気はよくならない
デフレの原因
あそっか、網野先生が一神教を持ち上げる理由が分かった。「ロシア」というまとまりがロマノフ王朝の侵略による上からの構造ではなくて、「ギリシャ正教」という民衆が下から作った自主的なまとまりだから、ボリシェビキがロマノフ王朝の最大版図を受け継ぐのは当然と、網野先生というか共産党はそういいたいのだな。
だから宗教ではなくて君主でまとまっている日本・英国・スペインの王政は打倒するべき、とそういいたいのだろう。
ということは、ユーロコミュニズムにとってはEUはクリスチャンクラブであり続けなければならないわけか。
そして中国共産党がありもしない「漢民族」という幻想を広めようとしているのも、共産党が侵略王朝である清の最大版図を受け継ぐための条件なのか。
また、アフガニスタン侵略が民衆のソ連に対する忠誠心を動揺させたのは、ソ連にとって初めての本格的なイスラム教国家の侵略であったからでしょう。キリスト教国だからまとまっているという建前が崩れてしまったからです。
ということは意外に建前というのは強力なのか。特に権威主義的国家においては。日本はどんどん文化を支那に発信し、観光客も呼び込んで、日本と支那はこんなに違うということを知らせるべきなのでしょう。
それと四川とか雲南とか広西省とかに住んでいる少数民族への支援をもっと拡大するべきですね。もちろん文化の保全を最大の眼目にして!ツアーを組んで、少数民族の生活を見る観光に出かけてどんどん金を落とすのが一番良いと思います。
十二月十七日【大寒】
網野善彦先生の「日本の歴史を読み直す」を読んでいます。網野先生の史観が分かりやすく説明されていてとても面白いです。
多分学生時代に叩き込まれた唯物史観の影響なんだろうと思いますが、どうも網野先生の頭の中では原始社会が一神教によって解消されて、やがて市民革命が起きて身分がなくなるのがあるべき姿で、日本はまだ遅れている云々と言う私見が所々に出てくるのが多少鼻につきますが、所々おまけのように出てくるそれをのぞけば、よけいな価値判断の全くない実証的な研究成果の紹介が続きます。
十二月十六日
三日目は、関西本線の伊勢市−津間と名松線乗り潰しです。駅前のコンビニで弁当を買い込み、快速みえ号の始発に乗り込みます。松坂駅から名松線に乗り換え。名松線は平成十九年の台風十八号による被害で家城駅と伊勢奥津駅が不通になっており、この区間は代替えバスになっています。
十二月十一日
前回お参りしたときにも圧倒されたのですが、大人二人でも抱えきれないほどものすごく幹の太い杉や檜が何本もたち荘厳な雰囲気の森、美しいせせらぎ、月並みな表現ですが、ここに来ると心が洗われるようです。
十二月九日
伊勢市駅から門前町を歩いて十分くらいすると広い駐車場と玉砂利をしいた広場があり、奥にこんもりとした森が見えます。伊勢神宮の外宮です。外宮に祀られているのは豊受大御神と行って食べ物を作る神様です。
十二月六日
二日目ビジネスホテルなのに充実した朝飯でした。さすが中京圏。八時十分初の列車で武豊へ、知多半島は白い砂地がちの土地に田んぼと工場が点在し、私の田舎の水島とよく似ていました。
十二月三日 【小寒】
学生時代に鉄道研究会に入っていて、帰省では東海道本線を何度も往復していたのですが、実はその周りにある飯田線と武豊線と関西本線の名古屋—亀山間、参宮線にはまだ乗ったことがありませんでした。ずぼらでバイトをしていなかったので金がなかったのと、里が遠かったので帰省だけで体力を使い果たしていたのです。
この前お伊勢さんにお参りしたときに注意して参拝者の様子を見ていましたが、みんなお行儀よくお祈りしていました。まあ帽子を脱ぐのを忘れていた人は何人かいたけれど。私はお宮やお寺が好きで旅行先でよくお参りしますが、神社そっちのけで石や樹木をなでている人というのはあまり見たことはありません。
神社新報がパワースポットばかり注目されることに危惧を抱いていますが考えすぎじゃないでしょうか。それよりも参拝の手順を絵やいろいろな言語で説明するとか、縁起を読みやすいパンフレットにまとめて配布するとか、そういう対策を採るのが先だと思います。それと木はあまりなですぎると痛みますので、その旨掲示した上で柵で囲むとかの対策をするべきではないでしょうか。
それと、メディアがパワースポットをことさら強調するのは、神道や仏教を前面に出すことへのためらいがあるのかもしれませんが、そのあまりにあやしい新興宗教が付け入る余地を作り出しているのは問題ではないでしょうか。パワースポットブームだから皆が寺社におまいりしているというのは知識人が自分の拠って立つ基盤が崩れる恐れから勝手に思い込んでいるだけであって、人々は今も昔も神仏に会うために聖地にお参りしているだけでしょう。つまり実態は神道と仏教のブームなのにパワースポットブームと言うことにしておきたいだけではないかと。
それに昔の人だってややこしい神様の由来とかは知らなかっただろうし、参拝の手順だっていい加減だったに違いありません。昔をやたらと美化するのは今の人を萎縮させてお宮やお寺から遠ざけるだけなので、在来宗教側も直ちにやめるべきですね。
十一月二十七日
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
去年の暮れにパソコンやデスクを買い換え、本なども整理して作業環境を整えました。今年は時事を評論するだけではなく、私の考える未来の姿とか、社会問題の解決策などを提示していくようにしたいです。
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