統計の話につきまとう胡散臭さ
統計の素養がある人に物事が連続して起きることを尋ねると決まって「統計的にはそういうことがあるんだよ」で済まされてしまうわけですが、どうも納得がいきません。
事象の発生をある数学モデルで表現すれば、そりゃ何事もその数学モデルで説明できるのは当たり前のことだと思うのです。
大量生産の現場では品質管理によく統計的手法を使います。不良品の連続発生が起きたとします。現場をよく調査してみます、すると作業員が疲れていたとか、工具が摩滅していたとか、原因が見つかる物です。
作業員が疲れていた、工具が摩滅していたというのは長い期間の間では確率的には起きる異常な事態だと思います。作業員がその引きを取り直して熟睡すれば、不良品の連続は減ります。
だいたい、3σの枠に収まる範囲の異常事態の連続でも、何らかの要因がかんでいることは多いです。経験的に言って。
ただたんに確率的に起きている訳じゃないんです。やっぱ連続して異常事態が起きるのは、確率の問題ではなくて原因があるのだと思います。
だから太平洋西部全体で巨大地震が増えているのもつながりがあるんじゃないかな・・・と何でも原因を見いだしたがる理系の人間は思ってしまうわけです。
« 痛し痒し | トップページ | 地震に関する着想 »
« 痛し痒し | トップページ | 地震に関する着想 »


コメント