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2011年2月20日 (日)

ロシアが急に北方領土にこだわりだしたわけ

一月十八日

 日本の外務大臣が対外強硬派(と内外から見られている)前原氏になったからだとか、日本の国防の重点が西南方面へ移ったからその空白を埋めようとしているのだとか、中韓を巻き込んで北方領土の既成事実下を進めようとしているのだとかいろいろな見方が出ています。

 どれも正しいと思うのですが、一つ抜け落ちているところがありそうな気がします。ロシアの外交というのは必ず西と東がセットになっています。東で何か積極的行動に出ている時には、西で何らかの変化が必ず発生しています。その西での変化がロシアにとって有利な物であれば、おそらく極東侵出策は本気であり、西での変化がロシアにとって不利な物であれば極東侵出策はハッタリもしくは陽動作戦です。

 そこで気になるのはモスクワやコーカサスでテロが連続していることです。かなり深刻な状況のようです。ロシアの官憲はどういうわけか国内の治安を掌握する力を失っているみたいです。

 私が推測するに、プーチン首相とメドページェフ大統領の間に何らかの齟齬があり、両勢力の間で暗闘が行われているのではなかろうかと思います。そのためお互いがお互いを弱体化させるために、意図的に治安の統制を緩めている可能性があります。

 ということはロシアの極東における積極策には、表に出している目的とは別の意図がありそうだということになります。それがなんなのかはよくわからないのですが・・・ロシアの国際情勢を見る目はプリミティブですが非常に的確です。ロシアの動きから目を離すべきではないと思います。(的確だけれど、必ずしも利益を引き出せずに実行段階で失敗が多いところもまたロシアらしいのですが)

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