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2011年1月24日 (月)

貿易黒字=貿易売掛金=貿易債権

十二月二十一日

 恥ずかしながら、ブログ「高校生からの、マクロ・ミクロ経済学入門」を読んで初めて気がついたのですが、貿易黒字というのは要するに海外に売掛金が積み上がっている状態のことを言うのですか。

 それなら貿易黒字じゃなくて、貿易売掛金かもしくは貿易債権と呼ぶべきではないでしょうか?

 売掛金がいくら溜まっても自分は豊かにならない、売掛金を自分の物にするためにはツケで飲み食いをしている長屋の住人(貿易赤字国)から代金を回収して、日本へ持って帰って資本収支を黒字にしなければならない。

 これすなわち日本企業が、海外通貨立ての売掛金を円に戻して、国内に還元させることですから円高になります。今までなぜ円高になるたびに日本が豊かになるのか理解できなかったのですが、これでようやく分かりました。海外の売掛金を回収していたからです。

 なんだ、じゃあ貿易黒字の次には通貨高が来なくちゃおかしいんじゃないか。

 貿易黒字が巨大=国内に富が還元できていないことを意味しますので、支那や韓国やドイツははっきり言ってトンマかマゾヒストなのではないのでしょうか?彼らのGDPがでかい割にはいつまでたっても豊かになれないわけが分かりました。

 支那・韓国・統一通貨ユーロ以降のドイツのように通貨安に依存した貿易黒字立国ではいつまでたっても売掛金の回収ができない(回収を始めたら通貨高になる)のだから、そもそも黒字をためる意味がないではないか。

 しかし経済学の訳語はよくないですね、もっと我々の生活に密着した用語を使ってほしいです。俺が自主的にやってみようかな。

 やっぱ円高は怖くないな、どんどん円高にするべきだ。円高になれば企業は売掛金が目減りするのが怖くなって、円に替えて国内で使おうとするはずだ。

 貿易黒字を国内に還元しようとすると、通貨高になって利益が目減りするのは、長屋の住人が大晦日に米屋をじらして支払いを値切るのと同じ現象ってわけだ。

 貿易黒字を積み上げるのは、ひたすら国内資源を消費して、長屋の住民に貢いでいるのと同じだから馬鹿なのだ。貿易総額(輸入+輸出)が大きくなるのは経済活動の活発化だから意味があるでしょうが、貿易黒字は意味がないんだな。

 日本企業は今こそ小泉政権時代に国民が血反吐を吐いて貯めた貿易黒字を国内へ持ち帰り、従業員へ給与として分配すべきではなかろうか。国民が豊かになれば内需が拡大するので円高なんぞ怖くない。

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